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あなたは憧れる?日本ではまだまだ少ない「女性管理職」のメリット&デメリット

  • 2015.5.15
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「学生のときは、何も考えていなかったけど、これからのキャリアってどう築いていけばいいんだろ……」こんなふうに悩んでいる働き女子も多いのでは?

女性って、男性よりも生き方・働き方が多様に用意されているもの。しかし、自由だからこそどう生きるべきか悩んでしまいますよね。

仕事をがんばりたくて“管理職”に憧れを抱いている人の中には、思いはありつつもなかなかそこに向かって進めなかったり、躊躇してしまったりしている人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は外資系人材紹介会社ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社が実施した「2015年度 ヘイズ アジア給与ガイド」の調査結果を参考に、女性管理職のメリット・デメリットについてご紹介します。

 

 

■日本の女性管理職比率はわずか19%

上述の調査結果によると、アジア全体の女性管理職比率が平均29%であるのに対し、日本はわずか19%だということが判明したんです!

最も女性管理職が多かった国は、中国(36%)、続いて、マレーシア(34%、前年29%)、香港(31%、同33%)、シンガポール(27%、同27%)となっており、日本は依然として最低水準に留まっています。

調査結果では、日本にはまだ男女平等に働く機会がまだ設けられていない、あるいはキャリアアップできるような環境が整っていないと指摘されているんです。

仕事に生きたいけど、その分、犠牲にしなければいけないものもでてきてしまう……。それが、日本の女性管理職の実情なのかもしれませんね。

■女性管理職になる2つのメリット

では、女性管理職のメリットはどのようなところにあるのでしょうか? 2つピックアップしてみました。

(1)給与よりも仕事自体に満足できるようになる

女性管理職に就くと、給与よりも仕事自体に満足できるようになる人が多いとか。給与を気にしなくなる分、仕事の質を高めようと前向きに努力できるのかもしれませんね。

女性管理職に就くことによって、仕事上でのやりがい以上の“生きがい”を見つけることができるのかもしれません。

 

(2)部下を育てる楽しさを知る

管理職になるからには部下をとりまとめる必要がでてきます。慣れないうちは当然、部下との衝突もあるでしょうが、一山乗り越えてしまえば、部下の成長を見届けられることに喜びを感じられます!

1つのチームで目標に向かって突き進んでいくことに充実感を覚える方も多いみたいですね!

 

■一方でデメリットも……

やはり女性管理職になるからには、それ相応の覚悟が必要に。

“自分の時間”を意識しているようでは、もしかしたら務まらないかもしれません。

趣味の時間はもちろん、プライベートの時間がとれないことは覚悟しておいた方がいいでしょう。もし、配偶者または恋人がいるなら、仕事が軌道にのるまではすれ違ってしまうことも頭に入れておいて。女性管理職は、想像以上に多くの犠牲を払う必要があるのです。

 

いかがでしたか? 女性管理職を目指していくには、それなりの覚悟を必要としますが、誰よりも“やりがい”や“生きがい”を見つけられるといって間違いないでしょう。

「自分から“仕事”をなくしてしまっては自分じゃなくなる!」という方は、積極的に管理職への道を検討してみてもいいのかもしれませんね。どちらにせよ、周囲の喧騒は気にせず、あなたらしく歩める道を選んでみて!

 

【参考】

※ 「2015年度 ヘイズ アジア給与ガイド」調査結果 – 外資系人材紹介会社ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社

 

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