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最もエコな食事方法とは?

  • 2020.9.29
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臨床栄養専門誌『American Journal of Clinical Nutrition』に掲載された研究によると、「ニュー・ノルディック・ダイエット(北欧食)」は、食事による環境フットプリント、つまり人類が地球環境に与える負荷を減らすことができるという。詳しくみていこう。

主にオーガニックで地元産の旬の果物やナッツ、野菜、全粒穀物、そしてデンマークの標準的な食事より35%少ない量のお肉で構成される北欧食が、食糧生産や輸送による環境への負荷を減らせるかどうかに着目した研究者たちは、デンマークで生産・消費される全ての食品のデータベースを利用し、標準的なデンマークの食事と北欧食を比較した。その結果、主に従来型の(農薬や化学肥料を使用する)栽培方法で育てられた食品や輸入食品を中心とする食事ではなく、地元で生産されたオーガニックの食材を中心とする食事を継続する場合に、環境要因にどのような影響を与えるかについても調査している。

当然ながら、全ての環境要因において、北欧食がデンマークの標準的な食事に勝る結果は言うまでもない。理由は、北欧食の中心となる植物性食品を地元で生産し輸送しているため、家畜に比べて、多くの土地や飼料、水、エネルギーを必要としないからである。研究によれば、温室効果ガスの82%は、牛や羊などの反すう動物から排出されている。米国科学アカデミー紀要『Proceedings of the National Academy of Sciences』に掲載された新たな研究では、牛がメタンガスを排出する主な原因であることを明らかにしている。

要するに、北欧食のようなプラントベースの食事が私たちにとって健康的であるのと同様に、環境にもやさしい食事である。お肉の消費量を減らし、オーガニックの植物性食品を多く食べる食事法は、健全な食べ方でありながら、よりサステナブルな食べ方となるようだ。

※この記事は、アメリカ版『Prevention』から翻訳されました。

Text: Stephanie Castillo Translation: Yukie Kawabata

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