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沖縄本島南部の人気ホテルが提案するwithコロナでもストレスフリーなリゾートステイ

  • 2020.9.10
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沖縄旅行ではさまざまな楽しみ方があるが、リラックスしながら非日常感を満喫できるリゾートホテルでの宿泊もそのひとつ。そんな空間だからこそ、感染対策は徹底してほしいもの。そこで、この記事では沖縄の代表的なリゾートホテル「サザンビーチホテル&リゾート沖縄」で実践している感染対策を取材。さらに、GoToトラベルキャンペーンや緊急事態宣言下でどのような状況だったのか、話を聞いた。

コロナ禍での状況を、営業部長の杉野光也さんに聞くと、4月から6月までの休業を経て再開した後、利用客は前年に比べて3分の1程度だったという。
Go Toトラベルキャンペーンの開始直後の連休は利用客が戻ってきていたが、感染の再拡大後はまた減少し、前年比で4分の1となっている。

「感染対策を行うから料金を上げるということは無理です。当面はウイルスと共存していかなければならず、お客様はもちろん、スタッフの安心・安全を確保しながら、その上で売り上げとコストのバランスを常に考えつつ、対応をしています」

サザンビーチホテル&リゾート沖縄 営業部長 杉野光也さん

そんな中でも、ホテルではリゾートを楽しんでもらおうと、感染対策をして営業を続けている。1階と2階にそれぞれ設けられているエントランスの前では、検温と手指への消毒液の吹きかけを行っており、それぞれホテルスタッフが行うことで、入館するすべての人へチェックを徹底している。

フロントにはアクリルボードと消毒液を設置。コロナ禍で新たに始めた客室へ食事をデリバリーするサービスもチェックイン時に案内している。利用も多く、好評とのことだ。

ブッフェでは、準備の際の食器などへの消毒はもちろん、1組の利用客が退場するごとにテーブルやいすを拭き上げ、テーブルクロス交換を行うなど管理を徹底。利用客には取り分けの際にマスクやビニール手袋を着用してもらう、個別に箸やスプーンを利用してもらうといった対策をお願いしている。

お菓子やお茶は個包装にして対応Harumari Inc.

ブッフェエリア以外では、ハイクラスの客室ゲスト向けのプレミアムラウンジの短縮営業や、屋外プールの更衣室内ロッカーは間隔を開けて使用、おみやげ売り場の昼時間帯閉店(閉店時間に消毒作業実施)、エレベーターの定員を4人に減らす、などの対策をとっている。

ホテルでここちよく過ごすことができれば旅の印象も良くなるというもの。コロナ禍の今は、その意味合いがより重要となってくる。感染対策をしっかりと行っているホテルを見つけて、ゆったりとホテルステイを楽しみたいものだ。(2020年8月17日 午後4時頃 撮影)

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