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良くも悪くも無責任!? 孫の育児方針が合わない“義両親”と接するコツ

  • 2015.5.13
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【ママからのご相談】

2歳の子どもがいます。私たち夫婦の第1子、義両親にとっても初孫です。義両親と近居していることもあり、顔を合わせることがとても多く、その分、育児に対して意見を言われる頻度が多いです。 特に離乳食が始まってからは、ことあるごとに私の育児に対して否定的な意見を言われ……。できるだけ会わないようにしたいのですが、子どもは義両親が大好き。どのように距離感を保てばいいのか、対応に困っています。

●A. 言うべきことは言ってから考えてみるのはどうでしょう。

ご相談ありがとうございます。ママライターのマフィーです。

義両親との近居生活、心強い反面、育児方針の違いに困ることも多いですよね。「口を出さないで!」と言えない間柄であれば、なおさら対応に困るところです。

育児のやり方は時代によって、「こうしたほうがいい」という方法が変わっていますし、同じ世代の育児でさえ母親によって大きく異なります。それでは、義両親との育児方針の違い、どのように対処していけばいいのでしょうか。

●“責任がないからこそ”のいいところ

子どもって、おじいちゃんおばあちゃんが大好きですよね。私の子どもたちもそうです。母親がしてほしくないことを子どもにさせていたり、与えてほしくないものを勝手に与えていたり。それでも、そんなこと関係なく、子どもは祖父母が大好きなんですよね。

祖父母にとっての孫の存在は、いい意味で責任が全くありません。お菓子を食べさせすぎる、おもちゃばかり買い与える。こういったことも責任がないからこそだと思います。しかし、責任がないからこその良いこともあると思います。

たとえば、私の場合。幼稚園に入園してからなかなか友だちを作ることができない長女。人見知りな性格なので仕方がなかったのですが、母親としてはもどかしくて、「遊ぼうって言えた?」「声かけたらいいのに」と連日聞いていました。

そんなとき、義母が長女に言ったのが、「いいよね、お友だちいなくても。それでいいんだよ」という言葉です。そのときの私には、正直おもしろくない言葉だったのですが、義母のいい意味で責任のない言葉に、長女は救われていたのだと思います。

●言いたいことは言っておこう

今は、多くの母親が祖父母に、育児の手助けをしてもらっています。私もそうですし、ご相談者様もおそらく、第2子を妊娠・出産するときをはじめ、子どもがもう少し大きくなると、手助けがないとどうしても乗り越えられないことがあるかもしれません。

口ではいろいろ言うことはあっても、一番助けてくれる存在は、近くに住んでいる義両親だと思います。子どもにとっても母親にとっても、適度に責任がなくゆったりした時間を持っている祖父母がいることは、きっとプラス面が多いはずです。

どうしてもして欲しくないこと、許せないことがある場合は、

・旦那さんに言ってもらう

・どうしてもというときは、自分できちんと言う

などの対処をするべきだと思います。

●できれば仲良くできる方法を

私自身、義両親と特別仲良しというわけではありませんし、第1子が生まれてすぐのときは、腹を立ててばかりでした。

まだ1歳になっていない子に、アイスクリームをあげていたときの衝撃は言葉にできません。しかし今、祖父母でなければ子どもに教えてあげられないことや私が祖父母から教えてもらったことの大切さが、分かってきました。

子どもに対して、温度感覚の違う目で見ることってとても大事だと思うからです。祖父母を子どもから切り離してしまうのは簡単かもしれませんが、これから祖父母から得られることを考えるともったいない気もしてしまいます。

嫌なこと、して欲しくないことを伝えてから決めてもいいのではないかと思います。

【参考文献】

・『子育てハッピーアドバイス ようこそ初孫の巻』明橋大二/吉崎達郎・著

●ライター/マフィー(ママライター)

大学を卒業して某都市銀行に勤務。いわゆる窓口のお姉さんになり、個人向け営業・資産運用相談業務に携わる。約7年間務めるものの、第2子妊娠を機に退職。退職後はベビーマッサージインストラクターの資格取得や、在宅ライターなど、趣味を兼ねてとりあえずいろいろしてみる。転勤族の夫と、生意気盛りの長女とマイペース過ぎる次女を持つママライター。

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