結婚後の変化が招く！夫が妻とのセックスに興味を失う意外な原因

付き合っている時にはセックスしていても、結婚するといつしか男性…つまり夫がセックスに誘ってこなくなるケースは稀ではありません。状況から考えて夫はセックスへの興味を失っていることになりますが、ただセックスそのものに興味を失っているわけではなく、この場合夫は妻とのセックスに興味を失っています。

そして、その原因は夫がセックスに対して何らかの不満を持っている可能性が高いでしょう。では、夫はどんな不満を持っているのか？…実は結婚前と結婚後でセックスに変化があらわれる夫婦が多く、夫はその変化によってセックスに興味を失っているのです。

同じ内容のセックスをしていたとしても、結婚前と結婚後で状況は全く異なります。そして、その状況の変化こそ夫が妻とのセックスに興味を失う原因です。

世の中の既婚男性の中には、妻とセックスをしながらも不倫に走る男性がいますが、そもそもこの状況は矛盾していると思いませんか？と言うのも、男性の不倫の大半はセックス目当てなのですが、妻とセックスできるにもかかわらずなぜ不倫してしまうのでしょうか。

そう考えると、やはり夫が妻とのセックスに興味を失っている可能性が高く、それは結婚後のセックスの変化が関係しています。

結婚後は一緒に暮らすため、いつでもセックスすることが可能です。例えば、結婚前に週1回のデートでその都度セックスするカップルが結婚、そして結婚後も同様に週1回セックスをしたとします。この場合、頻度においては全く変わらないですが、いつでもセックスできる分、拒否回数は確実に増加するでしょう。

結婚前は毎週土曜日にセックス、結婚後も毎週土曜日。ただ、結婚後は月曜も火曜もセックスできるため夫は妻を誘い、妻はそれを断る。このように、結婚後は頻度こそ変わらなくても断られる回数が増えたことで夫に不満が蓄積され、妻とのセックスに興味を失ってしまうのです。

結婚後に妊活する場合、セックスの意識に変化が生まれます。妊娠するためにはセックスは必須、そのため「セックスしたい」ではなく「セックスしなければならない」と意識が変化して、義務化してしまうケースがあるのです。そうなると、夫は妻とセックスするのが苦痛になってしまいます。

実際、妊活を機会にセックスに興味を失う夫は多く、一方で他の女性とのセックスを求めてしまうのです。これは完全に意識の問題で、同じ頻度、同じ内容のセックスをしたとしても、義務を感じるようになったことで妻とのセックスがまるで業務のように思えてしまうのです。

結婚前のセックスはデートの一部、しかし結婚後のセックスはライフスタイルの一部に組み込まれます。この変化もまた夫が妻とのセックスに興味を失う原因になります。と言うのも、ライフスタイルとなると文字どおり生活習慣として捉える必要があり、そうなるとセックスを存分に楽しめなくなってしまうのです。

例えば、友人との飲み会と会社の飲み会。同じ飲み会でも前者は遊びとして存分に楽しめますが、後者は会社行事の一部。そのため仕事という概念が頭から離れず、どうしても素直に楽しむことができません。セックスがライフスタイルに組み込まれると、これと同じような感覚に陥ってしまいます。

セックスがライフスタイルに組み込まれると、セックスする時に結婚前には考えなかった配慮をするようになります。例えば、「明日は朝早いから時間をかけたセックスはできない」、「テレビが見たいから〇〇時までにセックスを終わらせたい」…こうした現実的な時間の配慮ですね。

仮にこのようなことを妻に言われたら、夫のセックスへの興奮は冷めてしまうでしょう。例え妻がドキドキしていても言葉からそれを感じられず、まるでセックスを食事や入浴のように生活の一部として捉えるその考え方は、夫が妻とのセックスに興味を失う原因になるのです。

ここまでの解説から分かる通り、結婚前と結婚後のセックスでは様々な変化が起こりますが、一方で変化が起こりづらいのがセックスの内容です。最も、結婚を機に今までと違ったセックスをしている夫婦もいるでしょうが、それは例外的なケースでしょう。

これは男性の一方的な欲求になりますが、結婚したことでセックスする環境の自由度が高まり、そのため今までと違ったセックスに期待する男性が多いのです。しかし実際には内容に変化がなく、その失望が妻とのセックスに対して興味を失う原因になってしまいます。

夫がセックスに誘ってこなくなれば、夫婦はセックスレスになってしまうでしょう。セックスレスについては精神的な原因も考えられますが、このように結婚前と結婚後のセックスの違いが原因となっているケースもあります。

結婚すれば生活面において様々な変化が起こりますが、セックスの捉え方もその例外ではなく、そんな変化が夫に妻とのセックスへの興味を失わせてしまう…これは充分考えられるケースです。