田中みな実の「ツヤ肌の秘密」知りたくない？メイク現場にこっそり潜入しました♡

撮影日に、メイクのために用意されているのは約1時間。誌面で素敵なモデルさんたちを、その間にどんなふうに仕上げていくのか「のぞき見してみたい！」と思ったことがある人は多いはず。

今回は、いつもお世話になっているヘアメイクアップアーティストの山下智子さんにフィーチャーし、裏側を詳細にレポート！アイテムやテクをマネすれば、メイクがもっと楽しくなりそう♡

・百花レディがお手本にすべき透明感あふれる色っぽメイク

ノースリーブワンピース￥24,000／アプワイザー・リッシェイヤリング￥2,864／アビステ

洋服やTPOに合わせたメイク＆ヘアアレンジのバランスを大事にする山下さん。そのバランス感覚の良さから、実は美人百花では、みな実ちゃんのファッションページのメイクをほとんど手がけているんです。こまやかな気遣いや、優しい人柄も人気のポイント！

・ヘアメイクアップアーティスト山下智子さん

美人百花でも超おなじみ。田中みな実さんからはテレビでも直接ご指名があるほど信頼度高め。

（1）日焼け止め下地を塗る

軽くて薄づきなYSLのUV下地をおでこ、頬の三角ゾーン、あご先、まぶたの上にのせ、肌が引っ張られないよう優しいタッチで首まで塗り広げる。

軽いテクスチャーが肌の透明感とツヤをアップ。

ピュアショット U V50 SPF50+・PA++++ 30ml ￥ 6,500／イヴ・サンローラン・ボーテ

（2）カラー下地を塗る

シャネルのピンク下地をUV下地と同じように塗り、色むらやくすみを飛ばしてトーンアップさせる。〝重ねる＝厚塗り〟にならないように、アイテムごとに薄く重ねると透明感が出ます。

肌色を補正しながら、輝きのある均一で明るい艶肌に整えるピンク色の下地。

シャネルルブランラバーズオーキデ／山下さん私物

（3）2色のファンデを混ぜて塗る

一番明るいカラーと、標準色の2つを混ぜて地の肌色に近い色を作り、広げていく。まぶたの上や目頭など細かいところは薄くトントンと塗り、スポンジで余分な液をオフ。

ぴたっと密着し、素肌っぽいツヤ肌に。

ロングラスティングリキッドファンデーション SPF22 ・PA ++ 30ml（上から）00、30L 各￥ 9,000／ともにアンプリチュード

（4）コンシーラーを塗る

まずはクマが気になる範囲に、ムーのコンシーラーの左側を指でトントンと塗る。クマにはオレンジ系の色がおすすめ。保湿力があり、柔らかい質感が目元にフィット。

気になるクマやシミを自然にカバーしつつ、ツヤっぽさも。

m.m.m ヌードコンシーラー SP F42・PA+++ 01 ￥3,500／コスメキッチン

次にYSLのハイライトを、ムーのコンシーラーを塗ったクマ部分の下側に、放射状に塗る。コンシーラーとハイライトを塗った境目をスポンジでぼかして整える。

筆タイプなので厚塗りにならず、きれいにカバーできる殿堂入りアイテム。

ラディアントタッチ 2 ￥5,000 ／イヴ・サンローラン・ボーテ

（5）フェイスパウダーで仕上げる

粉がつきすぎないように、パフにパウダーをしっかりともみ込んでから、お顔全体を軽く押さえていく。アイシャドウがよれにくくなるので、まぶたの上にものせるのがポイント。

皮脂をコントロールし、メイクくずれを防ぐ。

ルースセッティングパウダートランスルーセント ¥4,800／ローラメルシエジャパン

これで、ベースメイクは終了！次は、ポイントメイク、ヘアアレンジに移ります。次の記事をお楽しみに♪

掲載：2020年9月号「撮影前にメイクルームで起きていることすべてお見せします」

撮影／田上浩一スタイリング／筒井葉子（PEACE MONKEY）ヘアメイク／山下智子モデル／田中みな実取材・文／池野もも