1. トップ
  2. 恋愛
  3. マッチングアプリと街コンで100人以上に会った29歳女性が「友人の紹介」に落ち着いた訳

マッチングアプリと街コンで100人以上に会った29歳女性が「友人の紹介」に落ち着いた訳

  • 2020.9.25
  • 2766 views

マッチングアプリは最高のツール。でも

私が本格的に婚活を始めたのは1年3か月ほど前。28歳になる直前でした。4年き合った彼と別れてしばらくは自暴自棄になって遊びまわり、その後年齢的な焦りや生活への不安から婚活をはじめました。

最初に始めたのはマッチングアプリ。空いた時間でいつでも出会いを探せるのは手軽でよかったのですが、マッチング後にメッセージのやりとりが必要です。実際に会うまでの時間がもどかしく感じたため、並行してリアルで会える街コンでの出会いにも精を出しました。会社終わりに週5でアプリでのアポイントをこなし、週末は街コン…そんな生活を半年ほど続けて、約100人はお会いしました。

好みの人を見つけられるのは圧倒的にアプリでした。自分の条件にあう人をソートできるし、対面で聞きづらい年収や家族構成、結婚願望の強さなどすべて公開されているので条件面での齟齬は生まれにくい。そのなかでより見た目がタイプの人を選べば、会ってみて「がっかり」ということも少ない。一人の相手とうまくいかなくても次々と出会えるし、あきらめずにやれば必ず付き合う相手を見つけられるツールだと思います。

それでも私は、できることなら週末の街コンで素敵な人に出会えないかなと思っていました。

undefined
朝日新聞telling,(テリング)

普通の出会い>街コン>マッチングアプリ?

街コンにこだわったのは、付き合うことになった時に「マッチングアプリで出会った」と「街コンで出会った」では、後者のほうがややさわやかに聞こえるのではないか……という気持ちがあったから。
しかし、街コンはこちらで出席者を選べないため、好みの人に出会える確率はグンと低くなります。参加者の中に素敵な人がいれば争奪戦。だいたい若い子に競り負けるのが現実で、男女ともに気になった相手が同じだった場合になれる「カップル成立」も難しい。

私自身はアプリにあまり抵抗がない人間ですし、先に書いたように婚活においてはとても画期的なツールだと思っています。それでも、いまだに「アプリの人」への拒否感を示す人が老若男女問わず一定数おり、周りの反応を気にしていました。
「こないだアプリであった人が最低でさ~」と愚痴っていると、「まあ、アプリをやるような人だしね。なんか問題があるんじゃない?」と言われたりします。え、私もアプリやってるんですけど……。

親世代は特に、結婚相談所はよくてもマッチングアプリは怖いというイメージを抱いているようで、「ネットで会った人なんて大丈夫か?」とか「危ない目に遭うんじゃないか」と心配してきます。私の両親は20代のうちに地元で出会い恋愛結婚をしており、「普通に生きててなんでいい人に出会えないの?」と、胸に刺さる言葉を投げつけてきたりします。

undefined
朝日新聞telling,(テリング)

そんなこともあり、アプリをやりながらも「アプリでいい人が見つかったらどうしよう」と怯えていました。
素敵な人を求めていて、それはアプリの中にいるんだけど、付き合う覚悟がもてない。アクセルとブレーキを同時に踏んでいるような気持ち、と言えばいいのでしょうか。
「出会い方なんて、ごまかせばいいじゃん」と思われるかもしれないけれど、そうすると一生モヤモヤを抱えることになりそうで、したくありませんでした。将来子どもに「お父さんとお母さんはどうやって出会ったの?」と聞かれたとき、気まずい空気が流れるのでは……とそんな先のことまで考えたほど。

友人に誘われて行った飲み会で出会った彼

仕事に集中し、「結婚したい!」とマッチングアプリを必死にスワイプするのも落ち着いてきたころのこと。友人に誘われて行った飲み会で、ある男性に出会いました。連絡先を交換して後日二人で何度か会っていくうちに、向こうから好意を伝えられ「まあいい人だし…」と勢いで交際をスタートすることに。出会ってわずか2週間の出来事でした。

undefined
朝日新聞telling,(テリング)

「友達の紹介で付き合った」。この言葉のさわやかさに心が揺れなかったと言えば嘘になります。
彼とは結婚を前提としたお付き合いでもない、ただの男女交際。相手の年収も家族構成も、将来的に子供が欲しいかどうかも何も知らない状態からのスタートです。出会って間もないのに年収を聞くのはいやらしいし、付き合ったばかりで子供の話なんて重たくて私にはできません。このまま交際が続き、「結婚しよう」となった時に諸々開示し合うんだと思います。
「条件が合うから」ではなく「自然な流れで」付き合うってこんなに暗中模索なんだ…!と久しぶりの感覚にハラハラしています。早速、彼が地方転勤の可能性があるという事実を交際後に知り、東京を離れる気のない私は「アプリで出会っていたらスルーしていただろうな」なんて思っているところです。

undefined
朝日新聞telling,(テリング)

「リアル」にはリスクも。条件重視ならやっぱりアプリ

条件重視で婚活している人にとっては「リアルな出会い」ってすっごくハイリスクに感じられるかもしれない。私は出会い方へのこだわりから「アプリ婚」の方向へは踏み切れませんでした。

だけどよく考えたら、出会う前から相手の年収や将来的なビジョンを知っているってすごいことですよね。条件面で納得のいく相手とさっさと結婚したいなら、マッチングアプリってすごく良いツールだと思います。
「人からどう思われても自分がよければいいんだ」とか「絶対に最高の相手を見つけて結婚するぞ!」といった気持ちを持ち続けることが、アプリ婚活を成功させるための心得ではないでしょうか。

私は満ちたり引いたりする結婚願望と折り合いをつけながら、とりあえず今の彼と男女交際を楽しみたいと思います。

■神山園子のプロフィール
1991年生まれ。映画「モテキ」を観て東京に強い憧れを抱き上京を決意。芸能・出版などマスコミ業界で働く会社員。リアルなミレニアル世代として、女性特有のモヤモヤや働き方などを主なテーマに記事を執筆中。趣味はカウンターバーでの飲酒とカラオケで「正解」の選曲をすること。

元記事で読む