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銀座で、国内産クラフトビールと炭火焼きのマリアージュ。

  • 2020.9.6
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一風変わった店名は、ビールの要となるホップに含まれる苦味成分のこと。4月、銀座にオープンした同店は8年前にできた同じビル内の隠れ家ビアバー、麦酒屋るぷりんの姉妹店。ここでは炭火焼きに特化し、香ばしく焼き上げる肉や野菜と珍しいクラフトビールをともに楽しもうという趣向だ。

「クラフトビールには、どこかアート作品に似たおもしろさがある」とは西塚晃久店主。対する料理はいずれもシンプル。それだけに素材選びが鍵となるのも事実。メニューを見れば、みやじ豚や足利マール牛など店主の目利きが光る食材が魅力的だ。なかにはカツオを軽く糠に漬けて炙ったアイデアメニューもあり、舌を飽きさせない。

手前が「湘南みやじ豚の炭火焼き 肩ロース」¥1,760。脂のキレが良く、余韻の長い旨味が特徴。シンプルに焼けばこそのおいしさ。奥は「サンバファームの野菜盛り合わせ」¥1,650。日々ラインナップが替わるビールは京都醸造の「一意専心」¥1,100

ヘシコの糠漬けの糠を使用した「カツオの軽い糠漬けをたたきで」¥1,650

店では日光の天然氷のカキ氷も人気。

炭火屋るぷりん東京都中央区銀座6-7-7 浦野ビル2Ftel:03-3289-8010営)17時~22時L.O.(火)15時~22時L.O.(水~金)15時~21時L.O.(土、日、祝)休)月予算:¥6,000~座席数:カウンター4席、テーブル14席https://lupulin-ginza.com/beer

*『フィガロジャポン』2020年9月号より抜粋

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