【マスクで検証】SNSで話題の「崩れないファンデ」、プロのおすすめは？

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、私たちの生活は一変しました。外出時マスクが手放せなくなり、行動にも様々な制約が伴うようになりました。

そのような状況の中でメイクに対する概念もガラリと変わり、マスクに付かない、マスクをしていても映えるメイクを求めている人が多いのではないでしょうか。

今回は、プロ目線でおすすめする崩れない、マスクに付かないファンデをご紹介します。どちらもSNSでも話題の品です。

カラーレスだからマスクに色が付かない

2020年に発売されたファンデの中でも大きな注目を集めたカラーレスという斬新なジャンルのクッションファンデ。

それが、コスメデコルテ AQのスキン フォルミング クッションファンデーション トーン アップです。レフィル（パフ付き）8500円、ケース1500円、SPF／PA ＋＋＋。

一見ただの明るい色のファンデのように見えます。しかし、実際に纏ってみると、その人の肌をワントーン明るく仕上げてくれます。また、美しいツヤを生み出すので肌を美しく生き生きとして見せてくれます。

マスクをしていると顔の表情がわかりにくくなり、不機嫌に見えたりくすんで見えたりすることがあります。そのため気持ち明るめの肌に仕上げた方が表情が明るく見え、メイク映えもします。そういう意味でもおすすめの商品。

しかもこちらの商品の魅力はそれだけではありません。

毛穴やくすみ、軽い色ムラ、小じわといった肌悩みはちゃんとカバーしてくれます。そのカバー力は正直なところ色付きのファンデにはやや劣ります。しかし、マスクをしているからこそ完璧な隙のない肌を目指すより、軽やかでナチュラルな肌がいいという側面もあります。何よりカラーレスだからこそマスクへの色付きゼロというのが高ポイント！

高価な商品ではありますが、使う人の肌色を問いにくいため、日焼けなどの影響で肌色が変化しやすい人や素肌っぽいツヤ肌を求める人に特におすすめしたい商品です。

最強のプチプラファンデならこれ！

インテグレートの水ジェリークラッシュ ＃2自然な肌色（2000円）は、水ジェリーをメッシュで崩しながら使うファンデです。

パフでポンポンと手軽に手早くメイクできるその使用感はクッションファンデとよく似ています。みずみずしいテクスチャーで肌にピタッとフィットする感覚もまるでクッションファンデのよう。しかし、こちらのファンデの方がもっとひんやりとして心地いいです。

カバー力も優秀。凹凸のある毛穴や色ムラも難なくカバーしてくれます。そして、つるんとなめらかなセミマットな肌に仕上げてくれます。崩れにくさに関しても文句なしで、私がこれまで試してきたプチプラの中では最強です。

それでいて使用中乾燥することがないのもお気に入りのポイント。マスクへの色付きもその密着力のせいかフェイスパウダーを重ねるとほとんど感じません。

乾燥や崩れも気になる混合肌の人やプチプラでマスクに色が付きにくいファンデを探している人に特におすすめしたい商品です。

2時間マスクで外出、その結果は...

顔の左側にインテグレートを顔半分に塗り、右側はコスメデコルテを顔半分塗った状態で、外出を伴う形で2時間ほどマスクを着用した結果です。円で囲んであるとろが薄っすら着色がわかるところです。

元々ファンデは薄付きにしていると化粧崩れしにくい下地を使っていることもありますが、両方ともマスクに付きにくいファンデだと思います。ただし、カラーレスなだけに両者を比較すると、コスメデコルテの方がやはりマスクに色が付いていません。

マスクの時こそファンデが大事！

マスクをしているとマスクから出る部分だけメイクをしていればいいという考えもあることでしょう。しかし、先ほどもお話したように、マスクをしていると肌がくすんで見えたり、不機嫌に見えたりすることがあります。

そのため人間関係を円滑に進めるためにもマスクの時こそ肌に明るさを出すファンデを纏って肌を整え、人に好印象を与えるメイクを心がけましょう！

※価格はすべて税別

遠藤幸子

エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインフォマーシャルなどに出演。ウェブ、雑誌等にコラムを執筆するほか、コスメブランドの広告なども手掛ける。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索。豊富な自己体験を元に情報を発信中。公式サイト『アンチエイジング ジャーナル』