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2020年9月2日、うお座の満月~ハーベストムーンの重要なメッセージ

  • 2020.9.2
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9月2日(水)14:23は「ハーベストムーン・Harvest Moon」。うお座の満月です。
アメリカの先住民が作った暦では収穫の時期をあらわし、1年の間でも重要な満月と捉えられています。また、日本の昔ながらの暦では秋の訪れを告げる「白露(はくろ)」に近く、確かに節目感が漂う満月になるでしょう。
そんなハーベストムーン・うお座の満月が私たちに何を伝えるのか、詳しく見ていきます。

地の星座のグランドトラインを動かす満月

2日の満月が起こる時、ホロスコープ上には「地の星座のグランドトライン」ができています。
地の星座とはおうし座・おとめ座・やぎ座で、グランドトラインとは調和的な吉角120度を3つの星座が取る状態。おうし座の天王星・おとめ座の太陽・やぎ座の木星(ざっくり見れば冥王星と土星も)が天空で正三角形を作るんです。
そして、うお座の満月はこのグランドトラインの真ん中を突っ切るような位置にあり、カイトという特別なアスペクト(角度)を生み出します。カイトには、恵まれた環境ができるだけでなく行動力も生まれるので、今回の満月がきっかけになって物事がグングン動き出すでしょう。
「現実的、堅実、物質的価値」をあらわす地の星座は、気分が変わる程度ではなく、目に見える変化を何か起こしそうです。

2ハウスで起こる満月

うお座の満月は2ハウスで起こるのですが、2ハウスは「お金・収入・欲求」をあらわす場所。
そして、うお座は「境界線をなくす・想像力・創造力・豊かな情緒」をあらわす星座なので、お金に対する既成概念を壊すことがカギになります。
仕事や収入について“こうしなくちゃいけない。どうせ変えられない”と思い込んでいるなら、思考の縛りを解いてもっと自由になることが大事。ネガティブな思い込み、卑屈な価値観を一掃するには良いタイミングです。
たとえば自分よりお給料が良い友人を羨ましく思うなら、自分も同等の収入を得られるはずと考えて動くといいですし、まだ具体的な行動を起こせなくても、考え方を変えることでお金との付き合い方が変わります。

ミスティックレクタングルが起こすミラクル

今回の満月はカイトを作ると述べましたが、それだけではありません。意外な推進力を持つ「ミスティックレクタングル」もでき上がるんです。
ホロスコープ上には長方形ができて、一見するとうまくいかなそうなことも諦めなければ打破できるとか、見方を変えればうまくいく、困難をバネに前へ進むといった状況が起きやすくなります。
ミスティックレクタングルを作るのは、うお座の満月・やぎ座の土星と冥王星・おとめ座の水星・かに座の金星。
この時期は何事も諦めない方がいいですし、粘ることでピンチをチャンスに変えられるかもしれません。

気を付けたい…おひつじ座の火星

満月には直接からまないものの、この時期おひつじ座の火星はTスクエアという凶角を作るのでちょっぴり注意が必要です。
Tスクエアとは、緊張状態や相容れない状態を生むスクエア(90度)が2つ重なること。行き詰まる感覚があったり、身動きが取りづらくなったりしても、ヤケを起こして感情的になれば全部がダメになりそう。強引さやワガママは命取りになるかもしれません。
満月の前後はもちろん、しばらくの間は手間がかかっても正式な手続きを踏んで、周りから反感を買わないようにしましょう。

アクションを起こすことが大切

うお座にはふわっとした曖昧なイメージもありますが、今回の満月ではできるだけ現実的で具体的な動きを思い浮かべてみてください。
思いを紙に書いて可視化したり、実際に行動したりすることは運命の歯車を回す重要なきっかけになります。変わりたいと願う人にとっては、うお座満月は現状を変えるのに良いタイミングです。
また、今回の満月にはやぎ座の木星・冥王星・土星がしっかり絡んでいることもあり、身近な日常の枠にとどまらず、もっと大きなスケールで変化があるかもしれません。
ルールが変わる、時代が変わる……そう感じる人も少なくないでしょう。
最近、占いの世界では「風の時代」がやって来るといわれていますが、そのトリガーとなるのは12月17日の土星の移動と19日の木星の移動。影響力の大きな2星がやぎ座からみずがめ座に動くことで、時代が大きく変わることになります。
とはいえ、春からのコロナ禍によって、その下準備ともいえる流れはすでにでき上がっています。世界中を混乱させた新種ウイルスが、くしくも時代の進展を前倒しに加速させているのです。
いろんなものが移り変わる中で、あなたはどんな日常を送りますか?
恋愛や仕事は? 人間関係は?
これから自分がどう生きるのかを、うお座満月でちょっと真面目に考えてみると良さそうです。
(沙木貴咲/占い師)


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