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疲労回復に!ピクルスと並ぶイギリスの伝統的な保存食「ピッカリリ」の作り方

  • 2020.10.7
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紅葉が街を彩り、各地で収穫祭(Harvest Festival)が行われるこれからの季節。イギリスでも秋の農作物をジャムやピクルスにすることは古くから行われてきました。イギリスの家庭ではキッチンに瓶詰めされた保存食がずらりと並び、ホームメイドに限らずマーケットやスーパーにも多くの保存食が売られています。

Photo by Caroline Attwood on Unsplash
Photo by Caroline Attwood on Unsplash

イギリスといえばパブが有名ですが、パブの定番メニュー「フィッシュアンドチップス」と同じように「プラウマンズ・ランチ」というものがあります。プラウ【plough】とは農具、プロウマン【ploughman】で農具を持っている人つまり農夫です。その「農夫の昼食」がプラウマンズ・ランチと呼ばれ、畑で簡単に食べられるようなパンやチーズ・ピクルス・ハム・フルーツなどのコールドランチを指します。

「プラウマンズ・ランチ」と名付けられたのは、1950年代イギリス全土の乳製品の販促プロモーションとされていますが、昔の農夫たちのランチボックスはお洒落にアレンジされ今でもイギリスの食文化に取り入れられています。

Photo by Vincent Creton on Unsplash
ロンドンにあるパブ Photo by Vincent Creton on Unsplash

その中でパンやチーズ・ハムのレリッシュ(付け合わせ)として代表的なのが「ピクルス」と「ピッカリリ」です。ハンバーガーやホットドッグに添えられたピクルスは馴染みがあると思いますが、ピッカリリとはターメリックが使われていることからインディアンピクルスとも言われ、カリフラワーを主にきゅうり・玉ねぎ・にんじんなどのさまざまな野菜を漬け込んだものです。ターメリックの他にイングリッシュ・マスタードが入っており、イギリス式にアレンジされたイギリスの伝統的な保存食です。

イギリスの伝統的な保存食「ピッカリリ」のレシピ

それでは簡単なピッカリリの作り方をご紹介します。

材料(500ml瓶3個分)
  • カリフラワー … 500g
  • 玉ねぎ、ズッキーニ、にんじん、パプリカなどお好みの野菜 … 500g(野菜全て合わせて1kgになれば良い)
  • モルトビネガーやサイダービネガーなどお好みの酢 … 500g
  • イングリッシュマスタードパウダー …大さじ3
  • コリアンシード …大さじ1
  • マスタードシード …大さじ2
  • クミンシード …小さじ2
  • ターメリック …小さじ1
  • 小麦粉などお好みの粉 …大さじ1
  • お好みの砂糖 …200g
  • ローリエ …2枚
Photo by Louis Hansel @shotsoflouis on Unsplash
Photo by Louis Hansel @shotsoflouis on Unsplash
作り方

① 野菜一口サイズにカットしたら、ボウルに入れて塩大さじ2を全体にまぶし、蓋やふきんで蓋をして室温で4時間置く。

② ①を水でよく洗い、しっかりと水を切る。

③ マスタードパウダー、コリアンシード、マスタードシード、クミンシード、ターメリックにビネガー100gを入れペースト状によく混ぜる。

④ 鍋に残りの500gのビネガー、砂糖、ローリエ、ひとつまみの塩を入れ沸騰させる。

⑤ ④に③を少しずつ加えながら混ぜ合わせ、②の野菜を入れ全体をよく混ぜる。

⑥ 殺菌した瓶に⑤を入れて6週間ほど味が馴染むのを待つ。

野菜はお好みのもので良いですが、カリフラワーは必須。ビネガーや砂糖もお好みに合わせて量を調整してください。ビネガーと野菜の成分で疲労回復や便秘解消、ターメリックの作用に高い抗酸化作用もあるので体にも良いとされています。

是非イギリスの味をご家庭でお試しください。

ライター/成瀬美紀
ヨガインストラクター。2010年にピラティス・ヨガを始める。その後、国内外でピラティスやヨガ・サップヨガなどのインストラクター資格を取得し、東京にてインストラクターとして活動。 現在はイギリスロンドンに在住。

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