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50歳には見えない美髪の持ち主、独自のメソッドで鍛えていた

  • 2020.9.9
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白髪、パサつく、うねる、ボリュームが減る、頭皮がにおう......年齢を重ねると出てくる悩みに、表面だけのヘアケアではなく、なぜ加齢による髪の変化が起きるのか根本を理解して効率よく対処する"美髪"トレーニング本が2020年9月4日に発売された。

『髪トレ』(主婦の友社)は、40代以降の女性のための本。漢方美容、薬膳といった観点を取り入れた20の実践的なメソッドが解説されている。

著者は、ヘアケアスペシャリストで毛髪診断士の資格を持つ、余慶尚美(よけい・なおみ)さん。50歳には見えない美髪の持ち主だ。

かつて余慶さん自身、原因不明の不調に悩んだ経験から、体の循環に関心を持つようになったそうだ。そして漢方や薬膳など「巡り」をテーマに学びを深めるなかで、髪もまた全身の巡りと大きく関わっていることに気づいたと言う。髪について多角的に学び、多くの人の髪のお悩みにも接するなかで生まれたのが「髪を鍛える」メソッドだった。

シャンプー・リネン・ブラシ・ドライヤー・シャワーヘッドなどの選び方から、著者が毎日行っているシャンプー法、簡単エクササイズやマッサージ、美髪を育てる食材やサプリ、ライフスタイルでアップデートすべきことなど、コスパの良い髪トレ法を紹介する。

著書の発売にともない、余慶さんは以下のようにコメントしている。

「髪も体の一部。なにもしなければ、だんだんと衰えていきます。それは髪だけでなく、顔も体も同じ。でもだからこそ、美しくありたい、健康でありたいと望むとき、私たちは自分の体と向き合い、食習慣を変えたり、筋トレをしたりと暮らしを見つめ直します。そして、体はそれに応えてくれることも、私たちはよく知っているはずです。(中略)私は髪トレの成果を感じるたびに、年を重ねることへの恐れや不安は消え、楽しみのほうが大きくなるように感じています。
髪や体は日々、年々、変化をしていきます。それでもその変化に気づき、心身がすこやかでいられるようにとトレーニングを続けていけば、自分らしさを失うことはない。そんなふうに思うのです」

本書には「髪と生殖器はつながっている」という興味深いコラムもある。余慶さんは「すっぴんの髪に自信がもてたら、帰りの電車で疲れた自分を見てもがっかりしない。ベッドの上でも大胆になれる」とも。

いつものメイクがしっくりこない、オシャレをしてもなんだか決まらないと感じているなら、もしかしたら、それは髪が変化してきたサインかも。美髪トレーニングでまるごときれいを目指しては。

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