富裕層は何にお金を使う？上場企業取締役妻の支出をチェック

「お金はあればあるほど自由に使える」「もっとお金があったら…」そう考えている方も多いでしょう。それでは、実際富裕層の人は買いたいものは何でも買っているのでしょうか。毎日、ぜいたくな生活をしているのでしょうか。ある上場企業取締役妻のお金の使い方についてご紹介します。

彼女は50歳、旦那と20歳になる娘との3人暮らしです。まずは月々の生活費を聞いてみました。

食費：料理が好きなのでほぼ自分で作るようです。また、料理好きとあって食材選びも上手で、高級デパートというよりは市場なども見るようです。そのため、新鮮な食材を安く上手に利用しています。
水道・光熱費など：一般家庭と変わらないようです。
住居費：住宅ローンはすでに払い終えたようです。

その他も一般的な生活費とそう変わらないようでした。

家はさすがに広いとは言えませんが場所は都心から3駅ほど、駅からも5分程度という立地です。落ち着いたデザインや間取り。外装もエレガントで洗練されたものでした。購入価格は1億を超えるとか…しかも、すでにローンの返済は終えたようです。

車は国内メーカーですが700万程度。バックドアも電動で開閉できるものでした。

1年に1回は海外旅行に行きます。その際は家族3人でビジネスクラスを利用。ホテルも5つ星を利用するようです。また、旦那さんは英語が堪能なためすべてを自分で手配します。

バッグなどはカジュアルブランドながら品質の良いCOACHを愛用。しかも旅行の際などにアウトレットで購入することから10万近いバッグを3万ほどで購入したとか。化粧品も海外ブランドを愛用しているようですが、5,000円ほどのリップスティックを1,000円程度で購入したようです。

いわゆる富裕層と言われる上場企業の取締役。その妻の生活費は意外に堅実でした。もちろん、家や車の購入、旅行などにはお金をかけているわけですが、それも普段の生活が庶民的ゆえに余裕が出てくるのでしょう。

富裕層でもお金の使い道はさまざまですが、「引き締めるところは引き締めてたまには贅沢をする」。これにより適度な貯蓄につながり、生活も充実していくというのはすべての人に通じることでしょう。

文・しらいはるか