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京都山科の名所題 | いつの時代も”恋って切ない『随心院』

  • 2020.9.16
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絶世の美女・小野小町の実家跡とも言われている『随心院』で、小野小町の美貌と才能にあやかって参拝してきました。ご利益がありますように…!

山科の名所『随心院』

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真言宗善通寺派の大本山で、『勧修寺』とは地下鉄東西線 小野駅を挟んで反対方向にありますが、15~20分くらいで行けるのでセットでの観光をおすすめします。
実は誰もが知っている絶世の美女・小野小町の実家跡とも言われています。

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小野小町ゆかりのお寺

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小野小町と言えば「深草少尉の百夜通い」でも有名ですよね。このエピソードはフィクションですが、深草少尉のモデルとなった人は実在して、随心院にはその伝説が残っています。「深草少尉百夜通い」とは、小野小町に100日間毎日通い続ければ求愛を受け入れると言われた深草少尉が、大雪の100日目に凍死してしまうお話です。深草から小野までは5kmもあります。惚れた弱みというのか…ですが私は小野小町も100日目楽しみにしていたのではないかと思っています。じゃないとあまりに不憫で可哀想。

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小町文塚や化粧の井戸、地蔵菩薩などが安置されているので、それらを見ながらあれこれ想像するのも楽しかったです。とはいえ、いつの時代も恋って切ないなと思いました。

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話題!本堂の襖絵

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アートユニット「だるま商店」が手がけた華やかなこちらは、なんと本堂の襖絵「極彩色梅匂小町絵図(ごくさいしきうめいろこまちえず)」
小野小町の生涯っが絵巻物のように描かれています。「深草少尉の百夜通い」も描かれているので見つけてくださいね。

はねず踊り

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「深草少尉の百夜通い」の悲哀伝説をテーマに現代風に踊る行事で、”はねず”というのは梅花の薄紅の色のことです。梅の時期はまだまだ先ですが、小野小町の美貌と才能にあやかって参拝してきました。ご利益がありますように…!

詳細情報

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名称:随心院
住所:京都府京都市山科区小野御霊町35
時間:9:00~16:30
拝観料:大人 500円
HP:http://www.zuishinin.or.jp/

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