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コスパ良し!フィレンツェ料理ランチ「リストランテ イル プリンチペ」@大阪・北浜

  • 2020.9.11
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<大阪発>イタリア料理はピザやパスタは一般的ですが、細長いイタリアは地方により気候風土も違い様々な郷土料理が楽しめます。そんなイタリア料理ですが、大阪でもなかなか出会う事が少ないフィレンツェ料理「Ristorante IL PRINCIPE」(リストランテ イル プリンチペ)のランチコースをご紹介します。

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出典:リビング大阪Web
場所はここ!

橋を挟んだ正面は中央公会堂です。右が「Ristorante IL PRINCIPE」(リストランテ イル プリンチペ)です。階段を降りると入口です。店内に入ります。

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出典:リビング大阪Web
店名の由来

イタリアでのオーナーシェフの恩師はハプスブルク家の末裔で食とワインを愛する温厚なお人柄だったそうです。「Il Principe」はそんな素敵な恩師のお名前です。

店内はお洒落な装飾と素敵なテーブルセッティングで、まるでハプスブルク家のパーティ会場のようですね。

ランチは2種類

5000円と10000円の2コースあります。(税別) ご紹介するのは5000円(税別)コースです。季節により変わります。

素材が書かれたメニューがテーブルに置かれています。イタリア語をカタカナ表記してあるので、読めますが舌を噛みそうです。イタリア・フィレンツェへの旅気分でお楽しみ下さい。私はボケ防止も含んでいます(笑)。

ストゥッチキーノ(前菜)
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出典:リビング大阪Web

フォアグラ ブリオッシュ 赤ルバーブ

蓋を開けてもらうと中からほんの少しですが、もくもくと煙が出てきます。浦島太郎のようにお爺さんにはなりません(笑)。香り高い燻製です!トーストした手作りの小さなクロスティーニ(ブリオッシュパン)のオープンサンド。上にはシェリー酒でマリネしたフォアグラ、ピスタチオ、赤ルバーブのジャムが載っています。とても可愛いけれど、手がかかった逸品です。

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出典:リビング大阪Web

栄螺(サザエ) イカ墨 赤パプリカ ゴーヤ

ピザ生地にはイカ墨が練りこまれ、サザエが包まれています。ふんわり優しい食感の生地にサザエがコリっと存在感を現してくれます。食感の違いも楽しめ美味しいです。

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出典:リビング大阪Web

極みホワイトコーン プロシュットドルチェ

甘いホワイトコーンのパンナコッタの上に、優しい塩味のプロシュットがのっています。パンナコッタはデザートのイメージですが、お料理としても美味しいです。優しい味のホワイトコーンクリームの甘みが口の中に広がります。

本日のインサラータ(サラダ)
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出典:リビング大阪Web

信州ニジマス 水茄子 コールラビ ビーツ 山もも 葉わさび 極ヨーグルト

カルパッチョのサラダ仕立てで、信州のニジマス、ハーブ野菜、黒大根、ビーツ、コールラビ、水茄子などが沢山入っています。上からヨーグルトベースのドレッシングをかけてくれます。野菜、信州ニジマスの素材の味も生きています。野菜が新鮮なので、食感も楽しめます。

野菜登場!
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出典:リビング大阪Web

ヤングコーン(右)、泉州水茄子、ビーツ、茸(アワビダケ)、万願寺、こぶりのマスクメロン(奥)、サマートリュフ(中央)など

マスクメロンは畑から間引きされた小さいものがグリルされます。ヤングコーンはひげまで食べられます。ではコース料理が続きます。

黒豆枝豆のスフォルマティーノ
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出典:リビング大阪Web

夏本州鹿 フォンドゥータ サマートリュフ

奈良県産黒豆が使用されています。スフォルマティーノはイタリア版のスフレです。 チーズのソース、パルミジャーノと肉のソースは鹿の煮こみソースです。 サマートリュフをかけてくれます。サマートリュフは甘い香りがします。

パン
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出典:リビング大阪Web

フォカッチャとライ麦粉のパン

自家製で食感の違いも楽しめます。パンにもこだわられ、歯切れがよく、噛む回数が少なく、食べ疲れなく、お客様に沢山食べてもらいたい、そんな愛情が込めて作られています。

手打ちパスタ マルタリアーティ
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出典:リビング大阪Web

淡路鱧 白神あわび茸 サルデーニャ産ボッタルガ フェンネルの花

マルタリアーティとはイタリア北部のパルマ地方で作られるパスタです。 パスタの太さが不揃いというのが麺好きにはたまりません。各家庭で食べられているのでしょうね。今、旅に行けないイタリアに思いを馳せます。

西洋のからすみ「ボッタルガ」が入っています。 ハーブのフェンネルの花をかけてくれます。華やか~で可愛いです。

旬魚のパディッラータ
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出典:リビング大阪Web

スイカのソース 大葉 真蛸 コリンキー

中には大葉を巻いてパリっと焼き上げた旬魚の高知のスズキが入っています。サクッとした食感と中からジューシーなスズキの味のハーモニーが楽しめます。

ジェノベーゼソースとオレンジのソースがかかっています。 オレンジのソースは、小玉スイカ「ひとりじめ」のガスパッチョソースです。 わざわざこのためだけに作られた、小麦粉と水だけで作ったトスカーナパンがトロミを付けています。

国産牛のアッロースト
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出典:リビング大阪Web

次に提供される肉料理で使う牛モモを見せ、説明してくれます。薩摩黒牛、素晴らしいサシが入っています。

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鹿児島県産南国黒牛のアッロースト ノルマンナソース

とても柔らかくて旨味が口の中に広がります。先ほど見せてもらったお野菜がグリルされています。小さなマスクメロンは食感よく、ヤングコーンはひげまで食べる事ができます。万願寺との組合せも旬を感じます。

ドルチェ
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出典:リビング大阪Web

真のティラミス

これは一言でいうと絶品!初めて食べるティラミスの味です。 口に含むと瞬間的に溶けはじめます。中は7層になり、サヴォイアルディはエスプレッソに浸され、独特の香りと味がしっかりと残り、甘さに全て流されず、意思を持った味が美味しいです。本場イタリアから来た人も、このティラミスは初めての美味しさと絶賛だったそうです。

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出典:リビング大阪Web

赤紫蘇のグラニータ マチェドニア

赤紫蘇シャーベットと青梅のゼリー、フルーツが入っています。これを混ぜて頂きます。美味しいお料理の後を爽やかな口に戻してくれます。

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お茶菓子

三種のクッキーです。固焼きクッキーが固い方はお茶に浸しながら食べます。味の幅が広がり楽しめます。ザレッティはグラッパとうもろし粉とレーズンで作られています。メレンゲはコーヒー味で口の中でとろり、とろけます。

カフェ
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出典:リビング大阪Web

こちらのボトルには、紅茶のリーフやコーヒーの粉などが入っていて、香りをかぐことができます。

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出典:リビング大阪Web

オレンジ&クリーム ルイボスティー

一番人気だそうです。甘い香りの中にオレンジとルイボスティの香りが広がります。カップもオーナーのこだわりが光っています。

デザートまで大満足のコース料理でした。

まだまだ進化中!オーナーシェフ
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出典:リビング大阪Web

新鮮な食材がお料理にいかされ、料理法にもかなりこだわられている温かいオーナーシェフです。早朝、奈良から新鮮な野菜を買い、背負ってお店まで運ばれているのにはびっくり。まさに産直!!!店内の装飾も素敵で癒されます。

これだけついて、5000円(税別)とはお得なコース料理です。美味しいお料理ですが、まだまだ進化中との事です。リピーターが多いのも頷けます。ワインなどもありますのでお昼から乾杯も良いですね!勿論しっとりと夜のコース料理もおススメです。デートにも良いですね!

季節の旬が楽しめるので、季節ごとに行きたくなるフィレンツェ料理のおススメのお店です。

Ristorante IL PRINCIPE(リストランテ イル プリンチペ) 住所:大阪市中央区北浜2-1-26松岡ビルB1F 電話番号:06-6233-3366 営業時間:ランチ 12:00~15:30 (L.O13:30)、ディナー17:30~23:00(L.O20:00) 定休日:不定休 http://ristorante-ilprincipe.jp/

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