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奈良県最古の醤油蔵がホテルに変身 朝食には古文書を読み解いて復活した醤油でおかゆを

  • 2020.9.13
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[ちちんぷいぷい-毎日放送]2020年9月1日放送の「きょうの話題に」のコーナーで、奈良の歴史あるスポットに生まれた古民家ホテルを紹介していました。

奈良県最古の醤油蔵を改修した、「NIPPONIA田原本 マルト醤油」です。

 醤油蔵の雰囲気が残るホテル(プレスリリースより)

築約130年の醤油蔵を改修

「NIPPONIA田原本 マルト醤油」は、築約130年の醤油蔵の原材料蔵などを7つの宿泊部屋に改修し、今年8月29日にオープンしました。

番組では、マルト醤油の18代目当主木村浩幸さんがお部屋を案内していました。

極力リノベーションせずに残したお部屋の中には木の香りが漂い、当時の面影が残っています。ゆったりと足を伸ばせるきれいなひのき風呂もありした。

母屋の2階には、スイートルームがあります。代々当主が住んでいた部屋です。

広々としていていて都会では味わえない佇まいを満喫できます。

また、古文書を保存していた蔵を改修したお部屋もあります。

70年ぶりに復活した醤油を使った朝食

戦後の食糧難などで一度閉業したマルト醤油でしたが、18代目の木村さんが古文書を読み解き、苦労の末、70年ぶりに醤油醸造を復活させました。その醤油は、宿泊時の朝食に使われています。

搾りたての醤油のあんがかかったおかゆをはじめ、ほんのり甘くコクのある醤油を使った料理が楽しめるとのこと。

 プレスリリースより

「醤油は発酵食品なので、食育を考えているご家族や、美容健康を意識されている女性にも来ていただければ」と木村さん。

大人の上質な時間を過ごせそうな古民家ホテル。泊まってみたくなりました。

(ライター:まみ)

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