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「足るを知る」手の感覚をもっと繊細に感じてみよう

  • 2020.8.28
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手の中にはすでにたくさんのものがある

手のひらは本来、とても敏感。だから、さまざまな仕事や細かい作業を行うことができます。知覚も発達し、危険察知もできます。また「つかむ」という行為は、安心や満足の体現でもあります。

しかし私達は、日々の暮らしの中であまりにも手の感覚に鈍感になっています。どんなことからも何かを得られる、という喜びを忘れ「もっとほしい」という根拠のない飢餓感を抱えています。今、自分の手の中には何もないと感じてしまうのです。

今回は手の感覚を呼び覚ますヨガをしてみましょう。それによって手の敏感さを取り戻し「満足はもう手の中にある」ということに気づくことができるかもしれません。

輪郭から手相まで手のひらの感覚を味わいながら行ってみてください。

1:両手を開いて、テーブルや床など平らな場所へ置く。その感覚を覚えておく。

2:片方の手は開いたまま、もう片方の指で手相に触れていく。軽く、柔らかく指を進めて。

3:手全体の輪郭をゆっくりなぞってみる。手をひと筆書きしていくイメージ。

4:片手が終わったら再び手を置く。触った手の感覚が変わったのを感じられるはず。それが本来の手の知覚です。反対側も同様に行う。

手の敏感さを取り戻して、「足るを知る」という感覚を身につけて日々を思い出にしたいものですね。

ライター:幸雅子
出典:『手のひらセルフケア』/『手や肩まわりにアプローチするヨガで自分に「お疲れ様」』
監修:岡部朋子:ルナワークス主宰。ヨガフィット公認パートナー。国際ヨガセラピスト協会会員。日本ホリスティック医学協会専門会員。リストラティブヨガの他、シニア、サイクリスト、スキーヤー向けのヨガなども指導し、医療、福祉、スポーツなどとヨガとの架け橋としても活躍する。

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