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豆腐は賞味期限が過ぎても大丈夫?食べられる日数から保存方法まで紹介

  • 2020.9.10
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冷奴や味噌汁、麻婆豆腐など毎日のおかずに欠かせない豆腐。季節に関係なく購入する常備食材だからこそ、賞味期限も気になりますよね。そこで本記事では、豆腐の賞味期限について詳しく解説します。いつまでなら食べられるのか、また食べて良いかを判別する方法や安全な保存方法についても分かりやすく掘り下げるので、ぜひ参考にしてください!




■豆腐の賞味期限は種類によって違う
豆腐は賞味期限が過ぎるとアクが出てきて本来の風味が損なわれるだけでなく、深刻な健康被害につながる恐れもあります。また豆腐の賞味期限は、厳密にいうと種類によって異なります。そのことを知ったうえで用途に合わせて購入することをおすすめします。賞味期限と消費期限の違いについてもしっかりと理解しておきましょう。

・消費期限と賞味期限が印字された豆腐の違い




国内で販売されるすべての加工食品は、原則として期限表示が義務付けられています。その表示方法には、消費期限と賞味期限があります。消費期限は、定められた方法で保存した場合に『安全に食べることができる期限』を具体的な年月日で表示したものです。一方、賞味期限は、定められた方法で保存した場合に『品質の保持が保証される期限』を具体的な年月日で表示したものです。しかし、これを越えても品質が保持されていることがあることを含みます。

つまり、消費期限は「この日までに食べてください」という意味を持ち、賞味期限は「この日までならおいしく食べられますが、過ぎたからといってすぐ食べられなくなるわけではありません」ということを意味します。

豆腐の場合も消費期限が表示されている場合は、できるだけ早くに食べ切る方が良いです。一方、賞味期限が表示されている豆腐の場合は、少し余裕をもって消費することができるといえるでしょう。ちなみに、どちらも未開封であることが前提です。また通常、30℃~40℃で雑菌が繁殖し始めるといわれています。

豆腐は、10℃以下の冷蔵庫で保存するのが鉄則といっても良いでしょう。そのため、いったん開封してしまった場合や冷蔵せずに常温保存したり、温かい場所に放置してしまった場合は、賞味期限や消費期限の表示は当てはまらないということを理解しておきましょう。

・腐りやすい?『水入り豆腐』の場合




豆腐はもともとは水に入れたまま売られてきました。最近ではほとんど見られなくなりましたが、豆腐屋さんにボウルを持って行くと豆腐といっしょに水も入れてそのまま売ってくれます。これをスーパーなどで売りやすいようにパッケージしたのが『水入り豆腐』です。絹ごし豆腐も木綿豆腐も、この『水入り豆腐』で、賞味期限は長くても10日前後です。早いものなら3~5日前後になるため、あまり日持ちはしないと考えましょう。

・長持ちしやすい!『充填式豆腐』の場合


『充填式豆腐』は、豆乳のままパックに入れて加熱して固めたものです。パック内にピッタリ収まっており、いっさい空気に触れることなく殺菌されているため、『水入り豆腐』に比べて賞味期限が長くなります。長いものなら約2ヶ月となっているので、まとめて買っておきたい時は、『充填式豆腐』がおすすめです。

■豆腐の賞味期限はいつまでなら過ぎてもOK?




賞味期限は消費期限と違って、少しぐらい過ぎても問題なく食べられることを意味します。だからといっていつまでも大丈夫というわけではありません。いつまでなら過ぎても問題ないか、について解説していきましょう。

・2~3日過ぎたもの


豆腐は、『水入り豆腐』であっても『充填式豆腐』であっても、賞味期限を過ぎて2~3日であれば問題なく食べることができるでしょう。開封せずに冷蔵保存していることが条件になりますが、風味も香りも、賞味期限内の豆腐と遜色ありません。

・1週間過ぎたもの




賞味期限を1週間過ぎた豆腐を食べる際には、十分な注意が必要です。特に『水入り豆腐』の場合は傷んで食べられないことが多く、基本的には廃棄することをおすすめします。食べられるとしてもアクが出るためおいしくなくなります。パックのまま未開封だから大丈夫と過信しないようにしてください。

一方、『充填式豆腐』の場合は、人の手にも空気にも触れずに殺菌されているため、『水入り豆腐』よりは長持ちします。賞味期限を1週間過ぎても食べられることがありますが、傷んでいると重大な健康被害を起こす可能性もあるため、後述する注意事項をチェックして細心の注意を払うことが大切です。

もし食べる場合は、味噌汁や炒め物など十分に加熱して使うようにしてください。

・10日過ぎたもの


賞味期限を10日過ぎた豆腐については、絶対に食べないようにしましょう。見た目で大丈夫と思っていても、食中毒など人体に悪影響を及ぼす菌が繁殖している可能性も十分に考えられるため、すぐに廃棄してください。

・1ヶ月過ぎたもの




賞味期限を1ヶ月以上過ぎた豆腐は、絶対に食べないでください。水入りでも充填式でも、体に甚大な悪影響を及ぼす可能性が非常に大きいため、迷わず廃棄しましょう。

■賞味期限切れ豆腐を使用する前にすべきこと




豆腐は賞味期限内に食べ切るに越したことはありません。しかし、気をつけていてもうっかりと期限が切れてしまうこともあるかもしれません。その際には、いくつかの項目を確認してから食べるかどうかを決めましょう。

・異臭のチェック


豆腐が腐るとツンと鼻を突くような異臭がすることがあります。豆腐にはありえない酸っぱい臭いを放っている場合は、絶対に口にしないように気をつけてください。豆腐は大豆由来の独特の香りがするのが特徴です。しかもどちらかというと淡泊で、あまり強い匂いではないため、異臭がすればすぐに分かるはずです。

・変色やカビのチェック


豆腐が腐っているかどうかは、見た目で判別できることもあります。白いはずの豆腐が黄色く変色していたり、表面にカビが生えていれば腐っている証のため、すぐに廃棄しましょう。カビが一定以上の量になると独特の異臭を放ち始めるので、臭いで判別できることもあります。他にも見た目によるチェック法としては、未開封のパックが明らかに膨張している場合も腐っている証拠ですから食べないようにしてください。

・粘りのチェック




賞味期限が過ぎて腐った豆腐は、表面に粘り気が出てぬるぬるとしてきます。場合によっては糸も引きます。触れるとすぐに分かるので、この場合は絶対に食べないで廃棄してください。

・味のチェック




口にした時に酸っぱい味がしたり、舌がヒリヒリとしびれる感覚がする場合は、明らかに腐っているので食べないようにしましょう。

・異変が無くても“加熱”を




豆腐はそのまま食べるとおいしいため、異変を感じなければ何も手を加えずに食べたくなるかもしれません。しかし、それは危険です。特に賞味期限が過ぎて3日以上経過したものは、必ず加熱してから食べるようにしましょう。小さな子どもや高齢者がいる場合は、期限が切れて3日以内でも必ず加熱することをおすすめします。

■賞味期限が過ぎる前に下準備!開封した豆腐の保存方法




豆腐を新鮮でおいしいまま維持するには、いくつかの方法があります。賞味期限が過ぎる前に下準備することで日持ちのし方が違ってくるので、ぜひ覚えておきましょう。

・清潔な水に浸す




豆腐は、木綿でも絹ごしでも約90%が水分です。そのため清潔な水に浸けておくことで新鮮さが保てるだけでなく、アクを抜くことにもなるので味の劣化が抑えられます。できれば豆腐をパックから出して蓋付きの容器に移し替えてきれいな水に浸けましょう。その際に塩をひとつまみ入れておくとさらに効果が出ます。

また水は毎日入れ替えるようにしてください。夏の暑い時期なら1日に2度水を交換するのが望ましいでしょう。水から出すと水分が抜けてしまい干からびていきますが、水に浸けることでこれがしっかりと防げます。

・火を通してから保存




豆腐に火を通しておくのも、長持ちさせるためのとっておきの方法です。パックに入ったままの状態で沸騰した鍋に2分程浸けてください。パックから出して布巾で豆腐を包んで沸騰したお湯で下茹でするのも良いでしょう。食べ残した豆腐の場合でも、切った状態で構わないのでそのまま沸騰したお湯の中で加熱しておけば殺菌されて長持ちします。火を使わず電子レンジ1分程加熱しても同じく殺菌されて長持ちします。

加熱した後は蓋のある密閉容器に水を張って冷蔵庫で保存してください。入っていたパックに入れ直してラップで蓋をして再利用しても構いません。

・冷凍保存する


豆腐を買ったものの当分使いそうもない時は、賞味期限が来るまでに冷凍保存しておくのもおすすめです。使いきれずに中途半端に残った豆腐でも、キッチンペーパーで表面の水気を拭き取ってから密閉可能な袋に入れて冷凍してください。

特に絹ごし豆腐より木綿豆腐の方が冷凍に向いています。あらかじめ適当な大きさにカットしておくと解凍した後に調理しやすいでしょう。冷凍した後はスポンジ状になるため高野豆腐に近い食感になり、味が染みやすいので煮物にうってつけです。解凍する時は、室温で自然解凍させてください。

■豆腐の賞味期限を知っておいしく食べよう




豆腐の賞味期限について詳しく解説しました。豆腐は日本が誇る伝統食材のひとつで様々な楽しみ方ができます。人の細胞を作り出すのに不可欠なたんぱく質も豊富に含むため、栄養面でも頼りになる強い味方でもあります。しかしそれは、きっちりと品質を保持して食することが大前提です。

購入する前には必ず賞味期限を確認して、できるだけ早くに食べるようにしましょう。もし賞味期限を過ぎてしまった場合は、記事内で紹介した方法で豆腐が傷んでないかをしっかり確認して、怪しければ迷いなく廃棄してくださいね。

(AYA)

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