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あるあるすぎる!ジェーン・スーが語る、恋愛がうまくいかない「アヒル女子」の生態

  • 2015.5.14
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『Oggi』6月号に掲載されていた、ジェーン・スーさんの連載「実録・おんなの動物園」シリーズ「自分で自分を醜くしている、残念アヒルさん」編は、全女子必読です。

だってもう、「これって私の心の中でも読んだの?」と思ってしまうくらい、ものすごく「あるある」な風景なんですもの。

「女子会は彼氏の愚痴大会」「愛されたい! という一心で間違った方向に尽くしまくる」などなど、なぜかいーっつも恋愛がうまくいかない「アヒル女子」の生態と、その脱出法を紹介します。

【1】女子会は、彼への愚痴大会。

「忙しいのに、いっつも私ばっかり予定を合わせてる!」

「私の誕生日が近いのに何もプランしてくれない!」

「普通に考えてありえなーい!」

彼へのガーガー愚痴大会に対して、ガーガー同意しまくる女子たち。そんな女子会、やったことありませんか? 私は死ぬほどあります。「なんで旅行1週間前なのに何も予約してないの!?」「いっつも私ばっかりお店を探してる……」とか。とかとか。

でも、愚痴は言うけど、好きではない相手とイヤイヤつきあっているわけではない。むしろ、彼のことが好きで好きでたまらないのに、思いどおりにいかないので、イライラしてしまう。

その結果、アヒル女子はこんな行動に出ます。

 

【2】愛されたい! と、あさっての方向に向かって尽くしまくる。

女としての自分にまったく自信がないアヒル女子。

自信がないからこそ、「愛されたい!」と、頼まれてもいないごはんを作ったり、部屋の掃除をしてあげたり、よかれと思って尽くしまくります。

そうして尽くしてしまうのは、「何かしないと自分は評価されない」という恐怖があるから。そして、自分が身を削ったぶん、相手も身を削ってくれないと、腹立たしくなってガーガー騒ぎ立てる傾向にあります。

ああ、どこまでも身に覚えがある風景。「何かしなきゃ自分には価値がない」「楽しい話のひとつもできない私といたって、彼に無駄な時間を使わせてしまうだけ、どうしたら楽しませてあげられるの?」なーんて焦って、頼まれてもないことを自己満足で尽くして……。

でも、いろいろ考えて行動するわりには「相手が何をしてほしいか」ということには無頓着なんです。耳が痛い。

じゃあ、いったいどうすれば「アヒル女子」を脱出できるのでしょうか?

【3】彼が好きなのは「そのままのあなた」ということを信じること。

……と言われても、アヒル女子のみなさまは信じられないことでしょう。清く正しくみにくいアヒルの子な私は信じられませんもの。でも、あなたとつきあうということを決めた時点で、彼は「なにかしてくれるあなた」を好きなのではなく、「そのままの、無理をしない、笑顔のあなた」が好き、だそうです。それを信じることから「脱・アヒル女子」ははじまります。

 

【4】そして「彼に愛されたくてしている無理」をやめる。

「彼に愛されたくてしている無理」は、自分も消耗する、彼はそれを求めていないことが多い、自分は彼に求める水準が上がる、報われなくてイライラする……と、誰得なことばかり。

それならいっそ勇気を出して、「これをしなくなったら愛されなくなるんじゃないか」という恐怖を乗り越えて、その無理をやめてみましょう。

例えば、土日の朝に無理して作っていた朝ごはん作りをやめてみる。「あれがないと調子が出ないよ」なんて期待通りのリアクションが得られないのは、元アヒル族のジェーン・スーさんが実証済みです。朝ごはんがなくたっていい、彼はただ、あなたを腕に抱いて二度寝するのが本望だった……。そんなことだって、世の中にはたくさんあるのです。

 

「無理」してあがくのをやめた結果「脱・アヒル女子」して、美しい「白鳥女子」になる。自分をみにくいアヒルの子だと思って、美しい白鳥女子をうらやんでいたけれど、誰だって白鳥になれるんです。

彼は、なにか特別なことをしてほしいわけじゃない。ただ、笑顔のあなたがそばにいてくれればそれでいい。いま「彼に尽くさなければ愛されない!」と信じ込んでいるアヒル女子たちが、そう信じられるようになるまでは時間がかかることでしょう。「これをやめたら、もっと愛されなくなるんじゃないか」と不安になることでしょう。

でも、男性たちに聞いてみてもやはり「なにかしてほしくてつきあってるわけじゃない」と口をそろえて言うわけです。それでいいの? と不安になりますが、そのようです。

ああ、もっと早く知りたかった。そしたらいろんな間違いを犯さずに済んだのに、と頭を抱えるアヒル女子のみなさま。大丈夫、知ったときから少しずつ少しずつ変えていけばいいんです。……なーんて、現役アヒル女子の自分にも言い聞かせてみるわけでした。

一緒に美しい白鳥となってはばたけるようがんばりましょう。……いや、むしろ「がんばるのをやめましょう」のほうがいいのかしら?(後藤香織)

 

『Oggi』2015年6月号(小学館)