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彼のことを信頼しているからこそできる!? ケンカをしても、仲直りできる女性が実践している3つのこと

  • 2015.5.14
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とあるカップルは、ひと月に1回ほど派手にケンカしています。一度だけ、3人で話しているときに二人がケンカを始めました。すごい勢いで言いたいことを言いまくる二人を見ていると、こっちがハラハラして落ち着かないものでした。30分くらいしてようやく落ち着いたと思ったら、今度は熱いハグ。あのときほど「やれやれごちそうさま!!」と言いたくなったことはありません。

ケンカの後もお互いにカラッとしているイタリアのカップルを見るたび、そのコミュニケーションスキルの高さに驚かされます。お互いの気持ちと信頼がある上でできることとは言え、ぶつかりあっても元に戻れる秘訣がどこかにありそう。そんな彼らから学んだ、上手なケンカのコツをご紹介します。

1.相手をある程度立てる

ワンマン社長をパートナーに持つ、とある知人女性がいます。彼はプライドが高く豪快な人。怒らせたらただじゃ済まなさそうだな…と勝手に想像して彼女に質問してみると、「その想像がだいたい合ってるけど、意外とケンカを収めるのは簡単よ」と彼女から予想外の答えが返ってきました。「最初から自分の意見を100%通さない」のがうまく収めるコツで、「あなたの言うことにも一理ありそうね」といったん相手を立てた上で、残りの言いたいことを言うのがいつものやり方ということでした。

この方法で彼女の意見が通らないことはほとんどないそう。社長という仕事柄、プライベートも華やかそうなイメージに比べ、彼は彼女以外に浮いた噂一つ聞いたことがないという奇特な人なのですが、こういう彼女の賢さに彼はメロメロなのかもしれない…と感じたことをよく覚えています。

2.愛情を試さない

バツイチで子供ありのキャリアウーマン、2回目の結婚ではご主人が14歳年下という知人女性は、ケンカのときに必ず守っているマイルールがあるそうです。「子供をダシにしない、彼の愛情を疑うことを言わない。3人家族になったんだから、これだけは守らないとね」と笑う彼女でしたが、そのルールを作るまでには一波乱ありました。

彼とまだつき合っているときに、つまらないことで始まったケンカがエスカレート。「どうせ私のことなんか『金稼いでくるオバさん』くらいにしか思ってないんでしょ!」と暴言を吐いたところ、彼が突然沈黙。次の瞬間家を出て行ってしまったそうです。携帯にも出ない彼の行く先を知るため彼の机の上を探すと、パソコンの後ろからリボンをかけられた指輪の箱が…。

やっと居所がわかった次の日、すぐ迎えに行き心から謝ったそうです。「あのとき人生で一番後悔したわ。それ以来、言いたいことだけ言うのはやめたの」と苦笑いしながらつぶやいた姿は、そんな経験も二人で乗り越えてきた強い絆を感じられるものでした。

3.過去をむしかえさない

幼稚園のときから同じクラス、つき合い始めたのは学生時代を合わせてかれこれ20数年、というツワモノカップルがいます。それだけ長い間お互いのことを知っていれば、たいしたケンカもしなさそうに見えましたが、意外とそうではないようです。「彼がけっこうナイーブにできてる人だから、昔は一度ケンカすると長かった。かなりうんざりするわよ」と彼女が冗談混じりに話してくれました。

割とイケメンな彼には学校や職場内でもファンが多かっただけに、浮気疑惑が持ち上がることもしばしば。その度にケンカを含め、とことん話し合ったそうです。「だいたいケンカの理由は同じだったわね。だから『あのとき××だった、○○だった』と昔の話をむし返したくなるけど、それだけはやめた。ケンカが堂々巡りになると、終わりが見えなくて相手の何もかもが嫌になる。そういうとき、自分の顔ってすごいブスになるのよね」と言う彼女。今でもそのルールを守っているおかげで、どんなに長くても1時間程度でケンカが終わるということでした。

価値観が違う二人が一緒にいる以上、まったくケンカしないわけにはいきません。お互いに歩み寄り理解しあうためにも、上手に切り抜けるコツをぜひ実践してみてくださいね!

(金丸 標)

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