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「こうなったら身体目的?」エッチでわかる彼氏の変化!【神崎桃子の恋愛スパルタ塾vol.72】

  • 2020.10.8
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悲しいかな、男の行動には変化が訪れるもの。

「前はあんなによくしてくれたのに」

「前はこんなんじゃなかったのに」

付き合ううちに彼の優しさは損なわれ本当の姿が見えてくることも……。

そんな行動の変化のひとつに性行為があります。

確かに最初は好きという気持ちがあったかもしれないけど、こうなったら「冷めてきてる」のかも。

今回の恋愛スパルタ塾は「エッチのときにわかる彼の変化」をレクチャー。

彼の変化その1.前戯が適当になる

・「女にとっていちばん大切なのはそういう気持ちにさせる雰囲気なのに……。自分が先にシャワーを浴びにいってしまうし、前戯は必要最低限だし、テレビや明りを点けたまましようとするし……。もう、なんなの?結局は気遣いのない人だったんだと悲しくなります」(30代女性/販売)

――女は「そこに至る過程が大事」なのに、いまじゃムードもへったくれもない。

雰囲気作りもなく

「前戯も超適当で雑!」

「前はあんなに丁寧にキスやハグをしてくれてたのに!ホント同一人物?」

なんてことない?

前なら指を絡めたとき、キスしてくれるとき、そんなスキンシップの動作ひとつひとつで、目をじっとみつめてきたり私の名前を呼んでくれたのに……。

「今じゃちゃんと顔さえ見てもくれない」なんてことも!

好きな男性から瞳を覗かれると女性はキュンキュンして嬉しいものなのに。

たとえ「好き」だの「愛してる」だのと言われなくとも、男の眼差しから“愛”を受け取ろうとするのが女だもの。

だいたい前戯ってただ触るという行為だけじゃなく、自分の愛情を表現する場なのにね。

そこで手抜きする男は最低よ。

感受性に優れている女性はそういうことに時間をかけてくれる男性が一番。

彼の変化その2.自分のペースしか考えない

・「前は私のペースに合わせてくれてたのに、今はすっかり自分のペースでことを運ぼうとする。『大丈夫?痛くない?』『もっとこうしたほうがいい?』とか気にしてちゃんと聞いてくれてたのに。今じゃ『もう、いい?』って急かしたりして……私を気持ちよくさせたいって気持ちはないんでしょうね」(40代女性/インテリア)

――男性に気持ちがあるときは彼女を優先させるもの。

自分の快楽よりも彼女をよくさせたい、彼女を悦ばせることをしたい、それに重きを置く……。

基本的に男は辛抱強くないし、できればすぐしたい生き物。

そもそも本気で好きな女でなければ、相手より自分が楽しむことを優先しようとするのが男の性。

今の彼が「自分の欲求を我慢しない」「自分のペースを押し通そうとする」ようなら考え直したほうがいい。

なんたって何より女が許せないのは「思いやりのないセックス」だよね。

彼に愛があれば目の前の女性の状況を気にしながら、合わせようと努力はしてくれるものだから。

彼の変化その3.アフターがなくなる

・「前は行為のあとでもキスをしてくれたり腕枕をしてくれてたのに……。今じゃ終わるとソッコー背中向けて寝ちゃってる。昔は済んだあとこそ『幸せな気持ち』でいっぱいでした。最近彼とエッチしても一人で置いてきぼりな感じで寂しいだけです」(40代女性/編集)

――男の仕組み上、行為後に急速に興奮が冷めてしまうのは仕方のないこと……。

しか~し、以前はつないだ手を離さなかったり、腕枕をやめなかった……なんてことだと

女側には必ず不満が生まれるよね。だってそこで「わたし、本当に愛されてるんだ」って幸せを噛み締めていたのだから……。

男はその時100メートルを全力疾走するほどのエネルギーを消耗するなんて言われてるけど、相手を「愛しい」という思いがあればその後だって自然と優しい気持ちになれるはず。

そりゃ、「朝まで腕枕」はしんどくても(笑)頭を撫でる、おでこにキスする、などのスキンシップくらいしてくれてもバチは当たらない。

女性にとってのアフターとは「この人に抱かれて良かった」という実感が湧くひととき……。

女が求めてるのは快感というより「幸福感」なのよね。

彼の変化その4.生理や体調がよくないのにしようとする

・「昔は“エッチのないデート”もあったのに、今は“会えば必ず”って感じ。しかも、生理や体調がよくないときでもごねる。『今日はダメなの』と断っても『え、俺は気にしないよ。大丈夫だよ』……って、何が大丈夫なんだか!!」(30代女性/エステシャン

――好きな相手とは時間そのものを共有したいもの。

何より大事なのはすることでなく、2人が一緒にいることであってほしいのに、それこそ体調がよくないときに求めてこられたら

「わたしって一体なに?」

って感じるよね。

ま、男性は相手のことを本当に思っていたら「できない」と知っても「え?なんで前もってわからなかったの」などと不満を漏らしたり、ガッカリ感を出したりはしない。

それまでは期待に胸も股間も膨らませていたとしても、「顔で笑って心で泣いて……」が男の美学ってもの(笑)

たとえ“予期せぬお預け”にショックは受けても「そっか、仕方ないよ」と涙をのんで微笑んでくれるのが本物の彼氏!

女性が生理だと知って機嫌が悪くなるなんて言語道断。むしろ体調を気遣うのが男の役目ってもんだよ。

本来は「会うこと」が何よりの目的でなければならないのに、その彼にとっては

「エッチすること」が目的となってる。

女性の生理やPMS、身体の不調のときこそ“男の本性”が見れるチャンスとも言えるよね。

【神崎桃子の恋愛説法;自分のこと差し置いて我慢してくれる男こそあなたが愛すべき人】

大事なのは身体が交わればいいのではなく

「心と心が通い合うかどうか」なのよ!

それがないようなら付き合っていても女には虚しさが募るだけ……。

自分のしたいことや要求を差し置いて“あなたのことを考えてくれる男性”こそが、あなたを幸せにできる男なの。

(恋愛事情専門家/恋愛コラムニスト・神崎桃子)

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