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美の神殿、BULY(ビュリー)の新店が青山骨董通りに誕生。ビルの一角がまるで18世紀フランスに

  • 2020.9.15
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パリ発の総合美容専門店「OFFICINE UNIVERSELLE BULY(オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー)」が、日本7店舗目となる青山骨董通り店をオープン。店の表にブランド名を出さずに青山骨董通りに溶け込みながらも、ショップサインとしてベストセラー「ポマード・コンクレット」の巨大なサンプルが存在感を表す、ユーモア溢れるショップが誕生した。

フレグランスからスキンケア、美容ツールに至るまで上質を好む大人たちの琴線に触れる多種多様なビューティグッズが充実しているパリ発の総合美容専門店「OFFICINE UNIVERSELLE BULY」。創業当時のパリをイメージさせる装飾的なパッケージやカリグラフィーの演出も好評だ。

これまで、店を開く土地に馴染み、親しまれる存在になることを大切にしてきた「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」が新たな住処とするのは、東京・青山の骨董通り。1982年に建てられたレンガ造りのビルの一角で、ブランドの世界観を体現している。

フランスと青山を繋ぐ共通項はレンガ。外壁だけでなく街路まで敷き詰められたレンガ造りをそのまま活かし、内装にもレンガを敷き詰めることで、道を行き交う人がそのまま誘い込まれるような不思議な体験を演出している。

奥に長い約40平米の空間は、店ではなくビルの奥へと続く通路のような不思議な空間。また、古代の浴場を連想させ、バスアイテムも多く取り扱う同ブランドの商品がマッチしている。

そんな不思議な空間に足を踏み入れると目を奪うのがピンボールゲームのように縦横無尽にディスプレイされたガラス管だ。桐山製作所による理化学研究用のガラス器具を使ったインスタレーションで、全6種のボディオイル「ユイル・アンティーク」を試すことができる。実験室の機能性を追求し生まれた造形美は、創業者のビュリー氏が憧れた日本のものづくりだという。

ガラス管のディスプレイとコントラストを効かせるのが対照に置かれた、フランスの装飾芸術のクラシックを踏襲したディスプレイだ。フランスの家具職人によるウッドパネルには上質な真紅のベルベット生地、ギリシア神話の水浴のシーンを連想させる石膏リリーフが張り込まれ、18世紀のフランスにいるかのような気分を盛り上げてくれる。

美容に大切なのは、効果効能だけでなく自分自身をいつくしむ意識にある。美しい装飾や仕掛けを体感することによって心までも治癒してもらえる場所が、この青山骨董通り店ともいえよう。

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