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色褪せない名作から話題作まで。「HIBIYA CINEMA FESTIVAL 2020」が開催

  • 2020.10.5
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日本初のロードショーを実現させた日比谷を代表する大劇場「日比谷映画劇場」が惜しまれつつも閉館してから35年。かつて日本映画の中心と言われた地で、地外設置の大型ビジョンに作品を映し出す野外映画祭「HIBIYA CINEMA FESTIVAL 2020(日比谷シネマフェスティバル)」が、10月16日(金)〜11月8日(日)に開催される。

今回で3回目となる「HIBIYA CINEMA FESTIVAL」。これまでさまざまな視点で新しい映画の楽しみ方を提案してきたイベントだが、今回は、映画史を彩る街・日比谷ならではの作品ラインナップと安全で快適な野外の空間をキーワードに、複数のイベントを実施する。

ひとつは10月16日(金)〜10月30日(金)までの期間に開催される「日比谷映画劇場 おかえりなさい上映会」だ。1934年の開業から、世界の名作を次々と世に送り出し、映画が娯楽の花形だった時代を牽引してきた日比谷映画劇場。1984年に閉館した当時の最終興行企画「生まれて半世紀! さよならフェスティバル」をオマージュしたイベントだ。『アラビアのロレンス』や『ローマの休日』など不朽の名作を大型スクリーンで鑑賞できるまたとない機会だ。

また期間中に、日本映画を字幕付きで上映する「トロント日本映画祭in日比谷」も開催。一部作品で監督やプロデューサーの登壇があり、直接話を聞いて映画を深く知ることができる機会も。また、英語の勉強がてら日本語のセリフが英語でどう訳されているのかに注目して、普段とは違う映画の見方をするのもオススメだ。

他にも、日比谷に点在する映画館「東京ミッドタウン日比谷」や「日比谷シャンテ」では、「『キネマ旬報』の表紙で振り返る映画女優展」を実施。1919年に創刊し世界でも最も長い歴史を持つ映画雑誌、『キネマ旬報』の1950〜60年代の表紙を約30点展示し、映画祭のムードを盛り上げる。オードリー・ヘプバーンやマリリン・モンローなど、今見ても美しく華のある大女優の姿を見ながら、ノスタルジックな気分に浸りたい。

閉じた空間でみることの多い映画を、野外大型ビジョンを中心に楽しむこの映画祭。映画作品を楽しむだけでなく、映画の面白さを再発見できる体験が満載だ。

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