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借金だらけの浪費夫へ妻からの制裁! お金の管理ができないダメ夫の実態(後編)【ママのうっぷん広場 Vol.10】

  • 2020.9.23
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金遣いが荒く、相談もなくお金を使ってしまう夫。そんな「お金の管理ができない夫」の行動について見てきた前回に続き、今回はそんな夫への対処法について、ウーマンエキサイトアンケートに寄せられたエピソードを元に、お伝えしていきます!

■「誓約書を書かせた」夫を改心させた妻たち

前回は、お金の管理ができない夫の実態について見てきました。そんな夫に対する妻による制裁とは一体どのようなものなのでしょうか。まずは夫を改心させた妻の行動についてです。

「わが家は何度も主人が借金を繰り返し、夫婦げんかの末、警察沙汰になったこともありました。正直主人への信頼はありません。しかし、そんな主人を選んだのも私自身。子どももいますし、今は改心して頑張っているであろう主人を少しずつ信頼しようと生活しています」
「結婚後に借金がわかり、ブチ切れて携帯チェックをすると、女性の連絡先があった。全部消させて1カ月くらい無視していた。それから旦那の親のところに行って、『もう借金しない』と誓約書を書かせた
「先月結婚した彼。 もともと物にこだわりのある人で、マイカーもコンパクトな外車。その外車の車検代はまさかの50万円。もちろん、そんなお金は持っていなくて、私が立て替え。それから車を売却すると誓約書を書かせて、彼のお金は私が差し押さえました」
「男の子3人の子育てをして、ほぼワンオペ育児している時に、夫が会社の20代の経理の子と不倫して、かなりの額の借金があることがわかりました。会社に乗り込み親にも伝え、友達にも公表し、社会的制裁を与えました

お金の管理が甘い夫に対して、強気な行動に出ている妻も多くいるようです。確かに、「改心させる」と言っても、口だけの約束で終わっては意味がありませんよね。そのために、誓約書を書かせたり、社会的制裁を加えたりと、妻たちの試行錯誤がみられます。

■妻が家計管理する

また、お金の管理ができない夫の代わりに妻が家計管理をするようになったというコメントも寄せられていました。

「夫は結婚当初カードを何枚も持ち、ほしい物があると我慢せず買う生活でした。家計の管理も任せてくれず、支払いが大変でした。自分で支払うと言った自動車税の滞納がわかり、それを機に家計管理を私がするようになりました」
「結婚して1カ月で、相談なく仕事をやめてきた旦那の独身時代の国民健康保険の未払い金を、新婚の時にわたしが払う羽目に。家計を任せたら、無駄遣いだらけで大赤字。自分が家計を握ったら余裕で黒字だった」
「うちの旦那はゲーム課金に総額70万円以上つぎこんでいました。バレた後もコソコソ課金していたので、通帳、カード全部取り上げました

夫がお金の管理ができないとわかった後に、妻が家計管理をするようになったというエピソードが多く寄せられていました。それで夫の無駄遣いがなくなればいいですが、夫への失われた信頼が戻るのには時間がかかりそうですよね。



■「とっとと離婚した」金遣いの荒さは治らない?

また、妻からの制裁として多く集まったのは、「離婚した」というコメントでした。



「給料が低く、車のローンもあり、私が全家計を支えていた。家事は一切せず、子どもの世話はゲームに夢中でやらず、人前ではやっているフリ。出産一時金も子ども手当てもパチンコにつぎこんでいると知り、離婚を決意した
「パチンコ依存症の夫。家のお金を数万円持ち出す、カードで日に何度も数万円引き出して、私が問い詰めると消費者金融で借金があると。最初50万、2年後200万、その翌年250万。その後も数百万借金を何度も。借金が判明すると泣いて謝り、病院にも通いましたが改善せず、離婚した。ギャンブルは治らない。別れるのが最善策
「元夫の借金が結婚後に知らされ、仕方なく2人で返済していこうとなり、数カ月後に消費者金融の借金の残高が増えていて元夫に聞いたら、『今そのATMは壊れているから気にしないで』と。無知だった私はそのまま信用しそうになったのだが、たまたま一緒にいた私の母が『そんな事あるわけない!』と激怒して、目が覚めて離婚!
「結婚前からの隠し借金、夫婦でためたマイホーム貯金100万単位の使い込み事件がありました。元夫は、私の前では泣いて謝るくせに、自分の親の前では強気で義両親とともに責任転嫁してきました。もともとの浪費癖を嫁のせいにする元夫と義両親の本性を知りとっとと離婚しました」

離婚を決意したというコメントからは、夫にお金の管理ができないこと以外にも許せない点があったことがわかります。借金を何度も繰り返されたら信頼はどんどん失われますよね。さらに、うそをつかれたり、責任転嫁をされたりと、妻が夫を見捨てる気持ちもよくわかります。

さて、ここまで妻の反撃について見てきました。困った夫の金遣いの荒さですが、夫婦で将来家族がどれだけお金が必要なのか話し合っておくことで、夫の節約意識を高めることができるかもしれません。

子どもが何年後に進学するからいくら必要、こんな習い事をしたがっているからいくら必要になるなど、自分たちの子どもたちの将来のために具体的な相談することで、お互いの認識のズレなども発見でき、解決に近づくことも。

夫婦だけでは何を話していいかよくわからないという場合には、家計のプロであるファイナンシャルプランナーに依頼して、より具体的な将来のライフプランを作ってもらうこともできます。具体的な金額や必要な時期がわかると、きっと気持ちも引き締まりますよね。それに、具体的な目標ができることで、節約を意識するきっかけになりそうです。

しかし依存性がある場合は、病院に行く必要があるかもしれません。ギャンブル依存や買い物依存など、その度合いによっては、緊急性がある場合もあるので、十分注意したいところです。また、依存してしまう理由を取り除ければ、改善する可能性もあります。夫のストレスがどこからくるのか、冷静に見極めることが大切です。

消費者庁では、ギャンブルなどの依存症についての相談窓口などが掲載されたホームページが作られています。そうした窓口では医師や専門家に相談することもできるので、家族だけで抱え込まず、臆さず相談に行くことも大切でしょう。

参考:消費者庁「ギャンブル等依存症でお困りの皆様へ」


また、借金が膨らみすぎて、生活が立ち行かなくなってしまった場合にも、第三者に相談することが大切です。法テラスなどの公的な窓口を頼るのもできるので、身近に相談できる人を見つけるのも、家計改善への道筋かもしれません。

参考:法テラス

夫婦間で、子どもに自分の人生を歩んでもらいたいという思いは共通しているはず。そのために、自分たちができることとは一体何か、夫婦で同じ認識を持てると、金銭的なトラブルは減らせるのかもしれません。お金の管理ができない夫とその妻の話、どう受け止めましたか?

(高村由佳)

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