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学校と習い事でパニック!? 忙しい子どもの“忘れ物”を減らす工夫

  • 2015.5.6
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【ママからのご相談】

週に3回程度パートで働いている30代の主婦です。小学生の息子が塾とピアノ教室に通っているのですが、忘れ物が多く悩んでいます。 塾の先生からも、「筆箱を忘れたり、筆箱の中身が空っぽだったりすることがある」と言われました。

また、「塾のカバンに楽譜が入っていてリュックがいつも重そうですね」と言われたこともあります。前の日に準備をするように声掛けはしているのですが、なかなかうまくいきません。

●A. 子どもの忘れ物は、工夫次第で減らすことができます。

こんにちは。整理収納アドバイザーの澤田真美子です。

2006年に実施されたgooリサーチと読売新聞社による共同調査の結果によると、3歳〜中学生の子どもがいる家庭の4分の3が、子どもに習い事をさせているそうです。そんな学校と習い事の両立で忙しい現代の子どもの忘れ物を減らすには、“忘れ物をしにくい工夫”が必要です。

●出かける直前の準備は忘れ物をしやすい

筆箱は、学校でも塾でも必ず使う物ですね。ランドセルから筆箱を出し、塾のカバンに入れ替えるという作業は、お子さんがうっかり忘れてしまうことがあるかもしれません。また、1日学校で勉強してきているわけですから鉛筆も丸まっているでしょうし、もしかしたら消しゴムがなくなってしまっているかもしれません。

出かける直前にランドセルから筆箱を出して鉛筆を削り、中身をチェックして塾のカバンに入れるというのは小学生では少し難しいかもしれませんね。

●忘れ物をしない工夫

まず、塾用の筆箱を用意してあげてください。塾用の筆箱を用意してあげることで、ランドセルから塾のカバンに筆箱を入れ替える作業自体がなくなりますので、入れ忘れを防ぐことができます。

また、塾がある前日の夜は学校の時間割をそろえると同時に、塾の用意もするようにしましょう。出かける間際に準備をすると、あわててしまい忘れ物をする可能性が高まります。前の日のうちに余裕をもって筆箱の中身をチェックしましょう。

また、筆箱と同様にカバンも塾用とピアノ教室用とで分けてあげるという方法はいかがでしょうか。塾に行くときはこのカバン、ピアノ教室に行くときはこのカバンと決めてあげると、カバンに入れっぱなしにしていてもいいものを入れ替える必要がなくなります。

低学年のお子さんには、“塾に持っていくものリスト”“ピアノ教室に持っていくものリスト”などチェックリストを作ってあげるのもおすすめです。

【参考リンク】

・子どもの習い事に関する調査 | NTTコム リサーチ(NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション)

●ライター/澤田真美子(整理収納アドバイザー)

「楽しみながらできるお片付け」はもちろんのこと、パソコンやスマートフォンを活用して、お片づけの効率化をはかります。また、小学校教員の経験をもとに、子どもたちも楽しく、わかりやすいお片づけのコツをお伝えしています。

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