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【京都旅】“外で楽しめむ”おしゃれカフェ4軒。京都ならではの、贅沢ティータイムが叶う!

  • 2020.8.30
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2020年の京都はいつもと違う景色が広がっている。ついついあれこれとお目当てを「回って」しまいたくなるが、今は少し俯瞰して京都を楽しむのはどうだろうか。路地、お寺、川の流れなど、その風景を楽しんでみたり、評判のテイクアウトで夕食をとって地元の味に触れたり。この秋はゆっくりと京都を感じて、そして思ってみませんか?今回はゆったりと心洗われる時間が過ごせる、今訪れておきたい外とつながる場所をご紹介。人が少なく、自然に包まれた今こそ“本当の京都”の姿を発見できるかも。8月28日(金)発売のHanako「しずかな、京都。」よりお届け。

1.今だけのお楽しみ!川床でジェラートタイム。〈BABBI GERATELIA KYOTO〉

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鴨川ビューの開放感あふれる空間。9月末までは川床で“ジェラ床”も楽しめる。
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ジェラートの2種盛り660円(税込)。丸く盛り付けたジェラートにハート形のウエハースを添えて。写真は一番人気のピスタチオとチョコレート。

イタリアのウエハースブランドが手掛けるジェラート店が日本初上陸。イタリア直輸入の材料を使い、店内の工房で現地のシェフのレシピに倣って丁寧に作られるジェラートは、季節の味を含む18種類。ローストすることでコク深く仕上げたピスタチオ、リコッタチーズに濃厚なイチジクのソースを絡めたマーブル模様のジェラートなど、素材のおいしさが際立っている。5〜9月は川床も登場。鴨川や東山を眺めながらジェラートタイム…なんて京都ならではの贅沢も叶います。

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まっ白なのれんを掲げた、ほんのり和を感じる佇まい。

〈BABBI GERATELIA KYOTO〉
京都府京都市下京区木屋町通四条下ル斎藤町134
075-585-5200
11:00〜22:00(川床は17:00〜、9月は終日利用可)不定休
36席(川床24席)禁煙
www.babbi.co.jp

2.ローカル線を眺めながら香り豊かな抹茶ラテを。〈八十八 良葉舎〉

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抹茶ラテ550〜1,200円。抹茶のランクは4種類あり。
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シングルオリジンの抹茶を点(た)て、ラテに仕上げる。

バリスタとして活躍していた丸山順裕さんが、おいしい玉露との出会いによって日本茶に開眼。自身が生まれ育った嵐電沿線に、日本茶の専門店をオープンした。京都府内の農家から集めた茶葉を使用。加工技術も習得し、自ら茶葉の加工も行う。石臼で碾ひいたシングルオリジンの茶葉は香り豊かで、お茶本来の旨味や甘味をダイレクトに感じられるのが魅力。ほかに石臼碾きの宇治抹茶で作るプリンなどのデザートも。路面電車が横切るのんびりムードな街で、ゆるりとお茶の時間を。

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店は芸能や良縁、金運、学業などにご利益のある、京都有数のパワースポットとして知られる車折(くるまざき)神社のすぐ隣。お茶を楽しんだあとの参拝もおすすめ。

〈八十八 良葉舎〉
水出しの焙煎紅茶「本日の水出し茶」500円も人気。一部商品は取り寄せも可。
京都府京都市右京区嵯峨朝日町22-66
075-881-1881
10:00〜18:00 不定休
2席/禁煙

3.気分はピクニック!?芝生でごろり、読書タイム。〈立誠図書館〉

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読書会員(年会費1,000円)になると、図書3冊を2週間借りられ、レジャーシートや本を入れて持ち運べるバスケットの貸し出しも。お隣の〈トラベリングコーヒー〉で使えるコーヒーチケット1枚付き。

木屋町の高瀬川沿いの元立誠小学校を再生した〈立誠ガーデンヒューリック京都〉に誕生。ブックディレクターの幅允孝氏が選書を担当。人と本、人と人をつなぐ、“もっとつながる”図書館をテーマに、「食べる」「京都歩き」「立誠小学校DNA」など、5つのカテゴリーで選ばれた約3,000冊を自由に閲覧できる。また、会員制度を利用すれば、図書3冊を借りられるほか、図書館前にある芝生広場に本を持ち出して読むことも。街の中心地にいることを忘れられる京の新しい楽しみ方だ。

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今後は月1回程度、絵本のよみかたりなどのイベントも開催予定。

〈立誠図書館〉
京都府京都市中京区蛸薬師通河原町東入ル備前島町310-2 立誠ガーデン ヒューリック京都内
075-585-5561
11:00〜17:00 月、年末年始休
5席(本来は9席)/禁煙

4.京都散策の合間にお茶を片手に森林浴。〈京都御苑 中立売休憩所〉

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東側のテラス席は緑を見渡せる。木々の向こうには京都御所が。
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〈檜垣茶寮〉では季節のおばんざいが楽しめる御膳や、だしがふわりと香る京うどんなど、様々なメニューを用意。写真は、あんを絡めた優しい味わいの京湯葉丼1,080円(税込)。

京都御苑・中立売御門の北側に立つ無料休憩所が昨年リニューアル。木のぬくもりを感じる建物、大きな窓の向こうには御苑の豊かな緑が広がり、さながら“森の休憩所”のよう。四季折々の御苑の風景を眺めつつ、森林浴気分の休息が楽しめる。また、施設内にはレストラン〈檜垣茶寮〉や、名だたる菓子店の品が購入できるショップ、御苑の情報発信コーナーなども。歴史ある建物の一角で、京の様々な歴史や文化に触れられる、またとないスポットだ。

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昨年1月に建物を一新。

〈京都御苑 中立売休憩所〉
京都府京都市上京区京都御苑3
075-223-2550
9:00〜16:30(レストラン15:30LO)年末年始休
104席(最大)/禁煙

※感染症予防対策として、飲食時以外のマスク着用のお願い、座席の配置制限、休憩スペースの縮減、一度に入館できる人数の制限を実施中。

(Hanako1188号掲載/photo:Yoshiko Watanabe text:Azusa Shimokawa)

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