顔、職業、能力、年齢……その人の上辺のスペックだけで判断すると失敗する、ではどうすればいいの？

彼氏や結婚相手を選ぶ基準は人それぞれ。
男性を好きになる時に自分なりの条件がありますよね。
しかし、顔、職業、能力、年齢など、その人の上辺スペックだけの判断で、お付き合い、結婚をしても失敗する可能性が高いです。
確かに、自分の理想とする上辺スペックの相手と一緒になれば、一時的には優越感に浸れます。
でも、上辺スペックは変化しますし、そんな風に打算的に選んだ相手と一緒にいても、精神的に疲れるだけなんです。
では、相手を見極めるときのポイントはなんなんでしょうか?

他力本願で幸せになろうとしない

上辺スペックで選ぶということは、相手に幸せにしてもらおうという他力本願な部分がある証拠。
例えば、「高収入の彼と結婚すればお金に困らない。」
と考える人は、収入の上辺スペックで相手を選び、幸せになろうとしています。
それは、ある種の依存状態で、自分の幸せ基準を相手に委ねているので、状況が変われば苦しくなります。
逆に、「彼の収入が低ければ自分で足りない分を稼げばいい。」
と考える人は、どんな状況になっても自分で自分の幸せを掴める人です。
ただし、他力本願で幸せになろうとしているダメ男には注意が必要ですよ。

彼の言動と行動が一致しているか

長く付き合う、結婚する上で大切なことのひとつとして「言動と行動が一致している人」は重要項目。
嘘をついたり、見栄っ張りで大風呂敷を広げるような会話をする人と一緒にいると、何が嘘で、何が本当なのか分からなくなり、最悪、自分が悪者に仕立て上げられてしまします。
それを亭主関白と片付けられる女性もいますが、やはり彼の尻拭いを続ける辛い結婚生活は目に見えています。
自分にも他人にも誠実な男性を見抜きましょう。

彼の第三者に対する態度と言動を観察

あなたの前では、紳士的で優しい彼でも、他の人の前では別の顔を見せるかもしれません。
第三者も交えたときの彼の態度や言動を観察しましょう。
他の男性を交えて会ったときに、嫉妬深い性格や、なんでも競い合い勝ちたがる性格を見せる可能性もあります。
他の女性を交えて会ったときに、身内であるあなたを蔑むような言動があったり、あなたに嫉妬をさせようと他の女性を利用したりするかもしれません。
長く付き合ったり、結婚をするならば、お互いの親戚、友達、ご近所付き合いなどもあるでしょう。
第三者を交えたときにでも、彼との関係が居心地が良いかどうかは大切です。

何があっても彼を愛せるのか

上辺スペックは永遠ではありません。
例えば、彼の職業が弁護士で、頭脳明晰、高身長で筋肉質の美しいボディ、明るく優しく人当たりも良い男性だとします。
もしも彼が、弁護士を辞め田舎で農業をやると言い出したら？
歳をとってボケてしまったら？
ストレスで50kg以上太り、ハゲてしまったら？
うつ病になり、文句ばかりのネガティブ男になってしまったら？
それでも彼を愛せるのかどうか想像してみましょう。
恋をしている時は、そんな想像をしても「絶対に彼を愛し続けられる! 」と錯覚しやすいのですが、それでも想像して考えてみましょう。
予防線にはなりますよ。

さいごに

90年代初頭、美脚ミニスカートが売りだった森高千里の歌で、
「私がおばさんになっても」
という斬新な歌詞の名曲があります。
また世界的バンド、ビートルズのポールマッカトニー 作詞、
「When I’m 64」
という名曲もあります。
どちらも曲も、自分が歳をとった時に、今と変わらず、愛してくれるか? と相手に問いかけるような歌です。
森高千里は、芸能界の中でも有名なおしどり夫婦。
ポールマッカトニー は、最初の妻を癌で亡くし、二度目の妻とは離婚の際に慰謝料で揉め、今は三度目の妻と仲睦まじい様子が報道されています。
確かに、上辺スペックだけで相手を判断すると失敗する確率は上がります。
しかし、人生はどんなことが起こるか分かりません。
あなたの人生が、失敗か？ 成功か？ を決めるのは自分自身なんです。
例え、既に失敗かもしれない選択をしてしまったとしても、それを成功に変えられるのは、恋人でも旦那でもなく、あなたですよ。
（ライター／キタミカ）