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息子がお友だちに暴力!? クラス会で謝罪したけれど、真相は…(後編)【私のママ友付き合い事情 Vol.23】

  • 2020.9.12
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■前回のあらすじ
息子がどうして友だちを怪我させてしまったのか理由が判明。そして私はまたママ友から呼び出され…。
息子・悠斗が寛くんにケガをさせてしまったことで、寛くんママ・茜が激怒。クラス会が開かれ、私は保護者たちの前で茜に謝罪させられることになってしまいました。

ところが後日、康太くんと寛くんがいじめていたクラスメイトをかばった際、悠斗が寛くんに誤ってケガを負わせてしまったことが発覚。そんな時、私の元に茜さんから呼び出しの連絡が入って……。



私はママ友からの電話で、「そもそも保護者たちは、最初にクラス会を開いた時点で茜さんと康太くんママにドン引きしていたこと」、「今日ファミレスに集合して再び私を糾弾すると聞いたが、誰も行くつもりはないこと」、そして「事件の真相をみんなが知っていること」を聞かされていました。




茜さんは、サッカーの練習や試合のたびに、息子の寛くんを責めたり怒ったりしていました。逆に悠斗を大袈裟なぐらい褒めてくれていたのですが…もしかしたら、その言葉の裏には悠斗に対する嫉妬の気持ちがあって、“私たちをやり込める機会“を無意識に探していたのかもしれません。

その上、茜さんと手を組んだ康太くんママは、転校する先々でママ友と問題を起こすトラブルメーカーだったと風の噂で聞きました。

今回の事件を機に、茜さんと康太くんママは、保護者たちの中で孤立することに。そのきっかけを作ったしまったことに少し気が引けますが、子ども同士の関係はそこまでこじれていないので、少し安堵しています。

ちなみに、事件の真相が明らかになった後、悠斗に「なぜ理由を話さなかったのか」と尋ねたところ、「クラスメイトが、いじめられたことをママに知られたくないと言ったから」と。ケガをさせてしまったのはいけないことですが、友だちを守ろうとした悠斗の優しさにうれしくなりました。

子ども同士のトラブルは、真実がわかりにくいもの。今回、私は自分から動くことができず、もしクラスメイトのお母さんが真実を話してくれなければ解決にはたどり着けなかったのかもしれせん。私からもっと動けることはあったのか、ここまで話が大きくなる前にママ友との関係を見つめ直す必要があったのかなど考えさせられることもたくさんありました。

そして必ずしも自分の子どもを擁護すれば良いわけではありませんが、息子のことを信じてよかったと、あらためて感じる出来事でした。

原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ニタヨメ

(ウーマンエキサイト編集部)

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