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『ストレンジャー・シングス』、「シーズン4は最後ではない」とクリエイターが明言

  • 2020.8.19
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Netflixの人気ドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』を手がけるダファー兄弟が、待望されているシーズン4について言及。新シーズンはシリーズの「終わり」にはならないと明言した。(フロントロウ編集部)

※この記事には、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン3のネタバレが含まれます。

コロナ禍で撮影が中断中の『ストレンジャー・シングス』

2016年にシーズン1が配信されたNetflixのオリジナルシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』は、昨年最新シーズンとなるシーズン3が配信された世界的な人気シリーズで、現在続編となるシーズン4の配信が待たれている。

2020年にシーズン4の制作がスタートしたことが明らかになっていた本作だけれど、新型コロナウイルスの感染防止のために撮影が中断。シリーズでダスティンを演じる俳優のゲイテン・マタラッツォは今年6月、「2週間の中断という話だったんだけど、僕らはもう3ヶ月も(撮影から)離れているんだ」と明かしていた。

2020年2月に公開された、来たるシーズン4のトレーラー映像。

クリエイターのダファー兄弟が新シーズンに言及

シーズン4の撮影は依然としてストップしたままとなっているなか、今回シリーズのクリエイターを務めるマットとロスのダファー兄弟が新シーズンの進捗や、今後の展望について語った。

画像: 『ストレンジャー・シングス』を手がけるマット(左)とロス(右)のダファー兄弟。
『ストレンジャー・シングス』を手がけるマット(左)とロス(右)のダファー兄弟。

米The Hollywood Reporterのインタビューに応じた2人は現在の撮影状況について言及。「誰もが現場に復帰するのを楽しみにしていますが、優先すべきはキャストやクルーたちの安全です。復帰する時期については、それ次第になっています」とロスは明かして、撮影の再開はスタッフたちの安全面が確保されてからだと語った。

「脚本に多くの時間を割くことができました」とマット。「初めて、我々はすべての脚本を仕上げた上で、全体像を基に調整することができています」と語り、撮影をしながら脚本を書き進めていくいつものやり方とは異なり、本格的に撮影が再開するより前に脚本を完成させることができたと明かした。

脚本については、ナンシー役を演じるナタリア・ダイアーが先日、同じく米The Hollywood Reporterとのインタビューで、今回の撮影の中断は脚本家にとってはある意味で「恵み」のようなものになったと言えるかもしれないと語っていた。

画像1: クリエイターのダファー兄弟が新シーズンに言及

ロス・ダファーは米The Hollywood Reporterとのインタビューで、「シーズン4はラストシーズンになるか?」という質問にも答えていて、これに対しては「シーズン4は終わりじゃない」と明言。今後さらなるシーズンが控えていることを告白した。

「最後がどんなものになるかも、それがいつになるかも僕らの頭の中にはあります」とロス。「(このパンデミックのおかげで)先のことを考える時間ができ、このシリーズにとって何がベストなのかを考えることができました。頭をめぐらせてみたことで、この物語をあとどのくらい続けるべきかについての良いアイディアを思いつくことができました」と明かし、新型コロナウイルスによる自粛期間を使って、シリーズの構想に費やす時間が増えたと語った。

また、ロスは「同じことを何度も繰り返すのではなく、それぞれのシーズンを違った風にしたいと思っています」とも語っており、シーズン4ではさらに物語に変化があることを示唆した。

画像2: クリエイターのダファー兄弟が新シーズンに言及

シーズン4については先日、『エージェント・オブ・シールド』のイーノック役でおなじみのジョエル・ストファーが新たに出演することも明らかになったばかり。今年2月に公開された予告編から、極寒のロシア・カムチャツカ半島が舞台の1つになることは明らかになっているものの、それ以上の詳細は明らかになっていない。シーズン3の最終話では、ミリー・ボビー・ブラウン演じるイレブンがホーキンスの街を出ていく様子も描かれたことから、新シーズンではさらなる大きな展開が待ち受けていると見られている。(フロントロウ編集部)

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