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Go Toキャンペーンの効果は?この夏の札幌の様子をリアルレポート

  • 2020.9.5
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コロナ禍で日々変化する札幌の街。この記事では7月に続き、札幌駅前通りやすすきのの“今”をご紹介。GoToキャンペーンは始まったものの、旅行する人は増えたのか、賑わいはどうなのか……、街のリアルな様子を現地ライターがお伝えする。

旅行客は少なめの印象。8月上旬の札幌駅

いかにも降り出しそうな空模様に、札幌では珍しい蒸し暑さ。7月上旬からは駅前広場を使った飲食イベントも始まっていたが、この日は雨天で中止となったようだ。いつもなら昼でももう少し賑わいがあるが、外を歩く人の数は少なかった。

それでも例年は1日約10万人が乗車する、北海道一の規模の駅を利用する人は多い。チ・カ・ホなど地下経由で駅に来る人の数は普段と変わらないように感じ、外も駅前通りから札幌駅に向かう人の流れは途切れなかった。

暑い中、地元の人が行き交う「札幌駅前通」

この日の札幌市は午前中から30℃前後あり、最高気温は34℃まで上昇。吹く風は暖かく、数分、外にいるだけで汗が流れるほど暑かった。札幌駅前通の地下には地下歩道がある。涼しい地下道を選んで通行する人が多かったのか、地上の人影はそれほど多くなかった。

それでも、7月に比べるとかなり以前の状態に戻っている印象を受けた。買い物客や働く人々などの姿が見られる姿は日常そのものだが、暑さの中でも、大半の人はしっかりとマスクを着用し、感染予防対策をしていた。以前は特別だったこの光景こそがすでに「日常」となっていることを強く感じた。(2020年8月19日 午前11:00撮影)

静かな時間が流れていた「すすきの」

すすきの交差点から南下していくと、徐々に人はまばらになっていった。例年ならこの時期は、大通公園のビアガーデンを楽しんだ後の2次会、3次会の人々で大賑わいのはずだが、昨年の同時期に比べるとほとんど人がいない状態だった。

キャンペーンが始まったとはいえ、全体的には落ち着いていた札幌の街。9月には連休も控えているので、また少し変化があるかもしれない。街の混雑状況や、他に旅をしている人がいるのかどうかは、まだ旅を迷っている人にとっては貴重な情報だ。編集部ではこうした街の状況を引き続きウォッチしていくので、旅に出る際の一つの参考にしていただけたら嬉しい。

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