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ほとんど強制!? 忙しい親が“PTA役員”の任務をうまく乗り切る方法

  • 2015.5.14
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【ママからのご相談】

PTAの付き合いが煩わしくてツライです。共働きの家庭が増えるなか、専業主婦の私は時間があると思われているらしく、会議後のティーカップの片づけまでやらされています。

子どもを家に置いて夕方の会議に出て、その日は晩ご飯の支度もままならずにお弁当を買って帰る……なんだか滑稽です。どうしたらPTA付き合いをうまくやっていけるのでしょうか。

●A. 誰かがやらなければならないPTA役員ですが、不条理なことがある場合には権限のある方に伝えましょう。

ご相談ありがとうございます。どっふぃーです。

子どもを持つ親が乗り越えなければならない壁が、PTAです。役員にならないようにと皆さん必死。役員になったあかつきには、無償で貴重な時間を提供させられることになってしまいます。

今回は、PTA役員を上手に乗り切った経験を持つ先輩パパ・ママにお話しを伺ってきました。

●なにかしらの仕事があるのが親なんです

「僕は日中に仕事がありますし、妻は看護師なので夜も働いています。僕が一度PTA役員になったときは、『決まったんだからやって当たり前』みたいな空気があって納得できなかったのでハッキリ言いました。皆さんなにかしらの仕事があるなかで時間割いてやってるんですから、決めることはサッと決めて、あとは腹くくってやりきるしかない。半ば強制ですから、お互いの事情を理解して思いやりながらやるのがいいですよ」(10才の男の子のパパ・40代男性)

自分は忙しい、でも忙しいのは自分だけではない……そう思って役員同士がお互いに思いやりを持って役割分担していかないといけませんよね。専業主婦だからといつもティーカップの片づけをさせられるのは不条理極まりないこと。家事育児があるんですから、ここは堂々と、「片付けは持ち回りにしてほしい」など要望を会長なり権限のある方に伝えていいでしょう。

●本人不在で進んだ話は、ハッキリ断ってよし!

「うちのPTAで起こった事件といえば、本人がやると言ってもいないのに推薦の話が出て、その人を無理やり役員にさせたこと。本人の意思がない状態での強制はおかしいですよね。その方はきちんと経緯を説明しに学校へ出向き、推薦の話をなしにしてもらっていましたよ。こんなことがまかり通ったら困りますもんね。当たり前の対応だと思いました」(5才の女の子と12才の男の子のママ・40代女性)

普通はありえないような事態も、PTAでは実際に起こっており、本人がいないところで勝手に話が決まってしまうことも珍しくないようです。自分の望んでいない役職や仕事を任されそうになったときは、しっかりとその旨を伝えましょう。

●やるからには責任感を持って。家族にも協力をお願いしましょう

「結局誰かがやらなければいけないのがPTA。『自分にその順番が回ってきたんだな』と、家族に協力を求めました。大変ですが、何十年とやるわけではありません。やると決まったからには責任を持ってやりきることが、親として成長するよい機会なのではないかなと思いました。ツライこと、煩わしいことたくさんありましたが、やりきった今となっては務めを果たした達成感でいっぱいです」(10才の女の子のママ・30代女性)

確かに、誰かがやらなければならないのがPTA役員。出来ることなら避けたいと思いますが、それでも避けきれないときは責任感を持って臨むしかありません。家族の協力と理解を得ることができれば、しっかりと活動に打ち込むことができますね。多少の煩わしさや不条理に耐えることで、親としてまた一回り成長できるよい機会となってくれることでしょう。

●ライター/どっふぃー(船舶料理士)

元海上保安庁職員。海のコックさんをしながら人命救助業務に従事していた変わり者。出産後、夫の転勤のため泣く泣く退職し、現在は一姫二太郎のママ。「人の役に立ちたい!」という気持ちは主婦になった今もブレず、現在はフリーライターとして多方面に記事を執筆中。“ためになる記事、役に立つ記事”を広く世に配信すべく、日々執筆活動をしています。

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