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「お金持ち」になるために必要な“たった1つ”のこと…?それは、なりたい自分を作り上げる“思い込みテクニック”

  • 2020.9.27
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お金持ちになりたいなら「私はお金持ちである」と思い込めばいい!?人間が「なりたい自分」を目指すのに必要なのは、実は能力以上に「できる」と思い込む気持ちなのです。この記事では、自分に肯定的な思い込みをする「アファメーション」のやり方を紹介します。

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※写真はイメージです
※写真はイメージです

※本稿は、星渉『神メンタル 「心が強い人」の人生は思い通り』(KADOKAWA)の一部を再編集したものです。

「できない」という思い込みが人の能力を抑え、「できる」という思い込みが人の能力を伸ばす

人間の能力とは不思議なものだ。「できない」と思い込むと能力は抑えられ、「できる」と思い込むと能力は十分に発揮されます。つまり、実現したいことを実現できないでいる人は、能力が足りないわけではありません。「できる」と思い込むことで、目標に達することが可能となるのです。『神メンタル「心が強い人」の人生は思い通り』の著者・星渉氏は、夢や願望の実現にはアファメーションが極めて有効だと明言します。

人間の能力は、思い込みによって左右されます。実例を示しましょう。

20世紀の半ばまで、1マイル走競技の世界記録は1923年にフィンランドのパーヴォ・ヌルミ選手が記録した4分10秒3でした。それは当時の記録を2秒も更新する驚異的な記録だったため、「1マイル4分の壁はエベレスト登頂よりも、南極点到達よりも難しい」といわれるようになったのです。

そんな背景のなか、イギリスのロジャー・バニスターという選手が、1マイル4分の壁に挑んでいました。しかし、なかなか記録が伸びません。医学生でもあり、思考力も強かったバニスターは、ある時、視点を変えてみました。「もう4分を切ることを目指すのはやめて、これからは自分の記録を毎回16分の1秒ずつ縮めることを目標にしよう」と考えたのです。これを繰り返していれば、いつかは4分を切れます。つまり、乗り越える壁を、4分という「大きな壁」から、16分の1秒という「小さな壁」に変えたわけです。

結果、バニスターは1954年、3分59秒4という、1マイル4分の壁を破る世界記録を樹立しました。興味深いのは、バニスターが4分の壁を破ってから1年以内に、4分の壁を破る選手が23人も現れたことです。これは「できない」という思い込みが人の能力を抑え、「できる」という思い込みが人の能力を伸ばすことを示しています。

このことはスポーツの世界に限ったことではありません。あなたの日常にも、少なからず「いい思い込み」と「悪い思い込み」が存在するはずで、意図的に「悪い思い込み」を「いい思い込み」に変えることができれば、あなたの今も変わるということになります。

強制的に思考を変えるアファメーション

すべての思い込みは「考え方」が根本になっています。すなわち、悪い思い込みをいい思い込みに変えるには、考え方を変えればいいのです。

考え方を変える有効手段の1つに「アファメーション」があります。アファメーションとは、自分自身に「肯定的な言葉で宣言をする」ことをいいます。自分自身に対して、肯定的な宣言をすることで、自分の考え方に影響を与え、感情・思考をコントロールするというのが狙いです。

「自分はこういう人間だ」「こういうことを実現する」などの言葉を唱え、何度も自分の脳に投げかけ、言葉の力によって思考を強制的に変えていくわけです。ただし、ただ単純に「肯定的な言葉で宣言する」だけでいいというわけではありません。実は、アファメーションを行うことで自動的にすべてを思い通りにする人もいれば、まったく変化を感じられないという人もいるのです。そこにどんな違いがあるのでしょうか? 正しいアファメーションを行うためのポイントを5つ紹介しましょう。

【ポイント1「現実的な目標を宣言する」】

あまりにも現実とかけ離れた内容だと、どんなに肯定的な言葉で宣言しても、心の中で「それは無理だ」という気持ちが生じてしまい、効力を発揮しません。

アファメーションでは、あなたが実現した状態を想像できる目標、自分なら実現できなくもないと思える目標を設定することが重要です。具体的には、実現できる確率が50%くらいに思える目標がいいということになります。

仮に年収400万円の人がアファメーションで「年収100億円になる」と宣言したところで、どのようにしたら目標を達成できるか想像もできないはずであり、無意味です。しかし、年収800万円や1000万円を目標とするのなら、やりようによっては不可能ではないでしょう。実現不可能ではない、できる限り大きな目標を設定することが、アファメーションでは重要なのです。

【ポイント2「肯定的な言葉のみを使う」】

否定的な言葉での宣言は効果がありません。これは、人間の脳には「否定語」を的確に認識できないという特徴があるからです。たとえば、「ライオンをイメージしないでください」といわれたら、あなたは、まずライオンをイメージしてしまうでしょう。「しないでください」という、行動を否定する言葉に、脳は的確に反応できないのです。

これをアファメーションに置き換えてみます。仮に、あなたの実現したいことが「タバコをやめること」だとしましょう。その際に、「タバコを吸わない」というアファメーションでは効果がありません。「タバコを吸わない」と言葉にするたびに、タバコを吸っている自分をイメージしてしまうからです。

アファメーションでは肯定的な言葉だけが有効ですから、「タバコをやめること」を実現したいのなら、「私はノンスモーカーになった」と宣言するのです。「タバコを吸わない」と「ノンスモーカーになった」では同じような意味ですが、アファメーションにおいては決定的な違いがあるということを理解しましょう。

【ポイント3「現在完了形の言葉で宣言をする」】

たとえば、「私はお金持ちになる」ではなく、「私はお金持ちである」と、もうすでにその状態にあることを宣言します。「お金持ちになる」という表現には、「今はまだお金持ちではない」という意味合いも含まれています。仮に何度も「お金持ちになる」という宣言を繰り返すと、それは自分に対して「私は、今はお金持ちではない」という自己評価、考えを何度もインプットすることになってしまうのです。

そして、「私は、今はお金持ちではない」という視点で世の中を見るようになり、それを裏付ける情報ばかりを収集するようになります。そうすると、それにふさわしい感情・思考が生まれ、それにふさわしい行動も伴い、「お金持ちではない」状態が定着してしまいます。

つまり、自分をよりよくしようと思って始めたアファメーションが、結局、自分自身の変化を強力に止めてしまうことになるのです。「私は○○である」という現在完了形が、正しいアファメーションの絶対条件であることを忘れないでください。

【ポイント4「臨場感を伴うイメージを作り上げる」】

アファメーションで唱える言葉ができたら、その言葉が実現している場面のイメージを作り上げましょう。あなたが唱えるアファメーションの内容が実現した時、あなたはどこにいるのか?何を手にしているのか?どんな景色を目にしているのか?誰といるのか?何を話しているのか?周りに人がいるのであれば、その人たちはどんな表情をしているのか?あなたに対してどんな言葉をかけているのか?その時、あなたはどんな気持ちなのか?そういったさまざまなことをイメージしてみるのです。

なぜ、アファメーションで「臨場感を伴うイメージを作り上げる」必要があるのかといえば、それは臨場感を伴うイメージが「現実を変えたい」という感情を湧き上がらせるからです。脳は細部まで鮮明にイメージを作ると、それが現実に起きた時と同じような生体反応を起こします。

たとえば、梅干しの形、色合い、香り、味などを細部までイメージすると、唾液が出てくるのではないでしょうか? あるいは、目を閉じて、高層ビルの屋上の縁に立っているとイメージし、直下に見える風景を思い浮かべると、足がすくむ感覚があるのではないでしょうか?

アファメーションにおいても、イメージを鮮明に作り上げることでその状況を体験すれば、実現したときの感情=生体反応が生まれるのです。そして、その感情が実現したいという欲求を生み出し、行動力を生み出すのです。単純に言葉を唱えるのではなく、臨場感を伴いイメージを作り上げることにより、アファメーションによって現実が変わるスピードはアップします。

【ポイント5「朝と夜、30秒のアファメーションを繰り返す」】

やり方としては、まず、あなたの「実現したい」自分が実現した際の鮮明なイメージを思い浮かべます。次に、そのイメージを体験したら、紙にアファメーションの言葉を書きます。そして最後に、鏡の前に立って、自分自身の目を見て宣言します。

重要なのは、毎日、繰り返すということです。脳は「何度も送られてくる情報」を重要な情報だと認識します。自分にとって、このアファメーションの内容は重要であると、脳に認識させる唯一の方法が「何度も繰り返す」ということなのです。

実現したい自分があるのなら、5つのポイントを押さえて、アファメーションを「実現するまで」繰り返しましょう。

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