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キュートなパンあります…〈麻布十番モンタボー〉と〈小竹製菓〉

  • 2020.8.20
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梅雨で遅れをとった分、取り戻そうとしているのでは!?と疑いをかけたくなるほど、絶好調に暑さを放つ今年の夏。皆さまいかがお過ごしでしょうか?ちょっと外に出ると、比喩じゃなく溶けちゃうくらいの危険を感じて、頭はぼんやり。食欲もげんなり。って方も多いのではないでしょうか。
そんな中、かの有名な『ちびまる子ちゃん』の「永沢くん」も日焼けしちゃったらしいよ、と聞きつけて〈麻布十番モンタボー〉へ。永沢くん?日焼け?モンタボー?と、一見どれもイマイチ関連性のなさそうなワードですが、ご覧いただければお分かりいただけるかと!今回はルックス100点!食欲がなくても手を伸ばしたくなっちゃう可愛いパンを紹介します。

夢のタッグ!?…〈麻布十番モンタボー〉

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「日焼けした永沢くんのクリームパン」。
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頭の毛の部分は「キスチョコ」なので、いまの時期は持ち歩きに注意。徒歩で帰宅した友人の永沢くんは、毛が溶けてなくなっていたそうです(悲しみ)。

どうですか?イカしてますよね。永沢くん、見事に真っ黒に日焼けしちゃってます。この真っ黒っぷりは、海で最低3時間くらいは泳いでいるのではないでしょうか。あぁ、永沢くんが夏の楽しい思い出を作れたのなら私は嬉しいよ(誰目線?)。きっと現パン界において夏真っ盛り感はピカイチであろうこちらのパンは、『ちびまる子ちゃん』×〈麻布十番モンタボー〉のコラボ商品。そうです、正式なやつなんです(大事)!モンタボーのHPによると、「こんがり日焼けし普段よりパンチのきいた永沢君は、チョコレート生地の中にカスタードクリームが入りスイートな仕上がりです」とのこと。ひねくれ男子なはずの永沢くんも真っ黒に日焼けしてしまうと、心なしか浮かれているように見える不思議。いやはやパンチが効いております。

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心なしか戸惑っているように見える永沢くんから視線をそらさずに、心の中で「すまん」と呟き、顔の真ん中から半分。断面に現れた「キスチョコ」がミニ永沢くんに見えるのは私だけでしょうか?切られてしまった永沢くんの分身でしょうか?
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「切るなよ切るなよ…。」勝手に吹き出しを入れたくなってしまいます。

そして、お味はスイート!卵の黄色い旨み(それって卵黄と言うのでは?)とミルクのリッチ感がタッグを組んで甘味がグンと持ち上がったクリーム。クリームパンと聞けば、おそらく0歳から90歳まで共通して(0歳はないか…)想像するであろうあのクリームパンのクリームがここにあります。そうか、『ちびまる子ちゃん』も子供から大人まで幅広い世代に愛されているから、そんなリスペクトも込められたコラボレーションなのかもしれません(※あくまで花井の主観です)。だけどクリームパンと違うのは、日焼けの原因を作っているココア。ココアで少し甘みが控えられた生地はふわんとした口当たりで、こちらもホッとする慣れ親しんだパンの味。いつだって懐かしい味に出会えることこそ、モンタボーについつい足を運んでしまう由縁な気がします。

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「永沢くんのチョコパン」。
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定点観察。「キスチョコ」健在。

こちらは通常モードの永沢くん。私たちのよく知っているちょっと意地悪でひねくれ者の永沢くんです。こちらも一口頬張ると懐かしさが胸いっぱいに広がります。永沢くーん(どうした)!チョコレートクリームがぬんっと舌に絡み、まったり溶けていきます。こちらは「キスチョコ」がチョコ感を底上げさせてくれて、感触も溶ける速度も甘さもカカオ感も違う2種類のチョコテイストがお口の中で一体となって広がります。

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後頭部で切り離し(言い方)。あ、またミニ永沢君がひょっこり。
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勝手にツギハギホラースタイル。

子どもの頃大好きで、いつも「買って、買って!」とせがんでいたチョコパンが、大人になってまさか永沢くんになってやってくるとは。まったく、人生って何が起こるかわかりませんね(大袈裟)。〈麻布十番モンタボー〉にて、8月から順次販売されている永沢くんシリーズ。今後の販売スケジュールなどは、『ちびまる子ちゃん』公式HP情報でチェックできますよー!

このパンダ何者!?…〈小竹製菓〉

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「笹だんごパン」。
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パッケージを取ったらパンダがいなくなってしまいました(当たり前)。

もう一つ、可愛さでは負けない子を紹介します。この子との出会いは東京駅。〈グランスタ東京〉辺りをウロウロしていたら、東日本の食を中心としたセレクトショップ〈のもの〉で目があったのです。なんとも柔和な表情で積み上げられていたこの子。よく見ると、笹団子がまるっと入っている!?これは食べてみなければと自分の直感に従って連れて帰った次第です。表面にはきな粉がまぶされており、「笹だんごパン」に触れるとヒヤッと感じるほどしっとりしています。新潟県産コシヒカリの米粉を使用した生地はしっとりしすぎてむしろシトシトを通り越し、手に触れるとピチャって音が聞こえそうなほど(※イメージ)。そういえば某美容家の方が、「肌が十分に保湿されているときは、触るとヒヤっとする」って言っていたっけ。それだ!(それか?)

なーるほど!と膝を打つ。これはパンではないですね(問題発言)。れっきとしたスイーツです!笹団子は丸々一個入っていて、いつの日か新潟で食べたあの味がそのまま入っています。聞くところによると、この「笹だんごパン」の中に入っている笹団子も〈小竹製菓〉さんのものらしい。それを贅沢に使ったパンなのです。笹団子を包む周りのパンが、笹団子の団子部分と同じ湿度、同じ粘着感で勝手を知った兄弟感を醸し出し、弾力感だけは笹団子の方がぐっと押し返してくる抵抗力があります。周りの米粉パンからは、子供のときに食べた菓子パンみたいな香りと甘さがして、それでぐるりと笹団子が包まれているから、うっかり洋菓子の仲間入りも出来ちゃいそう。でもヨモギが絶えず香り、団子ならではのねちっとした弾力があり、そして甘さが膨らむつぶあん。仕上げに表面に散らされたきな粉。どれも強烈な主張は抑えてまとまっていて、新しいパン?洋菓子?和菓子?違う違う、今の時代っぽいジェンダーレスってかんじ!コーヒーでも、ほうじ茶でも、ジャスミンミルクティーでも任せろ的な、誰とでも仲良くやれそうなパンダさんです。新潟県内のお店はもちろん、アンテナショップや上野の〈のもの〉にも取り扱いあるそうなので、パンなの?和菓子なの?洋菓子なの?の答え探しをしてみてくださいね。

今回は一目で可愛く心がウキウキするパンをご紹介しました。暑さで食欲も湧かない今ですが、こんな可愛さに出会っちゃったら最後。ぜひ連れ帰って楽しんでみてくださいね。可愛さに頰も気持ちも緩んで外の暑さを忘れられるかも!?(願望)

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