マスクによる肌荒れは「シルク」がカギ！美の専門家が勧める理由

長時間のマスク着用で急増する“肌荒れ”。その解決策のひとつとして、肌に優しい「シルクマスク」の注目度が高まっている。美肌の専門家も激推しする「シルクマスク」の驚くべきメリットを紹介。（フロントロウ編集部）

新型コロナウイルスの影響が続くなか、以前はマスクをする習慣が無かったアメリカやヨーロッパなどでも、感染対策のためにマスクを着用することが当たり前になっている昨今。

しかし、マスクを着用する習慣が生まれたことに伴ない、望まない肌荒れも急増。長時間マスクを着用する人のなかには「なんだか肌が敏感になった」「かゆみやニキビが増えた」など肌トラブルを訴える人も少なくない。

そんなマスク荒れを解決するアイテムとして、いま話題になっているのが「シルク製のマスク」！なんでも普通の布マスクより肌に優しく、肌荒れの悪化を抑える働きがあるという。知られざるシルクマスクの魅力をご紹介。

皮膚科専門医のハワード・ソベル医師よると、マスク荒れの主な原因は、マスク内の湿気や熱、布の摩擦刺激、皮脂の過剰分泌による毛穴の詰まり、肌の乾燥などが挙げられる。

これらの“肌への負担”を最小限に抑える素材として、いま注目されているのが「シルク素材」。

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Slip Silk Pillowcase(@slipsilkpillowcase)がシェアした投稿 - 2020年 8月月20日午前5時41分PDT

ソルベ医師は「シルク製のマスクには、感染予防だけでなく、肌への刺激を防ぐ効果も期待できる」と話し、とくに、肌が敏感で日頃からマスク荒れに悩む人は、コットンなどの厚手の素材の布マスクよりも、肌に優しいシルク素材を選ぶべきだと米メディアRefinery29でコメント。

シルクマスクを使うメリットについて、ソルベ医師は「シルクマスクは、清涼感があって使い心地が良く、しかも敏感肌でも使えるほど低刺激。コットンよりも水分を吸収しにくいので、肌の乾燥も防げる」と説明。

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さらに、皮脂の分泌が多い“オイリー肌”や“混合肌”の人にもオススメだそうで、ソルベ医師は「シルクマスクは、（肌への摩擦が少ないため）皮脂が過剰に分泌されて毛穴が詰まるようなこともない。このようなマスクを選ぶことは、（オイリー肌の人にとって）大きなメリットになる」と話している。

実際に、シルク素材は身につけるだけで美肌効果を得られると言われており、就寝中の髪や肌への摩擦を抑えることができると、シルク製の枕カバーやパジャマ、ナイトキャップ、ハンドケア手袋などを愛用しているセレブも多い。

シルクマスクを使う際、1点だけ気をつけたいのが衛生面。抗菌作用が高いシルクマスクでも、こまめに洗ってメンテナンスすることが、肌荒れ防止には重要だという。

ソルベ医師は「使用後は必ずマスクをよく洗い、マスクが完全に乾いてから着用すること。また、汗をかいた場合も、すぐにマスクを交換して肌荒れを未然に防いで」とアドバイスした。

厄介なマスク荒れへの効果が期待される「シルクマスク」。日本でも手頃な価格で入手可能なので、マスク荒れが気になる人は要チェック。（フロントロウ編集部）