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ピリッとした刺激が酒を呼ぶ"黒胡椒の焼きおにぎり"|酒呑みの心を鷲掴む焼きおにぎり③

  • 2020.9.15
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シンプルだからこそ奥が深い焼きおにぎり。今回は黒胡椒を効かせただけの焼きおにぎりですが、食べると酒が欲しくなり、酒を飲むとおにぎりが食べたくなるという無限ループが誕生する一品です。

ピリッとした刺激が酒を呼ぶ"黒胡椒の焼きおにぎり"|酒呑みの心を鷲掴む焼きおにぎり③

■締められないおいしさ

キリッとした胡椒のアタックがヒリヒリと舌をしびれさせて、カッカッとする。菜種油の香ばしさと相まって、どうにも締められない。

□黒胡椒の焼きおにぎりのつくり方
材料
材料

◇材料 (三角形7~8個分)

米:2合(300g)
黒胡椒:大さじ1(粒)
A :
・ 水:330mL
・ 酒:大さじ2
・ 塩:小さじ1
菜種油:少々
塩:少々


(1)米を研ぐ
米を研いでザルに上げる。水気をよくきり、ラップをして1~2時間置く。表面が乾かないように時々全体を混ぜる。

(2)漬け置く
鍋にAを入れて塩をよく溶かし、①を入れる。夏は30分、冬は1時間置く。

(3)胡椒を砕く
黒胡椒を乾いたさらしに包み、すりこ木で叩いて一粒が四つ割りになるくらい粗めに砕く。

(4)炊く
鍋に③を入れて炊き、沸騰したら弱火にして7~8分、火を止めて15分蒸らし終わったらさっくりと混ぜる。

炊く
炊く

(5)焼く
炊きたてのご飯を100g取り、手に塩水(分量外)をつけてしっかりめにむすぶ。同様にして残りもむすぶ。粗熱が取れたら、焼き網に油(分量外)を塗って強火で熱し、おにぎりをのせ、中火にする。焼き色がつくまで焼く。刷毛で菜種油を塗り、軽く塩をふる。焼く面を変えながら焼き上げる。

焼く
焼く

――教える人

「オカズデザイン」

吉岡秀治・知子夫妻が結成した、料理とデザインのチーム。NHK連続テレビ小説「てっぱん」や、映画『食堂かたつむり』での料理監修をはじめ、“時間をおいしくしてくれるもの”をテーマに多方面で活躍。著書に、新刊の『マリネ』(主婦と生活社)ほか多数。


文:山村光春 写真:上山知代子

※この記事の内容はdancyu2014年11月号に掲載したものです。

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