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パリス・ヒルトン、過去に受けた虐待の経験を激白

  • 2020.8.25
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パーティセレブとして一躍注目を集めたパリス・ヒルトンだが、実は彼女にはこれまで誰にも語らずにきたことがあった――それは、まだ有名になる前、10代の頃に在籍していた寄宿学校で、なんと虐待を受けていたということ。

ようやくそのことを公表する心の準備ができた彼女は、9月14日(現地時間)にYouTubeで公開されるドキュメンタリー『This Is Paris』のなかで、そのことを赤裸々に語っている。

パリスによると、家族とNYに住んでいた当時の彼女の生活態度を問題視した両親は、生徒の行動を改善させることに力を入れているという寄宿学校にパリスを入学させることにしたという。

『ピープル』誌の取材に対しパリスは、「家をこっそり抜け出して、クラブやパーティに行くのはとても簡単だったわ」と認めたうえで、こう語っている。「両親はとても厳しく、だから私はかえって反抗したかった。携帯電話やクレジットカードを罰として取り上げられたりもしたけど、そうされても効果はなかった。それでもひとりで出歩いていたものよ」

そうした反抗的な態度を改めさせようと、両親のリックとキャシーが選んだのは、「生徒の行動・精神の両面における成長を重視している」とうたう寄宿学校。パリスが入ったいくつかの寄宿学校のうち、最後に入学したのがユタ州のプローヴォ・キャニオン・スクールで、彼女はここで虐待を受けたと告白。

「学校のはずだけど、授業にはまったく焦点が当てられていなかった」「目が覚めた瞬間から寝るまでずっと、面と向かって金切り声を上げられ、怒鳴りつけられていたわ。常に拷問のようなひどい苦痛を受けていた」

学校が生徒たちに与えていた罰は、たったひとりで監禁するといった非常に悪質なものだったそう。「スタッフはいつも私を自己嫌悪に陥らせ、いじめた」「私たちを打ちのめそうとしていたと思うわ。彼らは身体的な虐待もしていた。私たちは殴られたり、息ができないほど押さえつけられたりもした」「生徒たちに恐怖心を植え付け、怖さのあまり逆らえないようにしていたわ」

やがてパリスは毎日パニック発作を起こすようになり、「人生を憎む」ほどにまでなったのだとか。だが18歳になり、ようやく卒業してからも、この学校での恐ろしい経験について、誰にも話すことはなかったそう。

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I've never been this open about my life before, but I'm finally ready to share my truth. Click link in my bio to watch the full trailer for my new documentary #ThisIsParis coming to @YouTube 9/14. yt.be/ThisIsParis #YouTubeOriginals ?

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このドキュメンタリーを、両親と一緒に見るつもりだというパリス。学校に対して法的措置を取ることは考えていないが、自身が耐えたのと同じ拷問のようなことを、ほかの子供たちが経験せずに済むようにしたいと語る。

「こうした学校は閉鎖してもらいたい」と続けるパリス。「責任を取ってもらいたい。私は生徒たちを、そして、私と同じ経験をして今はもう大人になり各地で暮らしている人たちを、代表する声になりたいの」「こうした学校は、永遠に存在しないものにしたい。それを実現させるためには、どんなことでもするつもり」

お騒がせセレブと呼ばれてきたパリスの衝撃的な告白に、驚いている人も少なくないはず。今後の彼女の活動にも要注目。

Photos: Getty Images, Courtesy of Paris Hilton via Instagram From COSMOPOLITAN

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