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豚ヒレとマイタケのマスタード風味ソテー【コロナ太り解消 ダイエットレッスン Vol.1】

  • 2020.9.28
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おうちごはん研究家の金丸利恵です。

現在は、オンラインを中心に、おうちごはんを簡単に楽しく作れるような料理教室、食育や離乳食講座をはじめ、ダイエット講座などを開催しています。

ダイエット講座では「太る原因は代謝に必要な栄養が足りてない」事を伝え「正しく食べて痩せる」ことを重点的にお伝えしています。

家にいることが増えたことで、何となくお菓子をつまんだり、口当たりの良い菓子パンや、作りやすい麺類が毎日の食事になっていませんか。糖質中心の食事に加え、自粛生活による活動量の低下で「コロナ太り」が急増しています。

もとの体重に戻すには、毎食の食事に肉や魚、卵、大豆製品などのタンパク質食材を取り入れ、主食、主菜、副菜を揃えること、砂糖を含む甘い物を控えることが大事です。

タンパク質食材のなかでも「豚ヒレ」は、脂肪が少なく高タンパクで低カロリー。糖質の代謝に必要なビタミンB1を多く含みます。



糖質中心の食生活が続き、胃がもたれると、肉類を避ける人もいます。これは胃酸の分泌が悪くなり、タンパク質の消化能力が弱くなっていることが原因です。そういった場合は、分解酵素を持つ食材で、あらかじめ肉のタンパク質を消化しておくと、胃腸に負担がかかりません。

「マイタケ」はタンパク質を分解するプロテアーゼが含まれており、加熱する前の肉と馴染ませておくと、柔らかくなります。酵素は加熱すると失活するので、下準備の段階で使い、1時間以上置いて、酵素を働かせるのがポイントです。

また、マイタケそのものも、豚肉と同様ビタミンB1と、脂質の代謝に必要なビタミンB2を多く含みます。低カロリーで、独特の食感で、食べごたえもあり、ダイエットをサポートするマストアイテムと言えます。

豚ヒレは火を通しすぎると、固くなります。中の水分が逃げないよう、薄く片栗粉をまぶし、さっと焼きましょう。豚肉と相性のよいマスタードソースで味付けし、下にお好みの野菜を敷いて、ボリュームアップして召し上がってくださいね。

■やわらか豚ヒレとマイタケのマスタード風味ソテー

調理時間 30分+寝かす時間

レシピ制作:金丸 利恵



<材料 2人分>
豚ヒレ肉(ブロック) 200g
塩 小さじ1/2
コショウ 適量
マイタケ 1パック
片栗粉 適量
オリーブ油 大さじ1

しょうゆ 小さじ2
白ワイン(または料理酒) 大さじ1
ハチミツ(または砂糖) 小さじ1
粒マスタード 小さじ1
ベビーリーフ 1袋

<下準備>
・マイタケはほぐす。

・<調味料>を混ぜ合わせる。

・豚ヒレ肉は1cm幅に切る。



<作り方>
1、豚ヒレ肉を親指の付け根で優しく叩き、1.5倍くらいに伸ばす。両面に塩とコショウで下味をつける。



2、ラップを大きめに広げる。半量のマイタケを並べ、その上に(1)を並べる。



3、(2)の上に残りのマイタケを並べ、ラップで全体を包み、冷蔵庫で1時間以上寝かせる。



4、ラップをはがし、豚ヒレ肉とマイタケを分ける。豚ヒレ肉に片栗粉を薄くまぶす。



5、フライパンにオリーブ油を入れ、中火にかける。豚ヒレ肉を並べ、フライパンの空いた部分にマイタケを入れて焼く。



6、豚ヒレ肉に焼き色がついたらひっくり返し、少し焼いたらマイタケと炒め合せ、<調味料>を加える。炒め合わせたら火を止める。



7、皿にベビーリーフを盛り、(6)をのせる。フライパンに余った汁をかける。

優秀食材「豚ヒレ」に、「マイタケ」のタンパク質分解酵素で、美味しくダイエットサポート!


※ハチミツは 1 歳未満の乳児には与えないでください。乳児ボツリヌス症にかかる場合があります。

(金丸 利恵)

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