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【星占いが話題!Sayaインタビュー】月間占い「マインドフルネス占星術」に込めたメッセージとは?

  • 2020.10.3
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ーーまずはSayaさんの、占いと出会いについて教えてください。

Saya 私はもともと、ライフスタイル誌の編集者でした。忘れられない1999年の月食の晩、とある著名な占星術家の方とお会いする機会がありました。ユング心理学などの研究もされていて、彼の翻訳した心理学の本がとてもよかったので、知人を介して紹介してもらったんです。青山にあるレストランのプールサイドで、月食を眺めながら会食をしていると、ふとその方が「月の星座は何?」と私に聞いてくださったんです。まだ20代だったので、「月の星座なんてものがあるんだ!」と、一瞬で星と恋に落ちてしまって……それが最初のきっかけでした。それから来る日も来る日も、当時勤めていた出版社近くの書店の占いコーナーに通い詰めて。ホロスコープという星の配置図の存在も知り、「これを読めるようになりたい」という一心で、お風呂にまで持ち込んで占星術の本を読む毎日(笑)。そうしてホロスコープ・リーディングをマスターしていく道ではさまざまなご縁が新たなご縁を呼んで、占星術はもちろん心理学やスピリチュアルな専門家の方々ともお会いする機会が重なり、夢中で学びを深めていきました。

Saya
アストロロジー・ライターSaya

ーー「星」を知っていくことで、ご自身の日々にはどんな変化が感じられましたか?

Saya「星」に限らないと思いますが、好きなものがあると、それをキーにどんどんと世界が拓けていくものです。ユング学会で先ほどの方がお話をするという講演会に行ったら、そこで別の占星術家の勉強会に誘われて参加することになったり。高円寺のあるお店でギターの生演奏を聴きに行ったら、そこで別の出版社の女の子と出会い、2人とも占星術が好きだというので仲よくなったり。「星」は、いろいろなシンクロニシティ(意味のある偶然)も呼び込んでくれた気がします。

占星術は、太陽系の惑星の動きに12星座の象徴を紐づけたもの。約2日半で星座を動く月、ひと月で動く太陽、星たちの「逆行」など、星の動きによって、私たちの心も、地上の事象も変わります。星を読んでいると、「天で起こることは地でも起こる=私たちの心でも起こる」ということを実感します。天と地はつねに同調していて、とくに地球は太陽系の一員なので、太陽系の星の動きにシンクロしているんですね。占星術が本当のことなんだと実感できるようになると毎日がとても楽しくなり、いつも星々と自分とがつながっているので、あまり迷いがなくなります。

一人一人に自分の生まれた瞬間のホロスコープがあり、一般的な「太陽星座」、もっと感情的な部分を表す「月星座」、自分の好みを表す「金星星座」など太陽系の惑星星座をもっています。生まれたときのホロスコープ・リーディングではこれらを読んでいきますが、自分や関わる人たちの月星座を知っていると、「こういう性質があるからこういう言動をするんだな」と理解できたり、「ありのままの自分・ありのままの相手」を受け入れられます。すると、「なんでこんなことするの?」と感情に任せてイライラせずに、一歩引いて客観的に見られるので、他人や物事に過剰に反応して振り回されることも少なくなるんですね。星は、そんなツールとしても魅力的です。また、現在の星の動きを見ていくと、水星や金星といった惑星が「逆行」する期間がありますし、もっと長いスパンで俯瞰すると、30年に一度、自分だけに訪れる転換期があったり。そういった星の動きが、そのときの悩みや学びのテーマ、自分の転機などを紐解いてくれて、人生に活かせるヒントになることも多々あります。10月5日に発売予定の新刊『星を味方につける生き方、暮らし方~不安な時代に翻弄されずに私を生きる~』(集英社)でもそうしたヒントを詳しくご紹介しているんですが、星を知ることで、今ここの在り方、とらえ方も前向きになります。

ーーSayaさんの占いスタイルには、どんな特徴がありますか?

Saya もともとは素敵な部屋やインテリアのムックを作りたいと思って編集者になりましたが、部屋の中と同じように、心の中、宇宙の中など、私は物事の内面を深く見つめていくことにとても惹かれます。次第に、星読みを通して皆さんのハートの鍵を開いてあげたい、内面の調和へ導いてあげられたらな、と思うようになりました。そうしてフリーランスで編集・執筆のお仕事をするようになって数年後、2008年からは「エル・オンライン」で、連載を始めさせてもらいました。星と出会ってもう20年ですが、私の読み方は教科書どおりではないと思います。私自身がたくさんの星まわりを経験して、個人セッションなどを通して多くの方々の悩みや心と向き合うなかで積み重ねてきた背景が、生きた言葉になっています。自分で文章まで書く方って占星術家のなかでも実は少ないのですが、私は自分で星を読み、星を紡ぎながら原稿を書くことで、「心に寄り添う占い」と言ってもらえる。それは、とても嬉しいですね。同時に、いつも意識していることは、暮らしに役立つものであること。読み手の暮らしとかけ離れたものにならないようにしています。

ーーSayaさんは、人気の占い連載をたくさん担当されていますが、「マインドフルネス占星術」は、どんなことに着目した占いなんですか?

Saya お仕事としてはもちろん、暇なときでもつい、星占いの文章を書いてしまうくらい「星の文章」を書くことが私にとってとても心地いいんです。瞑想効果があるというか、書いているときに星の世界に没入している、つまり自然と「マインドフル」な状態になっているんだと思うんです。星を知っていると、「今日は月星座が何座にあるから、自分の心もこう感じているのかもしれない」と、自分の心を見る癖もつく。その意味で、わざわざ「瞑想をしよう」と構えなくても、いつも瞑想に近い心もちでいられるんですね。そんな、私が星と付き合ううえでの感覚を、この「マインドフルネス占星術」で表現できたらいいなと思いました。

ほとんどの悩みは、過去を悔やんだり悲しみを引きずったり、また未来への不安や心配に囚われたりすることから。ヨガや瞑想と同じように、星を知ることでも、過去や未来に捉われず、今ここで起きていることを冷静に見つめさせてくれると思います。自分のことも他人のことも、ついよい悪いでジャッジしてしまったり、思いどおりにコントロールしようとしてもがいたり、逆に「執着を手放そう、手放そう」と無理やり自分に言い聞かせてもできない自分にモヤモヤして苦しくなることってありませんか。そうして無理やり「手放さなくちゃ、手放そう」とすることも、ある意味、執着になっていたりします。そんなときも、星という道しるべがあると、自然と手放していける。星を味方につけると、どんどんよい流れがやってきますよ。

占いの読者の方でよく「自分にとってよくないことが書いてあった」と落ち込んだり、「当たってない」とよい悪いの判断をしたり、星占いに一喜一憂する方もいらっしゃいますが、あくまでも客観的に、自分らしく取り入れていく姿勢が大切な気がしています。「今ってこんなときなんだな」と星を知って状態を受け入れることで、無理にコントロールしようとせず、「ありのまま、そのまんま」の自分や状況を受け入れられます。何事も心配もジャッジもせず、星を活かしながら、まずは「今ここ」で自分自身が心地よくいられることを選択する……これもすごく、ヨガやマインドフルネスにも通じることだなと感じますね。

ーー「マインドフルネス占星術」は、イラストレーターmaegamimamiさんとのコラボ占いとなりますが、12星座のイラストの印象はいかがですか?

Saya とっても素敵ですよね! maegamimamiさんにはあらかじめ、12星座の世界観をお伝えしていたのですが、それぞれの星座についてとても繊細に、スタイリッシュに表現してくださっていて、占いを読んでくださる方もさらに楽しめる印象を感じています。これからも、読者の皆さんの「今ここ」、そして進まれる未来がより心地よく、自分らしくいられるように、星々からのメッセージを、心を込めてお届けしていこうと思います。

maegamimami
おひつじ座 その他の星座イラストも「マインドフルネス占星術」に掲載中/maegamimami

(編集部あとがき)
地球も、そしてこの星に生きる私たち一人一人も「宇宙の一部」。天体の動きと私たちは、無意識にもとても深くシンクロしながら過ごしているのですね。

私たちの日常に影響を及ぼしている星の動きを知ることで、過去や未来の不安や心配に心捉われず、今起きていることを冷静に見つめられる、そんなメッセージが込められたSayaさんの星占い「マインドフルネス占星術」は、ヨガジャーナルオンライン公式サイトで毎月1日に配信しています。またヨガジャーナルオンライン公式LINEアカウントでも配信中。ぜひ、チェックしてみてくださいね。

Saya
アストロロジー・ライター。1971年生まれ、東京出身。早稲田大学卒業後、インテリアやライフスタイル誌の編集者を経てフリーランスに。1999年の月食の晩に占星術に出会う。「エル・オンライン」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし。アストロロジーとスピリチュアル分野を中心に、幸せなライフスタイルを研究中。文筆の他、ホロスコープ・リーディングも行っている。著書に、『人生について星が教えてくれること for Working Girls』(筑摩書房)ほか。2020年10月5日には、LEE特別編集書籍として出版する新刊『星を味方につける生き方、暮らし方~不安な時代に翻弄されずに私を生きる~』(1540円/集英社)も発売。

書影
『星を味方につける生き方、暮らし方~不安な時代に翻弄されずに私を生きる~』(1540円/集英社)

interview&text by Ayako Minato

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