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仕事も辞めるしかない…体調不良の原因がわからず苦しむ日々/パニック障害がわかるまで【パニックにゃんこ Vol.7】

  • 2020.9.19
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前回のあらすじ
結婚式当日に血の気が引いてフラフラに。ほとんど記憶にないまま結婚式を終えたけど…



出かける度に何度も繰り返す不安と震えなどの体調不良。この頃は明らかに自分の体がおかしいのは自覚していました。

ただ動悸や震え、血の気が引くなどの症状で検索してもたくさんの病気がヒットします。何の病気か分からないので、何科の病院に行けばいいのかすらも分かりませんでした。

ここでパニック障害も候補に上がったのですが、パニック症状の代表の症状とされる「死んでしまうのではないかと思う強い恐れ」が私には感じられなかったのです。


まだハネムーンの事は諦められず、体調の事を考えて国内(沖縄)にする予定にしました。本やカタログなどを見て沖縄への夢を膨らましていきました。


しかしまた会社のトイレで…

普通にトイレに入っていただけなのにまた急に血の気が引く感覚!!

慌ててトイレから出て、廊下で倒れ込んだところにちょうど同僚の方がいたので助けを求めました。


もちろん会社内では私が倒れたということで、みんなが注目。

しばらく休憩室で休むことになりました。

この時ずっと肩を支えて心配してくれた上司や同僚の方…本当に感謝しております…


「このまま病院で診てもらった方がいい」と言われ、仕事を抜けて病院へ行くことに。

今までお腹の不調と言われていたので、胃腸内科を選びました。


今思えば、ここで胃腸内科を選択したのも間違っていたのですが…


「運動不足」が原因ではないかとのことで、良くなるまでこの病院に通う事にしました。その結果、更にパニック障害への診断が遅れることになりましたが、ここの病院で、バリウム検査や胃カメラ、心臓など他の内臓に問題がないか検査ができたのでそこは良かったと思います。


さっそくこの日からタマオくんを巻き込んで足腰を鍛えるためにウォーキングをすることに!

症状を早く治したいがために焦って運動をしました。

ただこれも無理をして自分に負担をかけてしまい…

もう出かける度、会社に行く度この症状が現れるようになりました。

この時点で外に出ることが怖くなっていました。

もちろんウォーキングどころではないので、運動も全て終了…


もう会社に行きたいのに行けない状態、会社を休む罪悪感、病気への不安…

どうにもならない状態にシクシク泣きました…

私がしていた業務は他に担当している人がいないので、職場に迷惑をかけていました。残念でしたが急いで引継ぎを探してもらい会社を辞めました。

自分の好きな仕事ができて、人間関係も良く、大好きな職場だったのにこんな終わりを迎えるなんて…

本当に辛い選択でした。


次回に続く


『パニック障害とは』
理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、手足の震えといった発作が起こり、そして発作が繰り返されることで、発作に襲われることに対する不安を感じるようになり、毎日の生活に支障をきたすようになってしまう症状です。

本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。

(鳥頭ゆば)

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