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ウィリアム王子とヘンリー王子の確執、決定打はダイアナ元妃の弟だった?

  • 2020.10.6
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イギリス王室の内情を明らかにする書籍が、また新たに出版される。誰もが深く興味を示しそうなその本のタイトルは、ドラマティックな印象からはほど遠い『Battle of Brothers(バトル・オブ・ブラザーズ)』。

歴史家で伝記作家のロバート・レイシーが、ウィリアム王子とヘンリー王子の兄弟が不和に陥った原因など、王室内のさまざまな問題について掘り下げている。

同書が主に取り上げているのは、ウィリアム王子とヘンリー王子の間に生じた亀裂について。兄弟の不仲の原因が、メーガン・マークルとの関係を性急に深めていくヘンリー王子を心配したウィリアム王子の言動であることは、すでに知られている。

だがレイシーによれば、ウィリアム王子がこの問題で、母ダイアナ元妃の弟であるスペンサー伯爵を頼ったこと、兄弟の問題に叔父を巻き込んだことが、ヘンリー王子がさらに怒りを爆発させることにつながったという。

『デイリー・メール』紙が掲載した同書の抜粋には、次のように記されている。

「ヘンリー王子はそれでも、(メーガン妃との関係を)ゆっくり進めていくことを拒否した。王子が叔父を責めることはなかった。故ダイアナ元妃の弟が、(甥たちを)助けたいと考える理由は理解していた」

「その一方で、ほかの家族を問題に引きずり込んだ兄に対して、ヘンリー王子は激怒。兄弟間の亀裂は明確なものとなった。公に団結した姿を見せる必要があったときには、和解や関係の修復がみられたこともあった。だが、怒りと不信感、そして“距離”は、いまもなお残されている」

同書はまた、ヘンリー王子の長男アーチーの(洗礼時の)代父母が明らかにされないことを巡る問題についても触れている。

発売日は10月20日の予定。どのような反響を呼ぶことになるだろうか、その内容と続報が気になるところ。

Photos: GETTY IMAGES From COSMOPOLITAN

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