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世界的アーティスト宮島達男の大規模個展。LEDインスタレーションで没入体験を

  • 2020.9.5
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LEDライトを使用して「生死」を表現した作品で知られる現代美術作家、宮島達男。彼の12年ぶりの個展「宮島達男 クロニクル 1995-2020」が、千葉市美術館で9月19日(土)から12月13日(日)まで開催される。

今年で開館25周年を迎え、先日リニューアルしたばかりの千葉市美術館。展示フロアが増え、潤沢なコレクション展示と体験型の企画を楽しめる、新スポットに生まれ変わった。そんな同施設のリニューアルオープンを記念して開催されるのが、宮島達男の個展「宮島達男 クロニクル 1995-2020」だ。

宮島達男 《Innumerable Life/Buddha MMD-03》(部分) 2019年Courtesy of SCAI THE BATHHOUSE Photo by Nobutada OmoteHarumari Inc.

現在、森美術館で開催されている現代美術のスターたちの展示「STARS」にも参加している宮島達男。彼の世界観をより深く知ることができる同展は、80年代より活動してきた宮島達男の活動の転換期とされる1995年を起点とし、時間と空間に深く関わる作品表現の本質に、「クロニクル(年代記)」というテーマから迫まったものだ。LED作品やパフォーマンス、プロジェクトなどの多彩な作品を通して、時間と空間に深くかかわわる宮島の表現を紐解いていく。

展示では、千葉市美術館の開館記念展に出品されたLEDのデジタルカウンターを用いた代表作「地の天」をはじめ、今年の新作まで多様な作品を用意。また、李禹煥や河原温ら、千葉市美術館の所蔵作品とのコラボレーションによる「Changing Time / Changing Art」を展示するほか、CGによる数字が展示空間を飛び回る「Floating Time」では、体験型コンテンツも見ることができる。

宮島達男《Counter Skin on Faces》2019/2020年Courtesy of Akio Nagasawa Gallery Photo by Siliang MaHarumari Inc.

21世紀の日本人アーティストのうち、世界的に評価されている宮島達男。四半世紀の作品と魂が詰まった彼の個展は、感情を揺さぶられる特別な体験をすることができるだろう。

アイキャッチクレジット:宮島達男《Life (le corps sans organes) – no.18》2013年 Courtesy of SCAI THE BATHHOUSE Photo by Ken Adlard

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