【神保町】子どもが夢見た宝箱のような文具雑貨店「文房堂」

この夏、子どもが一番に行きたかったお店

「文房堂」さんの本店を知ったのは、数年前、西武百貨店のほうの店舗で、子どもが見つけたお気に入りのお店で、たびたび選んだ雑貨のお買い物がきっかけでした。

その後、私が、本店発信の公式インスタグラムの投稿を見つけ、それが楽しくて（美術画材専門店でもあるのに、目線が女子や子ども向け文具雑貨多く）子どもの代わりに毎日のようにわくわくチェック♪

本店へ行きたい！という夢が親子で芽生えるも自粛など色々あって、やっと、この４連休に子どもと念願を叶えられました。

明治20年創業の美術画材と文具の専門店

神田すずらん通り沿いにある「文房堂」神田店（本店）があります。

まず感動したのが、西洋の佇まいも感じさせる建物です。明治20年に創業と、三度の戦争と神田の大火を潜り抜けたという（外壁は大正時代のもの）時代を感じる中の重厚さ、どこかノスタルジックなところが魅力です。きっと創業当初から素敵なお店で、画材以外にもハイセンスな文具雑貨を求めてくる人も多かったのではと♪

選べる楽しさ発見

店内の装飾もその一つ。まるで年末イベント間近の大手百貨店のような装飾に、わくわくせずにはいられません。

専門店なので、もちろんあらゆる画材と文具が揃っています。

今は、画材も文具もほとんどがネットでも購入出来る時代。私たち大人も少しずつ忘れている「商品を手に取って、見て、確かめて買えることの楽しさ」が味わえます。今の時代の子どもには当たり前でないことかもしれないので、ここではそんなこともちょっと教えてあげられそうです。

目的のものばかりじゃないから、楽しいものを発見したり（写真の輸入絵の具は、子どもが栓を簡単にあけられないよう工夫がしてあるとか）。もちろん、普段のお店で見ることができない素敵な雑貨もたくさんあります（お店のＰＯＰにもキュンです）。

そうそう、小学生が大好きなドラえもんもここに❤ 手に取って、一生懸命読んで（好きな名言を）選んでいたドラえもんの名言消しゴムです。

また、大事なお店の商品ですが、子どもが試せて選んだりできる配置のご配慮が嬉しいです。

商品も、オブジェのように飾られています。

こちらのスタッフさん、美術画材専門店だけに、きっとデザイン感覚も優れている方たち！ 飾り方を見るだけでも、参考になります。そんなことから、あえて、ここへ来たいと思える要素がたっぷりなのです。

お買い物以上に、楽しい気持ちになるとは、ネット生活（ネット中心のお買い物）だけでは感じられない、楽しさ、優雅さですね。子どもと、また来るのが楽しみになりました。後ろ髪ひかれつつお店を後に。地下１Ｆと１Ｆから２Ｆまでは画材と文雑貨です。３Ｆにはカフェも。

次回は、こちらの「文房堂GalleryCafeカフェ」のほうにも、お邪魔させていただきたいです。

株式会社文房堂（ぶんぽうどう）神田本店 住 所：〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-21-1 電話番号：03-3291-3441(代表) 営業時間：10:00-18:30（当面の間） (4階：文房堂ギャラリーは18:30／6階：額縁売場は17:30まで） 定休日 ：年中無休（年末年始除く） ＵＲＬ ：http://www.bumpodo.co.jp/company/ 最寄駅：ＪＲは、「御茶ノ水駅」御茶ノ水橋口より徒歩約７分。地下鉄は、都営三田線・新宿線 東京メトロ半蔵門線「神保町駅」からＡ７・Ａ５出口より徒歩約３～５分、東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」からＢ５出口より徒歩約７分。 駐車場の有無：無（最寄りコインパークあり）