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秋葉原で「ハレ晴レユカイ」復活! 9年半ぶり「涼宮ハルヒ」新作を祝うサプライズ企画に反響「胸が熱い」

  • 2020.9.9
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谷川流さん作の人気ライトノベル「涼宮ハルヒ」シリーズの最新刊「涼宮ハルヒの直観」が2020年11月25日に発売することが決定した。

11年に刊行された「涼宮ハルヒの驚愕」から約9年半ぶりの新作ともあって、ファンたちは喜びの声をあげている。

発売が発表されたのは8月31日。同日、AKIHABARAゲーマーズ本店(東京・秋葉原)の店頭で、あのダンスが目撃され、ツイッターで注目を集めている。

こちらは、ツイッターユーザーのタイキさんが投稿したもの。赤いエプロンを着た4人組の踊りにあわせて聞こえてくるのは、アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」のエンディング曲「ハレ晴レユカイ」だ。

アニメのエンディングでは、、作中に登場する涼宮ハルヒやキョン、長門有希などのキャラクターがこの曲に合わせて軽快なダンスをする。07年頃には秋葉原の歩行者天国(通称:ホコ天)で多くのコスプレイヤーらが楽曲のダンスを踊り、ネット上で人気を博した。また20年4月頃には涼宮ハルヒ役の声優・平野綾さんやキョン役の杉田智和さんが新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛期間を少しでも楽しく過ごせるように、と「#お家で全力ハレ晴レユカイ」と称し、ツイッターやユーチューブにダンス動画をアップしたことは記憶に新しい。

今回話題となった映像では、マスクを着けた店頭スタッフが一心不乱に踊っている。その姿に、ツイッターでは

「こういうの見るとマジで元気でるわ」
「おいおい、真ん中の黄色タイツさん完成度高いなおい」
「またこんなのが当たり前のアキバにならないですかねぇ」
「2020年の秋葉原ってのが胸が熱い...」

といった反応が寄せられている。

サプライズ企画だったようで...!

9月2日、Jタウンネットはハレ晴レユカイのダンスを目撃したタイキさんに当時の詳しい話を聞いてみた。

動画を撮影したのは31日の17時30分頃。その時間になったタイミングで、お店からスタッフが外へ出てきて「涼宮ハルヒの直観」発売決定の号外として、同店オリジナルのチラシが配布された。そして、その後ダンスが始まったという。

 ハレ晴レユカイをダンス(画像はタイキ(@tttaaikkiii)さん撮影した動画のスクリーンショット)

Jタウンネットは7日、ゲーマーズの広報担当者に当時の詳細の取材を試みたが「詳細につきましてはサプライズ企画の為、お答えを控えさせていただければと存じます」とした。

ただ、ゲーマーズが属するアニメイトグループによる情報サイト「アニメイトタイムズ」が31日16時50分付けで配信した「涼宮ハルヒの直観」に関する記事には、本ゲーマーズの店頭で「スタッフが、突如キレキレの"ハルヒダンス"を披露!」とある。

またAKIHABARAゲーマーズ本店の公式ツイッターもハルヒシリーズの最新刊発売決定にあわせて、ダンス動画を公開している。

スタッフらのダンスを間近で見たタイキさん。当時の感想をこう述べた。

「感激しました!元々、当日は『秋葉原でハルヒの号外チラシが配られている』との噂を聞きつけ現地へ向かったのですが、そこでチラシどころかパフォーマンスまで拝見できて本当に楽しかったです。ツイートへのリプライでも『往年の秋葉原を思い出す』『見たかった』『自分も参加したい』といったポジティブな感想ばかりで更に嬉しかったです」

ダンスの最中や、踊り切った後は周囲の観客も盛り上がっていたという。ギャラリーが車道に出ないようにスタッフの誘導があり、歩行人の迷惑にならないようにきちんとした安全対策も取られていたと話した。

なんとも粋なサプライズ。当時涼宮ハルヒのライトノベルやアニメを見ていたファンはもちろんのこと、これからシリーズに触れる人にも、このダンスはきっといい思い出になることだろう。

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