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普段の買い物が非常食に代わる!手軽にできる「おうち備蓄」とは?

  • 2020.9.22
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地震や豪雨、台風などの大災害に備え、日頃からの防災対策は欠かせないですよね。そこで、いざというときに役立つ情報満載の本『もしもに備える!おうち備蓄と防災のアイデア帖』より、お手軽な防災クッキング方法や日用品を使った目からウロコな便利アイデアをご紹介します。

おうち備蓄における「ローリングストック」とは?

いつ起こるかわからない災害や病気、感染症の流行などによって外出困難になった際に備えて、「おうち備蓄」を始めてみませんか。特に災害時においては物流がストップする恐れもあるため、もしもの時に備える行動を日常的に行うことが重要なポイントに。

その一環として、余計なお金や手間をかけずに行う家庭の防災備蓄方法「日常備蓄(ローリングストック)」もおすすめです。「ローリングストック」とは、普段から食べている食料品や使用している日用品を少しだけ多めに買っておき、消費した分だけ新しく買い足していく方法。こうすることで、常に一定量の食料などを家に備蓄しておくことができる上に食料を無駄にすることなく、そしていざという時にも安心です。

ポリ袋を使ったお手軽クッキング

被災時は水やガスが貴重なため、調理をする際にも最低限の水で短時間でできるよう工夫が必要です。そこで、食品を混ぜ合わせて漬け込んだり、加熱するなどの工程をすべて袋の中で行うことができるポリ袋に着目。

本書では、「ひらひら人参のマリネ」、「切り干し大根とツナのゆかり和え」、「冷凍ほうれん草とちくわのお浸し」の3品が紹介されています。すべてに共通する工程は、ポリ袋に食材や調味料などを入れて軽くもんで漬け置くといった点。いわゆるボウルのような役目を果たしてくれるのですが、ポリ袋であれば使い終わった後にそのまま捨てることができるので便利ですね。

もしものときに役立つ日用品を使った防災アイデア

非常時においては、普段通りにいかない不便なことも多々あるでしょう。そんなときにために、備えと知恵を身につけておけば安心ですよね。そこで、ここでは洗い物を出さない方法をはじめとした4つの便利な防災アイデアをご紹介します。

まず一つ目は、お皿にラップを敷くことで洗う手間と水の節約に有効なアイデア。特に紙皿を使えばなんども使い回しができるのでゴミを減らすことにもつながり、物資不足時にも便利です。
二つ目はクッキングシートを利用して、お鍋やフライパンの汚れを防ぐ方法。貴重な水の節約になります。
三つ目はアルミホイルを容器代わりに使用するアイデア。お皿として使うだけでなく、キャンドル立てとしても重宝します。
最後の防災アイデアは、湯煎ができないときに使い捨てカイロを使う方法。レトルトパックに温めた使い捨てカイロを巻き、その上からタオルなどで包みます。1時間ほどでほどよい温かさに。冬に限らず、通年常備しておくと便利ですよ。

「備えあれば憂いなし」防災対策でいざという時も安心

自然災害そのものを防ぐことは不可能ですが、もし被害にあったとしてもその被害を最小限に抑えて自分自身や家族の身の安全を守ることが重要です。

「備えあれば憂いなし」

日頃から自宅で利用しているものを少し多めに備えておくことで、災害時でも自宅で当面は生活することが可能となるでしょう。防災対策として、まずは簡単にできることから始めてみませんか。

writer / ちほ photo / パイ インターナショナル

取材協力

もしもに備える!おうち備蓄と防災のアイデア帖
刊行:パイ インターナショナル
定価:1,300円(税抜)
https://pie.co.jp/book/i/5411/

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