1. トップ
  2. おでかけ
  3. ナイキが目指す公園の未来とは? 豊洲に1年限定のスポーツパークがオープン

ナイキが目指す公園の未来とは? 豊洲に1年限定のスポーツパークがオープン

  • 2020.10.8
  • 1905 views

世界の大都市の中でも公園面積が圧倒的に少なく、スポーツができる場所が足りてないと言われている東京。そんななか、「Nike(ナイキ)」がスポーツの日常化を試みるために新たなスポーツパーク「TOKYO SPORT PLAYGROUND SPORT .ART」を豊洲にオープンした。

これまで東京はスポーツをしやすい環境が整っていないこともあり、日本の若い世代はスポーツをすることが少ないと言われてきた。そんな課題を解決すべく約1年間の期間限定でオープンした「TOKYO SPORT PLAYGROUND SPORT .ART」では、年齢やスポーツの経験、スキル、障がいに関係なく、すべての人がストレスなくスポーツを楽しむことができるように、インクルーシブデザインを取り入れた新時代のスポーツパークを目指している。

例えば、ジェンダーレストイレやバリアフリーデザイン、車椅子のまま乗降できる遊具・シャワールームなどを完備。子どもたちが自由な発想で楽しめる遊具も採用している。また、公園にはサステナブルなデザインも取り入れており、ランニングトラックや広場などのフロア素材には、ナイキ製品の製造工程で発生する廃材を再利用した「Nike Grind」を使用している。

さらに、「無印良品」の「自分で詰める水」と連動し、無料のウォーターサーバーを設置することで、脱プラスチックにも挑戦。スポーツの未来だけでなく、地球環境に配慮し、持続可能な社会について考えるきっかけも与えてくれる。

パーク内は6つのエリアからなり、形や高低差に非日常感あふれるランニングトラックやボルダリングから着想した立体ジャングルジム、ストリートのあらゆる要素が詰まったスケートプラザなど、さまざまなスポーツに興じることが可能。それぞれのエリアは、エアマックスやワッフルトレーナー、コルテッツといったナイキのシューズにインスピレーションを得たデザインをグラフィックで表現しており、ナイキの歩みも知ることができる。

今後はバスケットボールや陸上などのスポーツイベント、ファミリーやキッズ向けのイベントなどを実施予定。気軽に体を動かし、その楽しさを体感できるだけでなく多様な個性に出会う、スポーツを通したポジティブなストーリーに身を投じることができそうだ。

元記事で読む
の記事をもっとみる