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【アニオタ白書】そもそもなぜアニメを観るの?アニオタたちがアニメを好む理由を探る

  • 2015.5.11
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アニメオタク、通称「アニオタ」(「アニヲタ」と表記される場合もあります)。

それは、深夜アニメ(もしくは日曜の朝あたりにやっているアニメ)を好み、場合によってはそこから派生するさまざまなものを、それぞれの形で愛する人々のこと!

Woman Insight編集部では、アニメを愛する鈴木梢が、アニオタたちの実態を調査。10代~50代の男女125名(男性44名、女性81名)にアンケートを実施しました。

1回目はコチラ→ 【アニオタ白書】125人に聞く!いつから、どんなきっかけで自分が“アニメオタク”だと自覚した?

第2回となる今回のテーマは、「アニオタたちはなぜアニメを観るのか」。愚問だとつっこまれそうですが、意外といろんな理由で観ているものだと判明したのです。

◆アニオタたちは、なぜアニメを観るのか

1位 アニメそのものが好きだから……111票(88.8%)

2位 原作(ライトノベルやマンガなど)が好きだから……59票(47.2%)

3位 声優が好きだから……53票(42.4%)

4位 アニソンが好きだから……36票(28.8%)

5位 制作会社が好きだから……30票(24.0%)

6位 制作者が好きだから……26票(20.8%)

9割の人が「アニメそのものが好き」と回答して1位。当然だろとつっこまれそうですが、以外といろんな理由があるもので。

たとえば、「テレビを観ている時間帯が合うから(深夜帯)」「フィクション全般が好きだから」「難しい設定にのめり込み、ほかのことを忘れるため」などといった回答が集まりました。アニメを観る動機にも、いろいろありますね。

そして2位は「原作が好きだから」。もともと原作が好きで、アニメがはじまったから観はじめたというケースはかなり多いようです。別の記事として公開予定の「出費」に関する調査では、半数以上のアニオタたちの出費が「書籍(同人誌を除く)」となっています。

◆現実には叶わなくても、夢を見られる

「自分の実際の生活ではできなかった、青春や夢を追いかける姿を見て、ときめきやわくわくをもらっている」(フリーター・28歳 女性)

「思いっきり夢を見られる! アニメの中では完璧な世界が繰り広げられるから、現実では叶わないことを忘れられるとともに、現実に起きていることの解決の糸口が掴めそうなときもある」(編集・21歳 男性)

アニメの中には、さまざまな時代と世代、そして世界があります。過去や現在の自分と似た環境のなかで動くキャラクターに、自分を投影し、疑似体験することだってできます。

 

◆「好き」というより「人生の一部」「空気のようなもの」

「現実に縛られない自由な表現が最大の魅力だと思いますが、どこがどう好きとは言えない程度には人生の一部になっています」(Web担当・28歳 男性)

「空気みたいなものなので改めて聞かれると困る」(IT系企業勤務・30歳 男性)

前回の記事で「アニメはお金をかけなくても楽しめる」と書きましたが、アニメ視聴はいつの間にか習慣になっている人も多いもの。好きという状態を通り越して、いつの間にか習慣化し、無意識的にまで視聴し、そしてなくてはならない存在になっているということも……。

 

◆さまざまな要素の組み合わせの魅力

「多くの人間が関わり、技術が盛り込まれているところが好き。たとえばテレビドラマと比較すると、役者は1人で『画面』と『声』両方を担当するが、アニメではそれを『イラスト』と『声優』、完全な分業が行われている。作画の修正や追加シーンなど、カットの変更を加えても矛盾が出にくく、柔軟に制作できるのもアニメの優れている点だと思うし、絵柄が無限に変わり続けるのも時代の流行がわかって楽しいところだと思う」(フリーター・22歳 男性)

「いろいろな人が1つの作品を作り上げるところ。マンガや小説などの原作やイラスト、それを動かす人や声や音楽をつける人、またそれを観てファン活動をするファン。またこれまでのアニメの長い歴史。様々な文脈と様々な解釈が合わさるところがアニメのいちばんの魅力だと思う」(学生・20歳 男性)

1つのアニメを成立させるためには、さまざまな人が動いており、そこにこだわりを持ったり、制作者や制作会社、声優などさまざまな角度からアニメを愛する人は多く見られました。

アニメに夢中になり出すと、アニメを構成するさまざまな要素に興味を持ち、こだわり出したり、詳しく調べ出したりするケースが多いようです。

◆現実にはあり得ないからこそ

「現実にはない、人物の動きや演出、カメラワークなど様々な表現が実現できる部分が好き。アニメーションの予備動作の細かなところなど」(グラフィックデザイナー・23歳 女性)

「現実では味わえない世界観を味わえる。『こうなったらいいのにな』という憧れも、アニメの中なら叶えられる。だからこそ、現実ではアニメのような非現実的なことは求めないし、いいストレス発散になると思う」(ライター・30歳 女性)

表現や世界観など、アニメだからこそできる「現実にはあり得ない」ことは多数存在します。それを表現しやすいのがアニメであり、だからこそファンタジー作品と相性が良いのかもしれません。

 

◆癒される、現実逃避できる……気持ちの切り替えのためのアニメ

「脳みそ空っぽになれるのがいい。読書のように考える必要がなく、自発的に文字を目で追ったりページをめくる必要もない。家でテレビさえあれば得られる。そして1人でも楽しめる。休日も、給料日も、友だちと予定が合う日も待たなくていい。夜明けを呪うようになったときは、人に会う前に、1人でアニメを見て泣く時間が必要」(金融系事務職・25歳 女性)

「なにかつらいことをしなければならないときに今日は好きなアニメの配信日だから頑張ろうと自分を元気づけることができる」(学生・20歳 女性)

アニメ視聴が好きというパターン。もちろん作品自体への愛情もありますが、アニメを観ることで頭の切り替えやリフレッシュをすることができ、日々の活力となるのです。

 

アニメを好む理由や観る動機は人それぞれですが、アニメを観るということは現実を忘れさせ、夢を叶え、アニオタたちに力を与えてくれるのですね。

もちろんそれはアニオタだけではなく、「大人になったけれど、アニメを観てみようかな」と思っている方にもあてはまること。「子どもの観るものだから」と思わず、深夜にテレビをつけ、ちょっと観てみてはいかがでしょうか。

さて次回は、アニオタたちが好むアニメジャンル、そしてアニオタが非アニオタに薦めるアニメ作品についての調査結果をお届けします。お楽しみに!(鈴木 梢)