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アスリートたちの「勝負メシ」野村忠宏、萩原智子、小椋久美子が「あの日」食べていたもの

  • 2020.9.25
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アスリート、それも日本代表の選手たちが試合の前、何を食べているのか気になりませんか?

柔道史上初オリンピック3連覇を達成した柔道家の野村忠宏さん、元競泳日本代表の萩原智子さん、元女子バドミントン日本代表の小椋久美子さんが、試合前の「勝負メシ」を教えてくれました。

ゲンかつぎは生麺のうどん

3人が集まったのは、オンラインのランチ会です。

2020年9月23日、大腸活コンソーシアム(参画企業:武田コンシューマーヘルスケア、帝人、東亜薬品工業、森永乳業)が、3回目となる「みんなと食べる!大腸活テーブル」オンラインランチ会を開催しましました。

そのゲストとして3人が登場し、一般参加者160人とともにモニター越しで「いただきます!」と声をかけながら会はスタートしました。

野村さんの勝負メシは、「生麺うどん、お粥、ヨーグルト」

これが試合当日の朝食です。当時は当日の朝6時に体重測定があったため、測定が終わってから試合開始の9時までの間に食べていたそう。

「生麺うどんは学生の全国大会で初めて優勝した際にたまたま食べていたので、それ以来ゲン担ぎのとして試合当日の朝はうどんを食べるようにしていました。オリンピック以外の国際大会などは、自分で食事も管理するのでレトルトは重宝していました」

萩原さんの勝負メシは、「海苔なしおにぎり、味噌汁、羊羹、カステラ」

羊羹やカステラが目を引くメニューですが、荻原さんは海外遠征の際は、スーツケースの半分くらいは「羊羹」だったそう。

「羊羹とカステラは消化に良くて早くエネルギーになるし、なにより甘いものが好きなのでよく食べていました」

また、おにぎりを食べる時、海苔は消化にそんなによくないため何も巻かずにそのまま、わかめなど海藻類も同じ理由でお味噌汁"だけ"を飲んでいたそうです。

小椋さんの勝負メシは、「白米、とろろ、お肉」

「当時の専属の管理栄養士さんが、試合の1週間前から必ず小鉢にとろろを入れてくれていました。豚肉はビタミンB群が豊富で、お米など炭水化物と一緒に摂るとエネルギーとして燃えてくれると教わってからは、白米とビタミンBを合わせて食べるよう意識していました」

特に荻原さんの"のり無し""わかめ無し"には、野村さんや小椋さんからも「そこまで!?」と驚きの声があがっていました。

9月26日は「大腸を考える日」

今回のイベントは、9月26日の「大腸を考える日」にちなみ、大腸の最新情報などを学ぶ場でもありました。

後半では、腸活研究所の講師兼管理栄養士の前川さんが「大腸活」についてレクチャー。

「最新の研究から、大腸には腸内フローラと呼ばれるたくさんの腸内細菌がすんでいて、免疫系や消化器、代謝や心の問題などと関係し、全身の健康の要となる大切な器官であることがわかってきました。特に免疫力が気になるこれからの季節。大切になるのが、全身の健康の要である大腸のケアです。大腸で働くビフィズス菌や酪酸菌などの善玉菌やそのエサになる水溶性の食物繊維を含む食品を意識して継続的に補ってください」

最近では、運動パフォーマンスとの関連も徐々に明らかになってきているそうです。

「トップアスリートの腸内フローラを調べた最新の研究では、ある腸内細菌が運動の持続力に影響する可能性があるという報告もありました」

こういった話を聞いた野村さんからは、

「腸内を整えるというのは、便を作るだけじゃなくてガン予防や免疫力アップにつながって凄く意味のあることなんだと学びました。もっとこういった知識を学んでいく姿勢はこれからも続けていきたいなと思います」

といった感想があがっていました。

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