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【衣替え】最低気温が「18℃」が目安!知っておきたい衣替えのテクニック

  • 2020.9.21
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まだまだ暑い日が続きますが秋服も出回り始め、9月から10月にかけては衣替えを始めるタイミング。ライオン株式会社が、秋の衣替えに向けて、長袖を着用し始めるタイミングについて、株式会社ウエザーニューズとともに調査した結果、最低気温が「20℃」を切ると約5割、「18℃」で約6割の人が半袖から長袖に移行することがわかったそう。そうなると今年は、関東甲信越では9月のシルバーウィークが「衣替え」のチャンス。そこで秋の衣替えの時に行う「しまい洗い」と「出し洗い」のベストな方法をお伝えします!

関東甲信越の衣替え予報は、9/11(金)~10/1(木)頃です!※2020年9月11日時点

【服装】季節の変わり目で、コーディネイトに困った時の選び方

最高気温25℃以上の日には
25℃以上は「夏日」で暑さを感じる気温です。半袖が快適に感じられますが、朝晩は涼しさを感じることも。最低気温が低い日は、ストールや薄手の羽織ものなどを持っていくと安心です。

最高気温20℃以上25℃未満の日は
朝晩の気温差が大きくなり、最も服装に迷う時期の気温です。長袖のカットソーやシャツでのお出かけが快適。半袖に脱ぎ着がラクな長袖シャツやカーディガンを合わせるのもおすすめです。

最高気温16℃以上20℃未満の日は
長袖シャツの上にベストや薄手のカーディガンなど、1枚羽織るものが必要と感じます。最高気温が20℃を切る日が多くなったら、本格的な秋冬ファッションのシーズン、衣替えのタイミングです。

最高気温16℃未満の日は
空気は冷たいものの、日なたでは暖かさを感じるくらいの陽気です。ふんわりセーターで身軽にお出かけするのがよさそうです。

最低気温18℃が衣替えの目安でも、季節の変わり目の9月は、日中はまだまだ暑さが残るものの、夜になると冷えてくる地域が多いのがこの季節の特徴で、毎日のコーディネイトに迷ってしまう事も多いかもしれません。そんな衣替え時期の洋服選びには、天気予報の「最高気温」を参考にしてみましょう。

【洗い方】春夏物の「しまい洗い」と秋冬物の「出し洗い」がポイント!

まずは「しまい洗い」をしっかりマスターしよう!

翌年、夏の衣類を出してみたら、洗ってからしまったはずなのに、「見覚えの無いシミがある」「なぜか黄ばんでいた」「嫌なニオイがする」など、着ようと思っていたお気に入りの衣類が着用できなくなってしまったという経験はありませんか? これらの対策のためにしっかりと行いたいのが「しまい洗い」です。衣類についた皮脂や汗汚れは、時間とともに落ちにくくなり、収納中に発生する黄ばみやニオイの原因になります。しまう前にもう一度しっかりと汚れを落としておくことが大切です。

来シーズンも安心!【黄ばみ】【しわ】【型くずれ】、衣替えのお困りを解決する「しまい洗い」のテクニック!
白いワイシャツ~しまう前に「黄ばみ」を予防

キレイに洗ったはずなのに、翌シーズン出してみたら白いワイシャツが黄ばんでいたという経験はありませんか?衣類の「黄ばみ」の原因の1つは、洗濯しても落としきれなかった皮脂汚れ。繊維の隙間に入りこんだわずかな皮脂汚れが蓄積し、黄ばみとなって現れます。白さを長持ちさせる黄ばみ対策のポイントをご紹介。

Point 黄ばみやすい部分に「前処理」
黄ばみを予防するためには、衣類をしまう前に、しっかり皮脂汚れを落とすことが肝心です。脇の下やエリ・袖など、黄ばみが出やすい部分には、シミ用の部分洗い剤や液体酸素系漂白剤を直接塗り、前処理してからお洗濯しましょう。

前処理用おすすめ洗剤①液体酸素系漂白剤「ブライトSTRONG」

前処理用おすすめ洗剤②エリ・脇・袖のシミ汚れに「トップ NANOX シミ用」

前処理用おすすめ洗剤③衣料用液体高濃度洗剤NANOXシリーズが透明ボトルで装いを新たに新発売
「トップ スーパーNANOX」(右)
「トップ スーパーNANOX ニオイ専用」(左)

麻のパンツやシャツ~しわになりにくいお洗濯テク〜

しまい洗いの時に、しわをなるべく少なくすることと、しわを作らない収納方法を実践することが、しわ予防の2大ポイントです。夏服に多い麻素材の衣類は、洗濯ネットに入れて、「手洗い・ドライ対応・おしゃれ着コースなどの弱水流コース」または「手洗い」でやさしく洗いましょう。洗濯しわを抑える働きがある柔軟剤を使うのもおすすめです。

Step① 洗濯表示を確認
洗う前に必ず洗濯表示を見て、家庭で洗えるか確認をしましょう。
洗濯桶に×がなければ、家庭で洗濯をすることができます。

Step② 適切な洗剤を選ぶ
しわや色あせ、型くずれを防止する、おしゃれ着用洗剤「アクロン」がおすすめです。
さらに柔らかく仕上げたい場合は、柔軟剤を併用しましょう。

Step③ 気になる汚れがあれば前処理をする
裾、ポケット口などの汚れが気になる時は、おしゃれ着用洗剤「アクロン」の原液をつけておきましょう。

Step④ 洗濯ネットにたたんで入れる
洗濯時の摩擦による毛羽立ち防止のために、洗濯ネットに入れて洗います。
パンツの場合、ファスナー、ボタン、ホックなどはあらかじめ閉め、裏返しにしてたたんで入れます。

Step⑤ 「手洗い・ドライ対応・おしゃれ着コースなどの弱水流コース」か「手洗い」でやさしく洗う。脱水時間は短めに
手洗いで押し洗いするか、洗濯機の「手洗い・ドライ対応・おしゃれ着コースなどの弱水流コース」でやさしく洗いましょう。脱水じわを軽減するために、脱水時間は、最短時間で設定しましょう。脱水じわを軽減することで、仕上がりのしわを軽減できます。

Step⑥ 脱水後すぐに取り出し、形を整え、陰干します
パンツ〜軽くたたいてしわをのばし、全体の形を整えましょう。日光による色あせや変色を防ぐために、日陰に筒干しします。重し代わりのタオルを裾の部分に詰めて干すと、しわが伸びてきれいに仕上がります。
シャツ〜手のひらで軽くたたいてしわを伸ばし、ハンガーにかけます。
乾いた時に縫い目部分がしわになりやすいので、袖や身頃を縦・横・斜め方向にピッピッと引っ張って整えましょう。

サマーニット~来シーズンもきれいな形をキープ〜

標準コースで洗濯した場合(左)と弱水流コースで洗濯した場合(右)

サマーニットを洗濯機で洗う場合は、縮みや型くずれを防ぐために洗濯ネットに入れ、標準コースではなく「手洗い・ドライ対応・おしゃれ着コースなどの弱水流コース」でやさしく洗うことがポイント。色あせや型くずれ、着用中に発生する毛玉を防止するには、おしゃれ着用洗剤「アクロン」を使うのがおすすめです。さらに柔らかく仕上げたい場合は、柔軟剤を併用しましょう。

Step① 洗濯表示を確認
洗う前に必ず洗濯表示を見て、家庭で洗えるか確認をしましょう。洗濯機で洗う場合は、「手洗い・ドライ対応・おしゃれ着コースなどの弱水流コース」で洗いましょう。

Step② 適切な洗剤を選ぶ
洗剤は、洗濯時の色あせや型くずれ、着用中に発生する毛玉を防止する効果のあるおしゃれ着用洗剤「アクロン」がおすすめです。さらに柔らかく仕上げたい場合は、柔軟剤を併用しましょう。

Step③ 目立つ汚れがあれば前処理をする
エリや袖口など、部分的に気になる汚れがあるときは、おしゃれ着用洗剤「アクロン」の原液をつけ、キャップの底で軽くたたいて、洗剤をなじませておきましょう。

Step④ たたんで洗濯ネットに入れる
衣類がほかの衣類とからんだり、型くずれしたりするのを防ぐために、たたんで洗濯ネットに入れましょう。
装飾がついているf場合は裏返してからネットへ。カーディガンなどのボタンはしっかりとめてから洗濯ネットに入れます。
ネットに入れる際は、ひとつのネットに1着が原則!

Step⑤ 弱水流コースで洗います
洗濯機の「手洗い・ドライ対応・おしゃれ着コースなどの弱水流コース」を選んで洗いましょう。

Step⑥すぐに取り出して、形を整えて干す
洗濯じわを防ぐため、脱水が終わったらすぐに洗濯機から取り出しましょう。たたんでから両手でたたいて、しわを伸ばします。
干すときは、平らな場所や平干しネットの上で陰干しすると、型くずれを防止できます。
平干しできない場合は、袖をたらさないように、身頃といっしょに竿にかけて干しましょう。

その他、 衣替えの「二オイ」「色あせ」を防ぐコツは?

【ニオイを残さない「しまい洗い」】
ニオイが気になりやすいアイテムの代表が、インナー。機能性インナーの素材である化学繊維は、皮脂汚れに含まれる液状の汚れ(オレイン酸)がつきやすく、さらに極細繊維のため、汚れが奥の奥まで入り込みやすいという特徴があります。そのため長期収納すると、気になるニオイが発生しやすいのです。
ニオイ対策には、汚れをしっかり落とすことが必要です。皮脂汚れに強い液体高濃度洗剤と液体酸素系漂白剤を活用し、つけ
置き洗いでニオイを落としてからしまいましょう。

【色あせさせない「しまい洗い」】
色あせの原因として考えられるのは、お洗濯を繰り返すこと、外干しでの直射日光などです。一度色あせが起こると元には戻らないので、色を守りたい衣類は、普段のお洗濯・しまい洗いに関わらず、おしゃれ着用洗剤でのお洗濯がおすすめです。おしゃれ着用洗剤には、水道水の塩素による色あせを防止する効果があります。
また、日光による色あせを防ぐには、「陰干し」や「部屋干し」が有効です。衣類に直接日光が当たらないようにしましょう。どうしても日光が当たってしまう場合は、衣類を裏返しにして干しましょう。

【収納方法】衣替えも効率的に!らくらく収納3パターン

収納方法の工夫は、衣類のしわや型くずれの予防にもつながります。取り出しやすく、しまいやすい収納の仕組みをつくっておくと、手持ちのアイテムがひと目でわかって、毎朝の服選びもラクになりますね。

Point① 引き出し収納
Tシャツや吊るすと伸びやすいニット類は引き出しにしまいましょう。しわが気にならないカジュアルパンツや下着、靴下、ハンカチなどはアイテム別にまとめます。衣類を寝かせずに立てて入れると、引き出しの中が見やすくなりますよ。

Point② 吊るして収納
型くずれやしわを避けたいスーツ、スカート、パンツ、ジャケットなどは、吊るして洋服ダンスやクローゼットへ。トップスのハンガーとボトムのハンガーを交互にしたり、ハンガーの位置が上下にずれるように配置すると、上着の肩などがぶつかり合って擦れる心配もありません。数着分の上着を吊るせるハンガーなどを使うと、省スペースでたくさんの衣類を吊るせます。

Point③ ケースで保管
長期保管の時に活躍するのが、衣類ケースです。ニット類はケースの大きさに合わせてたたみ、寝かせず立てて収納しましょう。衣類を重ねるよりも、立てて並べる収納の方が、衣類に重みがかからないのでしわが付きにくく、型くずれも防止できます。すべてのアイテムが一目で見渡せ、取り出しやすいのもポイントです。

■情報提供: ライオン株式会社 リディア
スーパーNANOX
アクロン
ブライトSTRONG
ソフラン
構成/CLASSY.ONLINE編集室

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