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ドライヤーの角度は45度!美容師が実際に意識する「乾かし方のコツ」

  • 2020.9.21
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毎日なんとなくドライヤーをかけていませんか? 実はドライヤーにはポイントがあるんです。美容師の野澤琢眞さんによると、髪のダメージは進んでしまってからケアしようとしてもなかなか元には戻りにくいんだとか。大切なのはダメージが進まないように普段からのヘアケアを行うこと。とくに毎日行うドライヤーは、使い方を気をつければ髪の状態を整えられますが、使い方を間違えると逆に髪をいためることになりかねません。

今回は、野澤さんに、毎日行うドライヤーの正しい使い方をご紹介いただきました。

ドライヤーの選び方

ドライヤー
出典: Syda Productions / shutterstock

ドライヤーを選ぶときに気をつけるべきなのは、風量がなるべくあり、温度調整ができるものを選ぶこと。

風量が少ないと髪を乾かすのに時間がかかってしまいます。なるべく短時間で乾かすために風量が多いものを選ぶようにしましょう。

髪質に合わせて乾かせるので、温度調整機能がついているものが望ましいです。髪の細い方は低温で、髪の硬い方は高温で乾かすことで、髪のダメージを最小限に抑えましょう。自分の髪質に合わせて温度調整してみてください。

正しい乾かし方

ドライヤー
出典: Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)

まずタオルドライで髪の水分をしっかりと拭き取ることがポイントです。水分が髪に残りすぎているとドライヤーにかかる時間が多くなってしまうので要注意。

乾かす際には、まず癖の出やすい前髪や顔まわりから乾かし、そのあと根元を中心に乾かしていきます。根元を乾かしたら、次は毛先。必ず洗い流さないトリートメントをしっかりとつけてから乾かすようにしてくださいね。

ドライヤーの角度

ドライヤー
出典: PanKR / PIXTA(ピクスタ)

毛先を乾かすときは、なるべく髪に艶を与えたいので、とくに風を当てる角度が重要になります。ポイントは、髪の毛に向かって上から斜め45度の角度で風を当てること。髪の表面にあるキューティクルが整い、見た目の艶や手触りがよくなりますよ。

冷風で締める

髪を乾かし終わった後は、必ず冷風を全体に当てましょう。髪は温度が高くなりすぎるとダメージを進ませてしまう恐れがあるので、最後は冷風で髪の温度を下げてあげます。ドライヤー自体も、最後に冷風を使えば、機械の温度を下げられるので故障しにくいですよ。

今回ご紹介したドライヤーの正しい使い方をしっかりと実践してみてください。髪のコンディションが整っていくのが実感できるはず。ぜひ毎日のヘアケア習慣にお役立てください。

【画像】
Syda Productions / shutterstock、 Fast&Slow、PanKR / PIXTA(ピクスタ)

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