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北海道に行ったら立ち寄りたいベーカリー&カフェ5軒。豊かな自然から生まれた食材で作られるパンは別格!

  • 2020.9.20
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自然がいっぱいの北の大地・北海道。豊かな自然から生まれた食材で作られるパンは別格です。そこで今回は、わざわざ足を運びたくなるカフェ併設の北海道のベーカリーをご紹介します。パンだけでなくワインやチーズも食べられるところも。ぜひ、食から北の大地を感じてみて。

1.野原の中にぽつんと一軒、北海道産のワインやチーズも食べられる。〈Cafe Stoven〉/美唄

野原の中にぽつんと一軒。ときには羊たちも草を食みにやってくる。パン焼き小屋の中には薪窯。北海道産小麦を使って、しっかり水分を含ませたみずみずしい生地を作る。だから、翌日、翌々日、そのまた翌日でも、おいしく食べられる。カフェでは地元食材を使った「季節野菜のサンド」ほか、北海道産のワインやチーズも食べられる。

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「季節野菜のサンド」(900円)

〈Cafe Stoven〉
北海道美唄市西五条北5-5-5
0126-35-4077
10:00〜18:00 月火休
23席/禁煙

2.薪窯で焼かれたパンと自家焙煎したコーヒー。〈ソーケシュ製パン×トモエコーヒー〉/虻田

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「クロワッサン」(200円)

原野の中にある古いドライブインに古家具を置き、ベーカリーカフェに改装。今野祐介さんが薪窯でパンを焼き、妻のともえさんが、東京の名店〈カフェバッハ〉で使われていた焙煎機で自家焙煎したコーヒーを淹れる。ここで食べるクロワッサンとコーヒーは夫婦のマリアージュ。ソフトクリームがおいしいタカラ牧場も近い。

〈ソーケシュ製パン×トモエコーヒー〉
北海道虻田郡喜茂別町字中里185-1
0136-33-6688
10:00〜17:00 火水休
14席/禁煙

3.羊蹄山の雪解け水に恵まれた美しいパン。〈ソーケシュ製パン×トモエコーヒー〉/虻田

自然の中にある古いドライブインで営業。自家製ルヴァン種を使用、薪窯で焼く。近くで湧く名水や、北海道産小麦、隣接の〈タカラ牧場〉のバターなど地元産の食材を使う。妻のともえさんが焙煎、丁寧にハンドドリップしたコーヒーとパンをイートインすれば心地いい時間が過ぎる。

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1.パン・ド・カンパーニュ600円、2.食パン460円、3.ヒマワリの種460円、4.レーズン・クルミ920円、5.ブリオッシュ680円(各税込)。このパンを食べると無性にバターやチーズを欲する。店主・今野祐介さんが、隣の〈タカラ牧場〉のチーズや地元産はちみつといっしょに毎日自分のパンを食べているからかも。「『こんな感じがうまいだろ』それをずっとつづけているだけです」

〈ソーケシュ製パン×トモエコーヒー〉
北海道虻田郡喜茂別町字中里185-1
0136-33-6688
10:00〜17:00 火水木休
8席/禁煙

通販:sokeshu.com

4.小麦畑にある日本一大きなパン屋さん。〈麦音〉/帯広

小麦畑が敷地内にある日本一大きなパン屋さん。風車で製粉機を回し、広大な売り場にたくさんのパンが並ぶ、パンのテーマパーク。地元・十勝産小麦100%でパンを焼く。「オ・ドゥ・ブレ十勝」は十勝産キタノカオリのおいしさを見事に表現した逸品。白スパサンド、あんドーナツなどは地元で定番のフォークフード。

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「オ・ドゥ・ブレ十勝」(133円)

〈麦音(むぎおと)〉
北海道帯広市稲田町南8線西16-43
0155-67-4659
6:55〜20:00 不定休
店内50、店外50席/禁煙

(Hanako1182号掲載/photo:Hiroaki Ikeda, Kenya Abe text:Hiroaki Ikeda special thanks:Yuya Uemura, Ami Hanashima edit:Yoshie Chokki)

5.丘の上にポツンと佇む理想のパン屋〈toi〉/ 河東

薪窯でパンを焼きたくて移住、小麦畑のそばの人家もない丘にパン焼き小屋を建てた。生産者から取り寄せた自然栽培・有機栽培小麦を製粉、その粉から種も起こし、パンを焼く。旬の果物で作ったコンフィチュール、交流のある道内の生産者によるチーズもパンとイートイン可。

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おまかせ便(5,000円セット、税込)。1.白いパン、2.茶色いパン、3.パンブリオッシュ、4.くるみとレーズンのパン、5.黒いパン、6.ひまわりのパン。葡萄種とホップ種を使用した白いパンは食パンのよう。パンブリオッシュは地元の〈あすなろファーミング〉のバターを使用する贅沢さ。茶色いパンは自家製粉20%のカンパーニュ。黒いパンは自家製粉した全粒粉100%。

〈toi〉
北海道河東郡音更町字上然別北6線23-4
0155-32-9177
11:00〜16:00 月火休
8席/禁煙

Navigator…池田浩明(いけだ・ひろあき)/パンラボ主宰。パンについてのエッセイ、イベントなどを柱に活動する「パンギーク」。著書に『食パンをもっとおいしくする99の魔法』『日本全国 このパンがすごい!』など。 パンラボblog

(Hanako1186号掲載/photo:Kenya Abe)

※掲載しているパンはすべて取材時のものです。

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